江戸時代以前で、日本の文化や技術その他何でもよいですが、中国や朝鮮が導入したものは、以下のものがあります。
1.日本刀(物)
2.日本剣術(日本刀操法)(技術)
3.剣術流派の「影流」(文化)
さくと説明。
1.日本刀(物)
1-1.日本刀は世界一優れた刀剣だからです。
1-2.元寇の時(明・朝鮮)も汎用兵器「日本刀」に負けました。その他いくども日本に対して、支那・朝鮮は負けています。
1-3.初期倭寇は日本人侍ですが、中期倭寇・後期倭寇は支那人・朝鮮人が支那・朝鮮を荒らしまくっていましたが、ひとえにそれは「日本刀の高度な性能」によるものです。
以上から支那の王朝は日本刀を大量に輸入していました。
おかげで日本は、山砂鉄を採りまくり、雑木林の再生速度が間に合わず、山砂鉄の原産地である中国山脈ははげ山だらけになって、禿山に最初に生えてくる木である松ばかりになりました。
2.日本剣術(日本刀操法)(技術)
1-2のとおり支那・朝鮮は負けに負け続けそのあまりの大敗ぶりに、支那は「かを知り己を知らば百戦危うからず。」と情報分析し、日本刀とその扱い方、つまり日本剣術を取り入れることにしました。
3.剣術流派の「影流」(文化)
2にあたって支那は最も優れた「流派」(日本語)を研究し、「最も優れたるは影流である。」と判断し、影流の教えを愛洲移香斎久忠様に請い、影流の目録を允可されました。影流目録允可は「柳生新陰流と同等の情報レベル」です。
支那はこれを以って「苗刀兵科」を設立しました。
苗刀=日本刀
「柳生新陰流と同等の情報レベル」とは、
外に漏らしても本体「影流」が負けることがなく、
かつ他流に対しては勝ちをうるという丁度良いレベルです。
影流は今でいう情報機関でもありましたので。
「情報」の扱いは厳密で正確で巧妙で、非常に現代的です。
柳生はガセをつかまされたのではなく、正真正銘天下不配の剣「新陰流」を授けられたのです。まあ、「影流」には勝てない仕様ですが。
なぜならば、影流四代目免許皆伝徳川家康様が天下を太平にするために、
柳生の里の者どもとその一門を「すっぱ」(情報を盗んでくる忍者のスパイ)として
各藩に「将軍家指南役」の名目で派遣して諜報に使うためです。
これは、柳生但馬守宗矩の魂胆が素直な心ではなく、忍びの魂胆あって忍の里の柳生の里の長者として、天下不敗の剣を欲したから、忍びの者にふさわしい剣術「柳生新陰流」を授けたのです。
「影流」はこれに合わせて「新影流」と表向き名乗りますが、「影」の字と「陰」の字が違います。国語では「かげ」で「呼ばはり」は同じですので判断がつきませんが、「影流内部」では光るという意味の「影」(風景の景などにみられますね。)を用い、影流が必ず勝てる「柳生新陰流」には「陰」(陰気ななどの意味ですね。陰陽思想上でもおなじ「かげ」でも自分たち「影流一門」には「陽」を用い、「柳生の里」、「柳生新陰流」、「柳生一門」には「陰」を与えたわけです。)を授けています。
と同時に、情報将校(の親方)でもあった、愛洲移香斎久忠様以下影流一門は、情報将校(四代徳川家康様も情報将校です。)でもありました。しかし、愛洲移香斎久忠様は柳生と柳生新陰流一門には一切「情報の扱い方」を教えませんでした。
影流より「弱いこと」と、「情報を知らぬ」ため、柳生新陰流一門は各藩ですっぱと「バレて」さくさく「斬殺され」て「病死」と幕府に届け出られました。
諸大名・諸藩は「新當流」を「幕府御用剣術」として大名・諸公がそっせんしてならっていたからです。つまり、「諸大名・諸藩」の「侍」の「新當流」が、「すっぱ」の「柳生」の「柳生新陰流」を打ち破るのは当たり前です。
それから、流派名は、秘匿度が高い順でこうなっています。
どの流派名を名乗り、あるいはどの流派名から名をとっているか、どの流派名を意識しているかで、その流派のレベルが解ります。
八百万の神々に畏れ多いので「神道流」改め「新當流」>「影流」>「新影流」>天下一の剣の壁>「新陰流」>「柳生新陰流」>「その他の「剣術」流派」
なぜ、「その他の「剣術」流派」なのか?
1.新當流こと影流は、武芸十八般と情報をそろえた兵法だからです。
2.「剣術」に焦点を当てて体系だて、表に出したのが、新當流=影流だからです。
それまでは「神道流」といって、神に供える舞いであり、秘剣でした。
まあ、つまり、他の剣術流派は、どのみち新當流=影流を真似て(意識して反発するのもそらすのも真似るに入ります。)始まったものなのですが。
まあ、まだまだありますが、朝早くもう夕御飯ができすぐ眠りますのでこれにて失礼いたします。
お礼
ご回答ありがとうございます。 初めて聞く話で大変参考になりました。 基礎知識がないので少ししか理解できませんが、刀そのものだけではなく、“日本剣術”という武術(思想を含む)が中国に取り入れられたということで、私の質問の核心に迫る回答なので嬉しいです。