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質問です。塩素酸ナトリウムと塩化リチウムの複分解
まずはじめに、塩素酸ナトリウムと塩化カリウムを混ぜると複分解を起こして、塩素酸カリウムと塩化ナトリウムになりますよね・・・何ですか? <塩素酸イオン、塩化物イオン> <ナトリウムイオン、カリウムイオン> すべて一価のイオンどうしですよね、なのになぜ複分解が起きるのですか? 何か決まり(法則?)でもあるのですか? それと上記のことをふまえて質問なんですが 塩素酸ナトリウムと塩化リチウムでは塩素酸リチウムと塩化ナトリウムになりますか? NaClO3 + LiCl → LiClO3 + NaCl みたいな?
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>塩素酸ナトリウムと塩化カリウムを混ぜると複分解を起こして、塩素酸カリウムと 塩化ナトリウムになりますよね・ これは本当に起こる反応でしょうか? 考えられるとすればイオンの大きさです。 陽イオンと陰イオンの大きさがおなじくらいの方が配位数が増えて結晶が 安定になるのです。 ですから、塩素酸イオンのような大型イオンに対してはNa+よりもK+の 方が安定な結晶ができるでしょう。 しかし、これは複分解の理由にはならないように思います。 そもそも、アルカリ金属の塩は全て水溶性なので、複分解という単語とは 関係がない物質だと思います。
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- htms42
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前の質問に「複分解という捉え方で反応を理解するのは無理だ」という回答を書きました。 起こるとしたら溶解度の違いによる沈殿生成であるとも書きました。 2つの溶液を混ぜるとさっと濁るというような反応ではありません。再結晶のような精製操作で問題になってくるような変化です。混合溶液を煮詰めて行くと溶解度の一番小さい組み合わせの物質がまず沈殿してくるだろうというような場合に当てはまる例です。はじめの例で言うとKClO3の溶解度が一番小さいです(でも極端な違いではありません)。2つ目の例では目立った違いはありませんのでぐしゃぐしゃに混ざった沈澱が出てくるでしょう。 イオンの価数が一価と一価か、一価と二価の違いだけで溶解度の違いを説明するは出来ないというのも書きました。一価と一価であってもイオンの種類によって結合の強さは大きく変動します。水に溶ければイオンが水の分子に取り囲まれます。この水の配位の起こりやすさも溶解度には効いてきます。 あなたはとにかく、物質の変化を化学式の中の文字の置き換えだけで考えようとしているようですね。 あなたはこの質問の2つ前の重曹についての質問に回答を書かれています。 >炭酸水素ナトリウム(重曹)は 炭酸と水素とナトリウムからできています。 「重曹の化学式がNaHCO3だから炭酸に水素とナトリウムをくっつけたら出来る」というものです。 後の説明を見ると水素とナトリウムは「単体」で考えているようです。文字の上だけで物質を考えているというのが分かります。
お礼
複分解をよく理解していませんでした。