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死刑廃止論者の方へ
アルジェリアでテロリストや人質が多数殺害されましたが、もしテロリストだけを殺害できるとしたら、そのような作戦を支持しますか?
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- btys1944
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今回の事件をずっと最初から観ていましたが、発生から1日しかおかずに軍が行動したというのは、 何が何でもテロリストの壊滅が優先だったのでしょう。 早すぎる軍の介入に、欧米からも非難の声が上がり、オバマでさえ”まさか…”と絶句したそうです。 でも、単一民族で厳しい宗教観もなく、過激なデモすらない平和な日本人には、測り知れない思想・宗教・現実社会が欧米には 横たわっております。 特に列強国の影響下にある後進国は、モロにその反動がある訳です。 今回の事件でも、一応不満のポーズをとったが、欧州では黙認していた感があります。 フランスでも、人質がいたにも関わらず直ぐさま0と発表したのは、人質優先よりテロリストの壊滅を望んだ結果ではなかったかと推測しています。 日本人のように”人命は地球より重し”などと言って、テロリストの要求を受け入れて思うがままにさせる国は、余りないのではないでしょうか。 世界で起こったテロ事件でも、大抵の国は人質を憂慮しながらも強行突破しています。 特に政局不安で軍部の強い国ほど、その傾向が強く、何人かはテロリストに殺害されたのでしょうが、ほとんどは軍の攻撃で死亡したのだと思います。 勿論、欧米にさえ関与させない軍の行動でしたので、我々は大本営発表しか知らず真相は闇の中に葬られることでしょう。 犠牲者は本当にお気の毒でしたし、優秀な技術者の損失は国にとって大きな痛手です。 アラブ圏における開発は、資源のない日本には大変魅力ある土地ですが、大使館員も極端に少なく、情報も収集できません。 しかも、欧米とは違い、かの国が敵から攻撃を受けても日本に頼る権益は一利もないことを考えたら、いくら総理が人質優先を訴えても馬の耳に念仏なんでしょうね。 これを教訓に日本人が開発協力をする国には、政府は事後対策に走り回るのではなく、それだけ当事国との密接な関係を築き情報収取にたけた用意と、独力で企業を守れる対策を練らなければ、同じことが繰り返されることでしょう。 日本が利益のために出かけているが、彼らは命を懸けて主義主張のために戦っている違いがそこにあります。 ですから、あれだけの人数の人質を取られた中での、テロリストだけの殺害方法はなかったと思います。
>では今回その人質を大量に殺害したのはだれですか。 調査が進んでからの話ですね。それとも既に情報をお持ちですか? 日本政府もまだ知らない情報となりますが。
テロリストが人に危害を加えようとするときに殺害するのは、たとえ危害を加えられようとしている当人以外が行っても、正当防衛の延長ですが? それとも、無害なテロリスト(ちょっと意味不明ですが、そういうことのようなので)を殺害することの是非ですか?
お礼
>人に危害を加えようとするときに殺害するのは 人質に危害を加えようとしていたということですか?では今回その人質を大量に殺害したのはだれですか。正当防衛の延長というなら、少なくとも人質を救出する意図がなければおかしいでしょう。
- anachronism
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死刑廃止論者ではありませんが、テロリストを殺害することと死刑を容認しないこととは、矛盾するとは思えません。理由は、テロリストを殺害することでは人質の命を救える可能性が生まれますが、死刑により助かる命があるとは考えにくいからです。 前者のケースは「緊急避難」と言われるもので、真に他の選択肢がない場合にのみ認められる考え方です。ですので、話し合いの余地がある場合や、殺害せずに拘束する手段がある場合はもちろん認められません。ましてや、テロリストを殺害するために人質の命を犠牲にするようなことがあるなら、本末転倒なわけです。今回の事件は、この点で議論の余地がありますから、逆に死刑を肯定する人にも非難する人はいるでしょう。こういう極限状態での命の選択というのは、評価は難しいですが、基本の考え方はそれほど難しいものではありません。