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仮主語"it"の意味

JapanTimesDigestに次のような英文がありました。 この英文中の"overshadow"の主語は何になるのでしょうか。 ※自分でも以下の通り考えたのですが、納得できる答えにたどり着けませんでした。 <英文> Analysts said that until the final deal is struck on the tieup, it will not only remain unclear when and how much cash the ailing manufacturer can raise, but also overshadow the outlook of Sharp being granted hundreds of billions of yen in additional loans from its main creditor banks to reduce its massive debt burden. <JapanTimesDigestに記載の和訳> アナリストらによれば、資本提携に関する最終合意がないかぎり、病めるシャープがいつ、どれだけの現金を手にできるか不透明だ。それだけではなく、同社が莫大な債務を削減するために期待している主力取引銀行から数千億円の追加融資も怪しくなってくる。 <考えたこと> (1)"it will not only remain ... but also overshadow ..."という"not only ... but also ..."の構文だと思います。 そうすると、"it will ... overshadow"と考えることになるため、"overshadow"の主語は"it"のようにも思われます。 そこで、この"it"の意味を考えます。"remain"の主語としての"it"は仮主語であり、この"it"が指すのは"when and how much cash ... raise"だと思います。 しかし、"it"をこの意味と考えると、"it will ... overshadow ..."という文の意味がよくわからなくなります。 (2)和訳をみると、"overshadow"の主語は、資本提携に関する最終合意がないこと、のようです。 remain"の主語としての"it"と、"overshadow"の主語としての"it"とが別のものを差せる、というのでしたら、和文の解釈も納得できます。 しかし、同じ"it"が2つの意味を持てるのか疑問です。

みんなの回答

noname#202629
noname#202629
回答No.3

>(1)"it will not only remain ... but also overshadow ..."という"not only ... but also ..."の構文だと思います。 正しい解釈です。 >そうすると、"it will ... overshadow"と考えることになるため、"overshadow"の主語は"it"のようにも思われます。 overshadowの主語はitであるために貴兄の解釈が正しいです。 >そこで、この"it"の意味を考えます。"remain"の主語としての"it"は仮主語であり、この"it"が指すのは"when and how much cash ... raise"だと思います。 とまず、仮定をしてみる。正しい考え方です。 >しかし、"it"をこの意味と考えると、"it will ... overshadow ..."という文の意味がよくわからなくなります。 その通りですね。 故に、itはWhen/how much節の仮主語ではないと判断をするのです。 ならば、itは文中ですでに示された、主語・名詞・名詞句の代名詞として使われているであろうと仮定をする。 ー 質問文のように、書手が従属節を文頭に置いた場合に、その従属節の名詞または名詞句を主節の主語として代名詞で示せるか? 文法書は示してかまわないとしている。 ー 従属節をみればitになり得る名詞は下記の単語になる。 主語として final deal 単数名詞として the tieup 一般的な文法解釈は、前文に2つ単数名詞があれば、itは主語を示し、this/thatが最後に出てくる単数名詞をししめす。 故に、final dealがitの代名詞になるであろうと推測をする。 it will not only remain unclear when and how much cash the ailing manufacturer can raise, but also overshadow the outlook of Sharp being granted hundreds of billions of yen in additional loans from its main creditor banks to reduce its massive debt burden. ↓ The fianal deal will remain unclear when and how much the ailing manufacturer can raise, the fianl deal will overshadow the outlook of Sharp being granted hundereds of billions of yen in additional loans from .... の2文をnot only but alsoで繋いだ構文となる。前者に関して意味が不明と言うことはないと思う。後者はfinal dealが上手くいかなかった場合を想定した話になる話と捉えても良いだろうし、たとえ上手く運んだとしても、日本の銀行は新会社のメインバンクとして融資を続けるかに関しては暗雲が漂うであろうとも受け取れる。

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回答No.2

普通の代名詞の it も,形式主語の it も天気や時の it も同じものには違いありません。 ただ,それを共通主語として,形式主語としての役割を果たし,さらに別のものを表すということはあり得ません。 分詞でいう懸垂分詞みたいなもので,書いている途中で主語を見失ったんでしょうね。 ということで,正しい英文ではありません。 懸垂分詞はけっこう許容されますが,これはどうなんでしょう。 いかにも Japan Times に出てそうな英文です。

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  • sporespore
  • ベストアンサー率30% (430/1408)
回答No.1

あなたの分析通りです。itは2つにかかっています。 英語には主語が必要です。It is raining.のitも主語ですがこれといった意味を持ちません。所謂代名詞です。今回の場合も同じです。

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