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粉塵爆発?についておききします。
いろいろ化学セミナーの広告を見て粉塵爆発をしたんですが、可燃性の粉が空気と混ざって爆発する原理はなんとなく分かるんですがどうして金属でも爆発するんでしょうか・・?
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質問者が選んだベストアンサー
アルミニウム、マグネシウム、鉄、など酸化されやすい金属は、粉塵爆発の可能性が有ります。 物質が空気に浮遊するほど粒子径が小さくなると、重量に対する表面積の割合が大きくなり、酸化速度が大きくなるからです。
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- kikero
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#1です。 >ところで、回答にありました「重量に対する表面積の割合が大きくなり・・・」というのは、重量はなにか大切な役割をしているのでしょうか? 表面積に対して重量が多くなると、表面が酸化されて発生する熱が、大きな熱容量に奪われて粉塵混合気体の温度上昇が少なくなります。 表面積に比べて重量が少ないと、急激に温度が上がり、それが又、反応速度を速くする訳です。
お礼
なるほど。とてもよく分かりました。どうもありがとうございます。
- terad
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爆発というのは燃焼が急激に進む現象です。 粉塵爆発の場合、空気中の酸素と粉の化学反応に よる発熱(燃焼)が、急激に進んだ結果です。 では逆に、酸素との化学反応がゆっくり進んだら 例えばどうゆうことが起こるか想像してみて 下さい。 金属と酸素の化学反応がゆっくり進むと 酸化、つまりサビの発生につながります。 サビの場合、反応がゆっくり進むので、 熱の発生を人間が意識し難いだけです。 ですから酸素との化学反応が進む 金属を、粉にして空中のばら撒くと 反応が急激に進むので、粉塵爆発となる わけです。 金属と酸素の化学反応により発生する 熱は非常に大きいので、粉塵爆発の ような現象以外に、その発熱を 利用して高温を発生させるテルミット法(参考URL) などという方法があり、工業的にも兵器(焼夷弾)と しても利用されています。
お礼
どうもありがとうございます。工業的に使われるのはともかく、兵器としては使わないで欲しいですね。 ところで、なんか変な事言いますが、酸化しない(燃焼しない)金属って有りますか?参考までに・・・
- atsushi01
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no.1さんと同じ意見です。 それに、金属も燃えないというわけではありません。 中学の実験とかでMg(マグネシウム)やアルミ粉末を燃やしませんでしたか?
お礼
燃やしました。マグネシウムと違って「燃えた」って漢字が少なかったもので酸化が燃焼のひとつだとすっかり忘れておりました。どうもありがとうございます。
お礼
どうもありがとうございます。なるほど。あれは酸化が速く起こっているのですね。 ところで、回答にありました「重量に対する表面積の割合が大きくなり・・・」というのは、重量はなにか大切な役割をしているのでしょうか?