単純に、人質を救うことと、テロリストを殺害せずに拘束できる「可能性」をどう評価するかで結論が変わるわけです。 一方、死刑では確実に人の命が失われる反面、救われる命があるとは考えにくいわけです。犯人を死刑にすることで被害者の命が戻るなら、誰も死刑に反対しないでしょう。ですが、残念ながらそうはいきません。 もちろん、犯罪の抑止効果という観点で救われる命があると考えることもできます。そういう理由で死刑を肯定する人も少なくないようです。ですが、反対派の人たちはその効果を疑問視しているわけで、これは単純な見解の相違であり、矛盾ではありません。 ですので、死刑を肯定する人がテロリストの殺害を非難してもおかしくないし、逆もあり得ます。
お礼
今回の件について言えば、被害者の方には大変申し訳ないけれども、テロリストを逃がすくらいなら多少巻き添えで犠牲がでるのもやむを得ないかなとは個人的には思っていました。 >今回の事件は、この点で議論の余地がありますから まさにこの点で、議論の余地どころではありません。人質をまったく救えなかったわけだから緊急避難でも正当防衛でもなんでもないんですから。 今回アルジェリアの作戦は初めから人質を救出する意図はまったくなく、やむを得ず巻き添えになったのでもなく、故意に人質もろとも虐殺したものです。このような作戦を支持しているイギリスやフランスに日本の死刑制度についてとやかく言われたくないという気持ちです。 死刑で救われる命はないという点ですが、抑止効果は別としても再犯による被害者は確実に救えます。出所後にまた殺人を犯し、「死刑にしておけばよかったのに」と言われたことが過去に何度もあったでしょう。絶対に釈放されない終身刑でもその目的は達せられますから、代替案にはなりうると思います。
- cherry77_
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「日本の常識、世界に通じず」ですね。 たぶん死刑廃止派は【テロと死刑は別だ】などとほざくことでしょう。 冤罪と死刑をゴチャゴチャにしているクセして都合悪いとすり替えるよ。
- 27club
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一応、死刑廃止論者です。一応というのは、絶対に有罪であると言えないからです。死刑にしてから無罪の証拠が見つかっても、元に戻せないという理由だけです。でも、動かし難い証拠があって、公開処刑にして欲しい人も居ますね、確かに。 しかし、戦争となったら別です。今回のアルジェリアのやり方は、指示出来る部分もあります。確かに、今回は犠牲者もありました。でも、これを許していたら、この様な事は、また、何度も起こるでしょう。それを考えると、さらに犠牲者が多くなる事でしょう。 多分、日本なら、テロリストの言いなりになるでしょう。そうすると、同じ様な事が繰り返されます。その損害の方が大きくなるのです。 しかし、アメリカが救出作戦をしたら、もっとスマートにやったとは思います。でも、あのまま膠着状態が続くと、また何処かで人質を取られる可能性もあり、せっぱ詰まっていた事もあるのでしょう。戦争と死刑は一緒にはならないです。 もう一つは、自信を持って死刑判決を出した裁判官が、処刑ボタンを押したらどうかと思います。そのために、法務大臣、死刑執行官が苦しんでいます。やはり、自分の手で、死刑を執行するという事は、誰しもいやなんですね。でも、彼らは、それに、自分の生活がかかっているから、やって居るのです。いやなら、辞めたら良いと言うだけの事ですけどね。 と言う事で、「テロリストだけを殺害できるとしたら、そのような作戦を支持しますか?」ですが、これは大いに支持します。たとえ、少々の犠牲でも、支持します。 しかし、今回のテロリストが政府を転覆して政権を握ったら、今度は、現アルジェリア政府がテロリストになるので、ここを、どう考えるかですね。
お礼
>絶対に有罪であると言えないからです。死刑にしてから無罪の証拠が見つかっても、元に戻せないという理由だけです 冤罪の可能性と死刑とは無関係です。死刑であってもなくても、冤罪はあってはならないことです。 元に戻せないのは死刑の場合だけではありません。何十年も牢獄につながれた末に獄死した後、冤罪が判明したとして、元に戻せますか?「死刑にしなくて良かった」などと言えますか?若いころから服役して80歳になったときに再審無罪を勝ち取っていくばくかの国賠をもらって、「よかったよかった、これで晴れて無罪ですからすっかり元通りです」と言えるんですか?
