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文法理解

 次の文の中の「おはいり」ということばは、実際には言ったのですか、言わなかったのですか。つまり、その後ろの「できなかった」にかかっているのでしょうか。よろしくお願いします。  少年は黙って少女の体に傘をさしかけてやった。少女は片一方の肩だけを傘に入れた。少年は濡れながらおはいりと、少女に身を寄せることが出来なかった。少女は自分も片手を傘の柄に持ち添えたいと思いながら、しかも傘のなかから逃げ出そうにばかりしていた。

質問者が選んだベストアンサー

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  • zephyrus
  • ベストアンサー率41% (181/433)
回答No.3

繊細ないい文章ですね。 「少年は濡れながらおはいりと、少女に身を寄せることが出来なかった。」 は、 「少年は少女に身を寄せることが出来なかった」 に、 「濡れながらおはいりと」が挿入された形になっています。 さらにこれは、 「濡れながら」と「おはいりと」に分解できると思います。 文意から 「少年は濡れながら」、「おはいりと(言って)少女に身を寄せることが出来なかった。」のです。 「おはいり」とも言えなかったし、「身を寄せること」も出来なかった。少年は濡れています。 以上のように理解しました。

jchen
質問者

お礼

ご回答はたいへん助かりました。ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • Hyoutan
  • ベストアンサー率25% (69/266)
回答No.2

No#1さんの意見に賛成ですが,これは国語の問題ですか?そうだとすると欠陥問題です. 「おはいりと、少女に身を寄せることが」は,文法というか理解不能の文です. 「逃げ出そうにばかりしていた。」も変です.

jchen
質問者

補足

「逃げ出そうにばかりしていた。」ではなくて「逃げ出しそうにばかりしていた。」です。間違って入力してしまって、どうも失礼しました。  川端さんの「雨傘」の中の場面なのです。  どうもありがとうございました。

  • 0shiete
  • ベストアンサー率30% (148/492)
回答No.1

言わなかったと思います。 「もし出来なかった」が 「少女に身を寄せることが」だけの述部なら、 「おはいりと」の「と」で接続しているところ がおかしいです。 「おはいりと」が「少女に身を寄せること」 にかかっていると思います。

jchen
質問者

お礼

教えていただきまして助かりました。ありがとうございました。

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