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ヒッグス粒子について

素粒子の世界では、CERNからヒッグス粒子発見の正式な発表があると思われます。 最後の詰め検証作業が進められていると考えます。 CERNでは、疑似的にビッグバンに相当するエネルギーを作ってヒッグス粒子を発生させます。 そのヒッグス粒子は、瞬間的に4つのミューオンに分裂してしまいます。 137億年前のビックバンで発生したヒッグス粒子は、現在宇宙の温度が3度Kまで冷えたのに いたるところに存在することができるのでしょうか?

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  • ベストアンサー
  • alohabeam
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回答No.2

難しい話ですよね。。。 この問題のキーワードとなるのは、「仮想粒子」という言葉だと思います。 量子力学の不確定性原理によると、非常に短い時間であれば、エネルギーにはあいまいさが許されます。そのため、何もない真空から、エネルギーの大きなヒッグス粒子が、短時間だけ存在することができます。 このようにエネルギー保存則を破って一時的に存在する粒子を、「仮想粒子」と呼びます。現在もいたるところに存在しているヒッグス粒子というのは、仮想粒子として瞬間的に表れては消えるヒッグス粒子です。仮想粒子はエネルギー保存則を破って非常に短時間のみ存在が許されるため、直接観測されることはありません。 一方CERNで生成させようとしているヒッグス粒子は、ヒッグス粒子の質量に相当する大きなエネルギーを使って生成しています。こちらは「実粒子」としてのヒッグス粒子で、ちゃんと観測することができます。 「仮想粒子」、難しい概念です。

bnd44995
質問者

お礼

仮想粒子と実粒子の違いの説明有難うございました。 真空のエネルギーや、場の考えなどを進めてみます。

その他の回答 (1)

noname#175206
noname#175206
回答No.1

 10のマイナス何乗秒くらいまでなら、宇宙の至る所に顕わにあったこともありましたよ。10兆度より下がって、1兆度までくらいの時期だったかと思います。

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