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昔の日本は貧しくても少子化にならなかった訳

晩婚化、少子化の理由は若い世代の所得が落ちているからとよく言われます。 しかし、戦前戦後の日本は今より貧しかったにも関わらず、なぜ子沢山だったんでしょうか?

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  • ueda21
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回答No.12

若い世代の所得が落ちているからではないと思います。 ざっくりとしたイメージですが生物学とかで使われる r戦略 k戦略というのがあります。 子孫を残すに一個体にそれほど投資しなくて数を増やすのがr戦略 数は少なくひとつに多く投資するのがk戦略 魚とかはr戦略、哺乳類とかK戦略かな (正式にはちがうかもしれないが) 乳幼児の死亡率を見てみましょう。 更生労働省 図7 乳児死亡数及び乳児死亡率の年次推移 -昭和30~平成18年- http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/gaikoku07/05.html 戦前の資料はないですがこれより高いと思います。つまり先進国になることや医学の進歩(抗生物質など)で子供が死ななくなっています。 つまり多く育てて万が一子供が死亡しても他の子が残るという戦略をとる必要がなくなったということです。 もうひとつの要因として先進国になると教育に投資が必要になり1人当たり多くのお金が必要になるということです。 文部科学省 大学・短期大学等の入学者数及び進学率の推移 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/gijiroku/03090201/003/002.pdf 戦前は数%程度で限られた人が大学に行っていましたが、最近は大学進学で40%以上短大や専門学校を入れると70%以上です。義務教育の基本は無料でも教科書や塾は有料です。高校は最近実質無料でも100%に近い進学率では厳しいものがあると思います。 結論として先進国になったことが少子化になった原因と思われます。

ladybaby
質問者

お礼

回答ありがとうございました。すごく助かりました。参考にします 教育にお金をかけて優秀な子供を育てようと頑張った割りには、日本経済は衰退の一途をたどってるのは何故なんでしょうか?

その他の回答 (15)

  • toshipee
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回答No.5

 昔は「結婚しないとアオガキ」とされていたことが若者にも浸透していたから、わからなくても結婚できた、いやさせられたんだよね。結婚して思うが、子どもができたらできたで、生きていかなきゃならないからなんとかしようするんだわな。それを「自分の時間・金・趣味(・+女性は仕事)がなくなる」の本音を、「今の政治力では子供を作って生きてなんていけない」というマトモに考えたようで非常に曖昧な意見とも言えないマイナス思考を看板にして結婚しない、産まない。だから少子化になる。子どもだけ欲しかった女は、世間の風に負けて、差別を知るんだが、頭もないから反対団体行動もできない。  ただ、結婚したら父母のどちらかがしばらく子育てに専念しなきゃいけないことは明白なんだよね、生物学的にも。子オイムシはオスが子を背負う。  世間の目が薄くなったから、少子化になった。自由になったから、世間が我関せず冷たくなった。自由って冷たいんだよね。王政ってのも、上手くいってりゃ政治的にはすこぶる平和になる。ブータンがいい例だわな。  俺は、昭和がいい時代だったなと、仕事を始めた頃を思い返しても、すんごく思う。新人が訳わからずに失敗できて、先輩が処理してくれた。今の新人にも失敗させないようにマニュアルで自由=自己責任で処理する。若い子は俺たちみたいに失敗から学ばず、怒られはしないが実に合理的に冷たくて可哀想だなと思う。失敗を先輩が処理してあげる時間と義務がパソコン的に自由という建前によりできなくなった。  話が逸れてしまった。昔は、子だくさんで人生的に失敗しても、近所が助け合って生きていけたんだよ。醤油や米もなくなれば融通してくれた。今は…。俺も隣のヒトと会話するのは、一年に数回だな。

  • rikukoro2
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回答No.4

貧しい国家ほど基本出生率は上がります。 国民総所得(GNI)ランキング国別順位上位の国家は出生率は低く 逆に低い国ほど出生率は高いです。  単純にいうと、自己の命の危険性が高い生物ほど子供は多い。 逆に自己の命の危険性が低くなると子供は少なくなる。 日本や欧州ような先進国ほど子供は少ないし アフリカの貧しい国家は子供は多い なので戦後の日本は今より貧しから子沢山なのは当たり前

回答No.3

 答えは簡単、家族というものがまだ機能していたのです。  孫の世代がたくさんいても、祖父母が家で面倒を見、息子夫婦はそとでがむしゃらに働く。  だからたくさん子どもがいても、1人あたりの所得が低くても大丈夫です。  うちの父も6人兄弟です。  今はどうでしょう。  田舎の人間は長男でも大家族を捨てて都市に出て核家族となり、子どもを見てくれるべき祖父母は近くにいません。  保育所の費用は家計を圧迫し、所得が昔よりよくても間に合いません。  親と同居することをためらう風潮は強いです。  若者の所得云々より、昔からある家族というものが崩壊してしまったところに、問題の根があると思います。

回答No.2

>戦前戦後の日本は今より貧しかったにも関わらず、なぜ子沢山だったんでしょうか? 1.貧しい時代には糖尿病患者が少なく、殆どの男性が生殖可能であった。 2.貧しくて、コンドームなど避妊具を買う人が少なかった。

  • kantansi
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回答No.1

今では死語になりましたが「貧乏人の子だくさん」と言う言葉がありました。 貧乏で娯楽もないのでみんなせっせと子作りに励んでいた時代の言葉です。 その頃はほとんど産みっぱなしで、将来子供に高等教育を受けさせるなんてことも親は考えていませんでした。 その後高度成長を経て、日本人は豊かになり、いろいろな娯楽も増えました。 また、親たちは子供には出来るだけきれいな服を着せ、おいしいものをいっぱい食べさせ、高度な教育を受けさせ、立派な結婚式を挙げさせ、家も買ってやりたいと思うようになりました。 ところが所得が減り、そういう子育てが維持できないと思う若い人たちが増えたので、晩婚化・少子化になっているのです。 昔のように生みっぱなしでいいと思う人は、テレビの大家族番組に出て来るごく僅かの人たちだけになってしまいました。