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仏様の背景色
仏様の絵について、仏様の袈裟が白で、背景色が、群じょ色(深い青)に塗られているのは、どういう意味のテーマや目的があると思います?
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- moto_koukousei
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> 仏様の袈裟が白で、背景色が群青色に塗られている現在進行形の絵模様です。 完成したときには色が違うのかもしれません。 仏画で、背景色を群青色に塗ってあるようなものが多いとは思えませんが、背景を暗くして、尊像を浮き上がらせる意図で彩色することはあるかもしれません。 http://db.pref.tottori.jp/photograph.nsf/0/2AB5647E756DD7FD492576AB003EBAFC?OpenDocument 仏陀や菩薩を絵にする場合、通常、袈裟は装着させません。 http://tobifudo.jp/newmon/shugyo/uken.html 如来仏は、瞑想している状態で、納衣(のうえ)という布(法衣)を身にまといます。 菩薩は、天衣(てんね)=肩から腕に掛けられた薄い布、条帛(じょうはく)=たすき状に掛けた布、裳(も)=下半身にまく布をまといます。 各宗派の僧侶などは、袈裟をつけています。 http://www3.ocn.ne.jp/~h-kimm/kesa3.html http://www.hokkeshu.com/hyakkajiten/162_1.html 「法衣=袈裟」とするのであれば、白い納衣で描くこともあると思います。 (白衣観音のような場合) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E8%A1%A3%E8%A6%B3%E9%9F%B3 僧侶がつける袈裟を白で完成ということはないと思います。
- moto_koukousei
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No.1 fujic-1990さんの回答で満足されているようなので、取り立てて追加することではないですが、 仏様の絵で仏様の袈裟が、、、というのは、どのようなものでしょう。 普通、仏画に描かれている仏様(如来や菩薩など)では、そうした意匠のものはあまりないと思うのですが、、、 https://www.google.co.jp/search?q=%E4%BB%8F%E7%94%BB&hl=ja&client=firefox-a&hs=pBR&rls=org.mozilla:ja:official&channel=fflb&prmd=imvns&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=alOrUPbODsTTmAXZpoDoDw&ved=0CAoQ_AUoAQ&biw=1205&bih=614 https://www.google.co.jp/search?q=%E8%A2%88%E8%A3%9F&hl=ja&client=firefox-a&hs=S6Q&rls=org.mozilla:ja:official&channel=fflb&prmd=imvns&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=HVKrUPfwD-OfmQWX6ICABQ&ved=0CDEQsAQ&biw=1205&bih=614 http://tobifudo.jp/newmon/butugu/kesa/kesa.html
自然の中の実際の群青色をごらんになったことがお有りでしょうか。 よく晴れた日の、日が沈んだ直後の空です。 透明で深い群青色のなかに、きれいに白く光っている星が見えます。 由来は分かりませんが、感覚的にはそんなところにあるような気がします。 どちらも純粋であるといった感じです。 宇宙という法界と、それに対して謙虚である人の心の象徴 といった感じがします。
- fujic-1990
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仏像が着ているものは「三衣(さんね)」というのが原則で、これは初期の仏教徒が着ていた着物です。 当時は、染色技術が発達していなかったために、未染色。そのために白っぽかったのでは、と思います。 それがそのまま、仏像に受け継がれているのでしょう。 もう一つの考えかたは、下記の通り、古代インドの宝の1つである「玻璃(はり:水晶)」の色だということでしょう。 「これが○○経に書いてある話だ」という記事は見たことがありませんので、どちらで考えるのもOKかなと思います。 背景は、その色でなければならないという記載は見たことがありませんが、その色は「瑠璃(るり)」色でしょう。 瑠璃というのは、ラピスラズリのことで、玻璃(はり)とならぶ古代インドの宝石(七宝)の一つです。 弥勒菩薩のいる「兜率天」は瑠璃・玻璃に満ちた清浄世界のようですので、瑠璃色は高貴な色とされているのではないでしょうか。
お礼
成る程 とても分かり易い回答で納得できました。有り難うございます。 仏様の全体の絵が水晶に見えました。
補足
現在進行形の絵模様です