※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:有価証券報告書から大雑把に損益分岐点を出したいです)
有価証券報告書から損益分岐点を求める方法
このQ&Aのポイント
有価証券報告書のセグメント情報を利用して、特定の事業セグメントの損益分岐点を算出する方法について説明します。
固定費と変動費の特定には企業内部の詳細な情報が必要ですが、2年分の損益計算書を使用することで、費用全体を変動費と固定費に分けることができます。
具体的な手順としては、総費用を売上高と営業利益から求め、2年分の数値を利用して連立方程式を解くことで変動費率と固定費を求めます。
有価証券報告書から大雑把に損益分岐点を出したいです
私の質問以前に同じような質問をしていた方がおり、とても綺麗な回答を頂いていました。
★以前の質問の内容を下に書きます。
↓
競合企業や取引先企業の損益分岐点を算出したいのですが、
企業全般でなく、特定の事業セグメントについて行いたいです。
それにあたり、
○固定費と変動費の特定(推察)が必要になるかと思いますが、どのような方法を取ればよろしいでしょうか?
有価証券報告書では、セグメント情報としてその事業の「売上高」、「営業費用」、「資本的支出」、「営業利益」あたりまでは開示されていることを見受けます。
・資本的支出は固定費と考えて良いものなのでしょうか?
・営業費用の中には、売上原価や販管費が含まれると思われますが、
これらの中で「変動費」と「固定費」を算出する方法はございますでしょうか?
・もしくは、全社の財務諸表を見て、それらから特定の事業セグメントの固定費や変動費を案分するといった方法はありますでしょうか?
・案分する場合は、売上をベースにしたらよいのでしょうか?それとも
営業利益をベースに考えたら良いのでしょうか?
質問項目が多そうですが、一番上の「特定事業セグメントにおける変動費と固定費の特定」のやり方をご教授いただきたいです。
お忙しいところ誠に恐縮ではございますが、よろしくお願いいたします。仕事で考えなければならず、少々急ぎで困っています。。。。
投稿日時 - 2010-02-17 15:00:49
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★これに対する回答を下に書きます
↓
個別の費用を変動費と固定費に分解するには企業内部の詳しい情報が必要です。
例えば、従業員の給与は、基本給は固定費ですが、残業をしてたくさん売った場合の残業手当は変動費になります。また、パートを雇って販売をするとこれも変動費になります。競合企業のこういった情報は入手不可能です。
そこで、個別の費用を分解することは断念して、2年分の損益計算書を使って、費用全体を変動費と固定費に分けます。
Yを総費用
Xを売上高
aを変動費率
bを固定費
とすると、変動費は aX となりますから、総費用Yは
Y=aX+b
となります。
Y=総費用=売上高ー営業利益
ですから、開示されている情報からXとYが得られます。
2年分の数値を使って連立方程式を作りこれを解くことで、変動費率 a と固定費 b を求めることができます。
この方法を実践したいものの、私は会計初心者なので、どのように行えば良いのか全くわかりません。
特に理解できないのは、この一文です
「2年分の損益計算書を使って、費用全体を変動費と固定費に分けます。」
具体的にどのように分けるのか、また、何故二年分の損益計算書を使用するのか、全く見当がつきません。変動費と固定費に、前年度の損益計算書のどこが対応するのかも理解できません。
もし理解できる方がいるならば、お手数ではありますが、ご教授お願いします。
お礼
大変解りやすいご説明をありがとうございました! 早速実践してみます!