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リンパ液の振動と基底膜の関係について
- 学校の生物の授業で、リンパ液の振動が鼓室階の基底膜に伝わり、高い音と低い音を振動させることを学びました。
- しかし、リンパ液の振動そのものはどこに行くのでしょうか?特に正円窓について詳しく知りたいです。
- 検索しても詳しい説明が見つからず、正円窓の役割についてはまだ分かりません。
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生物は苦手の爺さんですが。 地震計とか電子機器の増幅装置とかの理論からの,応用的推論でお答えします。 『基底膜を振動させたリンパ液の振動は、その後』,『前庭階のリンパ液を振動』・・・ 前庭階で聴細胞に伝わった時点,または聴神経に伝わった時点で,制震機能が働いて,リンパ液の振動は止まります。 そうでないと,液の振動が止まらないため何時までも音が聞こえ続けて, 耐えがたい耳鳴りになって仕舞います。 生体の複雑な機能には未解明な部分や,理解しがたい生理現象が多いと思いますが, 何らかの経路で『制震機能』が働いているとしか理解出来ません。 機械式地震計では,振動子(鉄製振り子)を永久磁石の磁界内に置き,振り子の運動をペン記録させるように設計されていました。永久磁石がダンパー(制震機能)として働きます。 今日の地震計は,『電磁式地震計』が主流です。振動子を永久磁石磁界内のコイルに置き換え,コイルに流れる電流の大きさと,大きさ等しく方向反対の電流を発生する装置を組み合わせて,反対方向に流れる電流を測定・記録することで,制震機能と地震記録を同時に獲得しています。 これ以上説明してもご理解頂けるかどうか,深い説明は困難ですし,意とするところ,参考にして下さい。
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- kamobedanjoh
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制震とは、振動を急速に減衰させるという意味で、ご理解通りです。 自由振り子は長く振れ続きます。振動を止める力は空気抵抗と支点の摩擦力です。 自然の摩擦や抵抗の他に、人為的に加える抵抗力を『制動』と言い、車のブレーキなどにも応用されています。 振り子の制震の場合は、振れ幅ゼロの位置で静止するまでの振動回数、 またはその時間で『制震度合い』の目安とします。 振れ戻って行き過ぎる動作を、オーバーシュートと言います。 オーバーシュート1回で停止する程度が、理想的な制震度とされる場合が多いようです。
お礼
専門的でお詳しいですね。ありがとうございます。
お礼
ご丁寧なご説明ありがとうございます。減衰していくと考えればよろしいんですね??ありがとうございました。