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陶器のヒビ。

陶器のヒビって、底のほうで止まることが多い。 底の方には、縮む力が働いていると想像できますが、 なぜ、そんな力が働いているんですか?

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回答No.2

陶器の焼く前はやわらかい土です。 それを何十時間も千度近くで焼きます。その時の陶器は、熱く膨張している状態で安定し硬くなります。 外に出すと、冷えますから陶器には上も下も縮こまる方向へ力が働きます。ということで、陶器は、全体にヒビが入りにくい応力分布になっています。下側は底があったり、厚いので縮こまろうとする力が強いです。 ヒビは落としたりした時に入ります。お椀などを考えると大体が上側にヒビです。それは上側が変形し易いからです。下側は底がありますので変形しにくく、ヒビが入りにくい。そして、上から入ってきたヒビも、底のほうは縮こまる力が強いのでヒビが広がるのを防いでいます。

その他の回答 (1)

  • sporespore
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回答No.1

応力の方向が違うためです。上の部分は左右への応力が働きますが、底では厚さもあるし力の方向が分散するような構造になっています。ただ、厚さによる影響が大きいと思います。

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