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昔の日本は貧しくても少子化にならなかった訳
晩婚化、少子化の理由は若い世代の所得が落ちているからとよく言われます。 しかし、戦前戦後の日本は今より貧しかったにも関わらず、なぜ子沢山だったんでしょうか?
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若い世代の所得が落ちているからではないと思います。 ざっくりとしたイメージですが生物学とかで使われる r戦略 k戦略というのがあります。 子孫を残すに一個体にそれほど投資しなくて数を増やすのがr戦略 数は少なくひとつに多く投資するのがk戦略 魚とかはr戦略、哺乳類とかK戦略かな (正式にはちがうかもしれないが) 乳幼児の死亡率を見てみましょう。 更生労働省 図7 乳児死亡数及び乳児死亡率の年次推移 -昭和30~平成18年- http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/gaikoku07/05.html 戦前の資料はないですがこれより高いと思います。つまり先進国になることや医学の進歩(抗生物質など)で子供が死ななくなっています。 つまり多く育てて万が一子供が死亡しても他の子が残るという戦略をとる必要がなくなったということです。 もうひとつの要因として先進国になると教育に投資が必要になり1人当たり多くのお金が必要になるということです。 文部科学省 大学・短期大学等の入学者数及び進学率の推移 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/gijiroku/03090201/003/002.pdf 戦前は数%程度で限られた人が大学に行っていましたが、最近は大学進学で40%以上短大や専門学校を入れると70%以上です。義務教育の基本は無料でも教科書や塾は有料です。高校は最近実質無料でも100%に近い進学率では厳しいものがあると思います。 結論として先進国になったことが少子化になった原因と思われます。
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- 雪中庵(@psytex)
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・貧しい方が、他に楽しみがないので、子だくさんだとは言われます。 ・豊かになって、他に楽しみが多くなっただけでなく、夜遅くまで仕事 したり、精神的ストレスがたまったりして、その気が失せるのも事実。 ・高度経済成長において核家族化し、世代間の文化的伝承が うまくいかず、性的なものに疎くなったり、お見合いなどの伝統的 婚姻システムがなくなったのも大きい。
お礼
助かりました。回答ありがとうございます。とても勉強になりました。
- electron11
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経済成長で豊かになった為です 先進国病とも言います 金持ちは昔から少子化です 先進国は皆少子化で イギリス、フランス、ドイツ、イタリア等 最近はノルウェーも 生活が豊かになると子育てに時間を費やすよりレジャーや美味しい食事&旅行等に使いたくなるのでしょう 未婚者でも結婚を急ぐより好きな事に時間を使いたくなるのです 結果晩婚化となるのです フランスは50年前に少子化対策に子供手当てを大幅に増額しましたが 効果があがらず外国人労働者を増やして労働人口を確保したのです イギリス等も同様です だから先進国では外国人が多いのです フランスの外国人は一割を占めるそうです 日本も最近になって先進国の仲間入りしたので同様に労働人口の確保が必要と言われて久しいです でも積極的ではありませんでしたが大分増えましたね?近所にもフィリッピン人の奥様がおります アメリカは不法移民が労働人口を支えているのです 外国人労働者が増える原因には もう一つ理由があります 豊かになると3k仕事を嫌がるので外国人が肩代わりしているのです 就職難と言いますが実は3k仕事を嫌がるからなのです 選ばなければ就職出来るのです ですから子供手当てを増やしても それなりの効果はあっても大きな期待は出来ません 少子化は贅沢病の結果なのです 貧乏国、貧乏県ほど出生率が高いのです 所得は関係ありません 先進国特有の病気なのです だから貧乏国に転落すれば自動的に解消します 転落して欲しくはありませんがなりそうな気配がします。
お礼
回答頂いて、解決の糸口が見つかりました。ありがたいです!やっぱり聞いてみるもんですね。スッキリしました(-^〇^-)ありがとうです
- ueda21
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>教育にお金をかけて優秀な子供を育てようと頑張った割りには、日本経済は衰退の一途をたどってるのは何故なんでしょうか? それは、偏差値45の子供を勉強させて50に引き上げることは比較的容易ですが70の人を75にするのは至難の業で今の日本は70のレベルの先進国にいるということです。 アメリカは移民大国でまだ新たに意欲的な人が増えていますが日本は移民が少なく先進国の少子化が直接出ているからでしょう。島国とか日本だけで使われる日本語なども閉鎖的で新たな人が入りにくい状況を増していると思います。(EUなどもアメリカほどではないですが移民がありますし陸続きで人の移動があります、そして言語の基本がある程度同じで習得しやすいとか子供のころに多くの言語に接しているのでマルチリンガルな人も意外と居ます) 悪いことばかりではなく治安がよいとかまじめに仕事に向き合うとかもあります。現代のグローバルで戦う経済環境では不利な面が多いという理解が良いと思います。
お礼
めちゃくちゃ助かりました。これでスッキリです!参考にします(^O^)色々な意見があるんですね!考えさせられました。
- dragon-man
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日本人の性欲が減退したからです。 男と女がセックスをしなくなったからです。 それ以外の理由はありません。 ましてや所得の問題などではありません。