何となくこの質問の意味は分かるかな(笑 つまり、大雑把に言えば、死刑であろうと作戦であろうと、同じ「人が人を殺す」と言う意味をどう捉えているのか? と言う事を聞きたいのではないかな? 自分は死刑反対論者ではないから、回答にはならないだろうけど、確かに、こう言った死刑問題の話になれば「人が人を裁く(殺す)など許されない」とか「野蛮な国に存在しかない刑罰だ」「死刑を支持する者も殺人者だ」など、いかにもと言ったような回答が多く見られるからね。 まぁ、どちらも「人が人の命を奪う」事に関しては同じだろうとは思うけどね。 そう思うのは、先にも言った通り、自分が死刑制度に反対していないって要素が多く含まれる事が原因であって、死刑廃止論者にしてみれば、やはり違うものがあるのだろうとも思う。 その違いとは、他の方も言っている通り、「法」とか「緊急性」とか色々あるとは思うけど、自分の足りない頭で考えて見た結果、本当に単純に言えば「それで助かる者がいるのかいないのか」と言う事ではないだろうか。 死刑であれば、すでに被害者が出てしまっている後で、更に「新たな命を奪う」と言う事になる訳だが、テロであれば、それによって「助かる命が実際にあるかも知れない」という事になる訳だ。 「救える命」の着眼点が違えば、やはりどこかで矛盾は生まれてきてしまうだろうし、だからといって、それが単純に間違いと言う事にもならんだろうとも思う。 ま、あくまで自分の個人的な考えであって、やはり死刑反対論者の人にすれば、違うのかも知れないが、取り合えず一つの参考程度として。
お礼
>死刑であろうと作戦であろうと、同じ「人が人を殺す」と言う意味をどう捉えているのか? そうですよ。「死刑があるから野蛮で遅れた国」であるかのように言われるが、それよりも人質もろとも爆殺するほうがよほど野蛮だろうと言ってるんです。 死刑の適用は限定的ですし、判決は法律に基づいて裁判で下されます。裁判も行わずに虐殺するほうがより良い解決法っておかしいでしょう。 死刑の方法についても「残虐だ」とか難癖つけてくるのがいますが、それじゃあ爆弾で吹っ飛ばすのは残虐じゃないんですか?と言いたい。
- love_pet2
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#3です。 >ですから人質に被害がなかったら今回のようなやり方はOKですか? 仕方ないでしょうね。つまり、結局はOKということになりますが、テロリストは生け捕りにできれば生け捕りにする方がベターです。 でも、私は死刑は今の日本では必要悪であり、行く行くは日本もヨーロッパのように成熟社会になって廃止に向かうのが理想だと思います。 私も以前は死刑賛成派でしたが、死刑問題について色々考えているうちに反対の方向に傾いてきました。 先ず、死刑は司法による代理復讐ではないと思うんです。死刑賛成派の人はよく遺族感情を持ち出しますが そんなの死刑擁護のための詭弁であって本当は遺族感情のことなんか二の次ですよ。詳しく説明すると非常に長くなるんですが、被害者遺族は愛する人を失ったら 先ず犯人に対する憎しみよりも 愛する人を失った悲しみが先行するはずです。そして、心ない取材攻撃で 遺族の感情を逆なでして 犯人に対する憎しみをいたずらに増長させているのは他でもないマスメディアです。そして 死刑賛成者の多くは 犯人に対する怒りや憤りは覚えることはあっても 被害者遺族の悲しみや苦悩なんかこれっぽちも理解していないことが多いです。ただ、第3者の立場で悪者が死刑になることが勧善懲悪的でスッキリなる程度の認識しかないはずですよ。 私にも娘がおりますが、想像したくはありませんが、もし変質者に殺されたら... マスコミを呼んで 世間の同情を集めたいとは思いません。むしろ、取材は断固お断りし そっとしてほしいです。私の娘はまだ幼稚園児ですが、悪魔の絵を描いても 可愛い絵になるんですよ。極道で組長を殺された若頭なら 真っ先に返り討ちも覚悟で組長の仇を取ろうと思うでしょう。そして、それこそが極道社会では一番の弔いになると思います。 でも、純真な私の娘が果たして天国から犯人への仇打ちを望むでしょうか。
お礼
ヨーロッパだっていろいろだし、一概に成熟社会などとは言えないと思いますよ。殺人犯を発見したら直ちに射殺すれば死刑も廃止できるし、裁判や拘置のための手間や費用も大幅に削減できますね。
- key00001
