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コロイドの粉塵爆発

コロイドの小麦粉を使った粉塵爆発の実験について 何の為の実験だったのか、結果により何が分かるのか、なぜ炎上したのか、正確にはどのような手順だったのか教えて頂けると嬉しいです。

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  • htms42
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回答No.2

粉塵爆発をコロイドの単元でやるというのは不思議ですね。 高校の化学ですよね。 普通は水溶液系でのコロイドを考えます。 溶けている状態、溶けていない状態の二つにまたがった状態としてとらえるという立場です。 溶けていないにもかかわらず分離してこないという状態をどう理解するかという問題意識だと言ってもいいでしょう。コロイドは「(準)安定な分散状態」に対して使われる言葉です。コロイドは固体、液体、気体の3態に続く第4の状態だと言われることもあります。 高校の化学ではコロイド状態の安定性がどういうところに由来するのか、その安定性が壊れる時の仕組みはどういうものかを主に学習します。実験もコロイド溶液の作成、確認、コロイド状態の破壊(塩析、凝析)が主になっています。水と油は混ざり合わない物質の組み合わせですからマヨネーズのような物質が存在できるのは不思議なのです。卵黄が水と油の間をつなぐ役割をするということから界面活性剤に発展させていくことができます。後の石鹸の単元へのつなぎにもなります。乳化、乳濁というのもここで扱うことができます。塩化鉄(III)のような透明なコロイドだけでは不十分です。石鹸水や牛乳のような不透明なコロイドを考察する必要があります。バターやチーズは牛乳から作るのですからコロイドからの分離という作業が必要になります。 確かに気体中への液体の分散、気体中への固体の分散をコロイドという立場で見ることもできますが、この場合で言うと粒子のサイズによる反応性の変化という要素の方が大きいと思います。燃えるはずなのに燃えにくいものをどうやって燃やすかという場面ですから「化学反応」の性質の中の「反応速度」に関係するもののように思います。 自動車のエンジンの中では燃料を霧状に噴射して燃焼させているということと変わらないことです。 氷砂糖よりも粉の砂糖の方が溶けやすいということと同じだと言ってもいいです。 「安定な分散状態」という面で考えたコロイド状態の学習とは少しずれているように思います。 「ぼんやりとした生徒ばかりなので、ちょっと目を覚まさせるような実験をしてみた」 ということかもしれません。あなたの質問を見ているとそんな風にも思います。 でもやはり、実験が終わってから「今のは何だったの?」という生徒がほとんどという状況だったのではないでしょうか。一回目は見ていない生徒が多いので2回目をやらなくてはいけないという場面を私もよく経験しました。

noname#172976
質問者

お礼

素晴らしい回答ありがとうございました

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  • sporespore
  • ベストアンサー率30% (430/1408)
回答No.1
noname#172976
質問者

お礼

ありがとうございます

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