お礼
私が思うにネットにエロ動画流しすぎなのも原因だと思います。
- key00001
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貧困が同程度でも、価値観の多様さに違いがあります。 たとえば、夜中に一人で部屋に籠って、PCのオンラインゲームに興じるとか、深夜営業のコンビニで立ち読みするなどと言う選択肢(価値観)は、戦前・戦後にはありません。 上記は物質文化的な面の価値観の多様化ですが、同様に、精神文化の面でも価値観が多様化しており、物質・精神を掛け算すれば、選択肢が少ない時代に比べると、何倍,何十倍と、選択肢が増えるワケです。 選択肢が少ない時代でも、価値観は5や10はあったと思いますが、現在はそれが100や数百となるわけですが、それは即ち、同じ様な価値観に出会いにくいとか、個々の価値観やライフスタイルがバラバラになって、個人主義化していくと言う方向性でもあります。 「オンラインゲームしませんか?」「私はSNS派です」 「ランチでも行きませんか?」「コンビニのバイトが夜のシフトなので、昼間は寝てます」 なんてコトになって行くワケですよ。 逆に、戦後の高度経済成長時代だと、夜には家に帰って、深夜0時頃にはテレビ放送も終わり、夫婦で床に就く・・と言うくらいしか、選択肢は無いワケですよ。 戦前になれば、テレビ放送さえありませんし、田舎だと電気さえありません。 因みに、ニューヨークで大停電が起きた際には、その後、子供が沢山生まれたそうです。
お礼
めちゃくちゃ勉強になりました(o^∀^o)質問して良かったです! 夜の過ごし方が多様化したのも一因って事ですね。
こんにちは。 昔の日本は女性の社会進出があまり出来ていなかった。 その変わり、近所の子供の面倒見が良かった。 現在は女性が社会進出し、近所付き合いも良くなく、 子供を預ける保育園の数が足りません。 ですから少子化が進んでいると思います。
お礼
なるほど!そういう見方もある訳ですね。考えさせられました(^w^) 環境も大事って訳ですね!
- rokometto
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経済成長著しく、将来に希望を持てたから。 子どもを育て上げた挙句就職難で仕事ができない現代に必死で育児しようなんて思わないから。
- Guan-Yu
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昔の貧しかった頃の日本では子供も労働力だったからです。 発展途上国では、家族が食べていく為に、子供が学校に行かず働いて生計を助けていたりします。 子供が多ければ多いほど親は家計が助かります。 例えば、長男は何時間もかけて川、若しくは共同の井戸に水汲みに行く。 次男と長女は、街で売る商材を家で作る。 三男、四男、次女は兄姉が作った商材を街に売りに行く。などなど、このような家族がごまんといます。 昔の日本や現在の発展途上国の人達は、将来の事より、今日1日をどう生き延びるかの方が重要なのです。
- kanakyu-
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「避妊方法の未発達」 書き忘れました。 裏返しに、中絶方法の未発達もあります。 今の日本は、少子化はしていても、中絶はすごく多いんですよ。 婚外子が社会的、法律的に不利になるという社会背景の影響が強いそうです。 フランスでは婚外子に法的差別はなく、PACS制度により少子化を脱したそうです。 戦前戦後よりも前の話かも知れませんが、 子どもが多すぎたら、口減らしのために「間引き」といって、 赤子を産んでから殺すということもあったそうです。 あと、若いうちに子作りしていたから、子どもも出来やすかったんでしょうね。 今みたいに30すぎの結婚で不妊のカップルとか少なかったのでは。 女性が仕事をするということがまだ珍しく、 奥さんも家業を手伝うなど働いてはいても、今のように外で働いてはいなかったので、 結婚したあと子づくりしやすい環境だったのではないかと思います。 今は、お金の面だけでなく、いろいろな意味で、子作りしやすい環境があまりないのだと思います。
- kanakyu-
- ベストアンサー率30% (1916/6194)
1人の子どもにかけるコスト(お金、手間)が、低かったんじゃないでしょうかね・・ あと核家族化や、 当時の平均寿命が短かったせいもあるのかも。 ・被服費(親戚兄弟近所の子どもの着回し) ・教育費(上の学校へ進学する人は少ない 読み書きできない人も多かった) ・食費(野菜を作る/近所とおすそわけ) ・子守りは大きい子に任せる ・祖父母が子育てや家事・家業に貢献 ・兄弟が多いのでしつけはちょっと乱暴でも手早く? ・跡継ぎの男子を確保するため ・初期の段階で妊娠を判定する事が難しかった ・中絶は犯罪でした(堕胎罪) いまは母体保護法(旧優生保護法)で例外的な扱いとして中絶はできますが、基本は変わっていません。 ・持ち家がない(家賃を払うという支出の増加) ・交通費(家で働く人が減った) ・物を長く使わない(大量生産大量消費)の文化に変わった ・昔から見れば、とても贅沢なくらしをしていて、それが普通になっている 昔は、もっと第一次産業従事者が多かったこととかも、関係しているのかも。 子どもも大事な働き手だったのでは。農家の子は今でもそうですし、兄弟も多めな気がします。 医療が発達していなかった分、小さい子どもが亡くなることはよくある事だったそうです。 今は一人っ子も多いですが、確実に家をついでもらうためには、 跡継ぎの男子を2人は確保しておきたい、みたいな感じだったのではないかな・・・と思います。
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お礼
回答ありがとうございました。すごく助かりました。参考にします 教育にお金をかけて優秀な子供を育てようと頑張った割りには、日本経済は衰退の一途をたどってるのは何故なんでしょうか?