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刑罰の話しじゃないので、死刑廃止論者に聞くこと自体がナンセンスで、死刑廃止論者から答えを得ても、余り意味は無いですよ。 「作戦は支持するが、死刑は支持しない」でも、何の矛盾も無いので。 一般的には正当防衛論で考えた方が判り易く、「たとえ自分は殺されても、相手を殺してはいけないか?」とか、もっと言えば「恋人や家族が殺されそうでも、相手を殺してはいけないか?」です。 これは、その加害者を捉えた場合の、司法的な刑罰である死刑と同列じゃないですよ。 被害者の人命救出が「出来る/出来ない」で、正反対の状況だから。 ブッダやキリストの様な宗教的観点の不殺生とか、トルストイやガンジーの様な非暴力主義など、強い思想や信念によってのみ、「それでもダメ!」と言う立場の人が存在するでしょうけど・・。 概ねは、正当防衛は容認じゃないですかね? それでも「作戦を支持しない」なんて言う人は、想像力が欠落している様に思います。 人質を、自分や家族と置き換えられないワケだから。 まあ死刑廃止論者の中にも、そう言う想像力が欠落した人も存在しますけどね・・。
お礼
回答ありがとうございます。 >「作戦は支持するが、死刑は支持しない」でも、何の矛盾も無いので。 矛盾はありますよ。アルジェリアも事実上の死刑廃止国ですし、今回の作戦を評価しているフランスやイギリスなどはあらゆる犯罪に対して死刑を廃止しています。どんなに残虐な大量殺人鬼でも、裁判にかけられれば死刑にはなりません。ところがテロリストは裁判もなしに問答無用で爆殺されます。もちろん正当防衛や緊急避難の目的があればテロリストを逮捕せずに殺害することもやむを得ないでしょうが、今回はそれには該当しません。 フランスなどはマリを空爆してるんですよ。「死刑は廃止するが空爆で大量虐殺はします」ということが矛盾しないと言う論理が理解できません。「どんな理由があろうと人が人を殺すことは許されない」という綺麗ごとを多くの死刑廃止国では言っていたと思いますが。 念のため言っておきますが、私は死刑は当然存置すべきだし、テロリストや立て籠もり犯などは人質救出のためなら射殺もやむなしと思っています。テロリストを逃がせば、後々さらにテロが繰り返されることは必至だからです。
- love_pet2
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緊急性の問題ですね。 つまり、正当防衛の延長線ですね。 罪のない一般市民の命を守るためにテロリストの殺害はやむを得ない。 しかし、死刑には緊急性も全くないし、死刑にしたところで殺された人は蘇らない。 大雑把に言えば、できるだけ犠牲者を少なくするという考え方です。 でも、今回の事件はテロリストよりも犠牲になった人質の方が多いので大問題です。
お礼
回答ありがとうございます。 >今回の事件はテロリストよりも犠牲になった人質の方が多いので大問題です。 ですから人質に被害がなかったら今回のようなやり方はOKですか?とお聞きしてるんです。
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お礼
死刑廃止論の根拠のひとつは「加害者にも人権がある」というものです。またいかなる理由があっても人が人を殺すことは許されないとも言われます。イギリスやフランスもそれで死刑を廃止したくせにテロリストには人権はないということでしょうか。そればかりか今回は人質の人権さえも踏みにじられました。このような国々が図々しくも「自分たちは死刑を廃止したから人権を重んじる民主的な国家だ」というような顔をしていることは片腹痛いと言わざるを得ません。 また、死刑によって救われる命はないという意見もありましたが、そもそもそんなものが必要でしょうか? 犯した罪に対する罰としての死刑であって、誰かを救うためのものではありません。人のお金を盗んで何年かの懲役刑に処せられますが、犯人が刑務所に入ったからと言って誰かが救われるんでしょうか。犯した罪に対してそれなりの罰を受けるのは当然のことです。「「取り返しのつかないことをした」とよくいわれますが、まさに懲役刑ぐらいではとても見合わないので命を以って償うしかないのです。それでもまだ取り返しはつかないのですから。 質問に対してまともな回答がほとんどありませんので、申し訳ありませんがベストアンサーはなしといたします。回答していただいた皆さん、ありがとうございました。