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イギリス英語のリスニングを効果的に強化する方法
- アメリカ英語からイギリス英語への移行に苦労している方におすすめのリスニング強化方法とは?
- イギリス特有の表現に悩んでいる方には、英語ドラマの視聴がおすすめです。
- 他の人が克服したイギリス英語リスニングの苦労を経験談から学ぶことも有効です。
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<同じロンドンのイギリス人でもわかりやすい人と、わかりにくい人がいるので、わかりにくい人はなぜわかりにくいのかすら、理解できずどういう規則になれればいいのかもわからない状況です。> 歴史の浅いアメリカと違い英国は長い歴史から、日本の様に小さな島国でも多くの非常に違った訛り、方言があります。これは周知の事実ですが、英国では個人の話す言葉、訛りによってその人の暗黙の評価がされてしまうそうです。有名な俳優マイケル.ケインも以前、"You are what you speak in Britain." が言っていましたが、彼は労働階級出身です。ですから、BBCニュース等がわかるのでしたら、ご自身で話すのは、それに近いアクセントが良いかもしれません。この発音は Received Pronunciation (RP) と呼ばれるそうで、俗にBBCイングリッシュとも呼ばれるそうですが、オックスフォード出身とかの弁護士や高い教育を受けた人、のイメージだそうです。ひとつ参考のリンクを載せますのでご覧ください:http://www.ic.arizona.edu/~lsp/BritishEnglish.html この頁の下にスクロールすると四種類の主要なアクセントがありますが、最初に載っているものがRPです。この特徴のひとつとして、その単語の位置により、無いはずのRを入れる、というものがあります。これは例として、drawingをdraw-ring, mallをmarl と言ってしまうものです。David Attenborough というBBCのアナウンサーをご存知でしょうか?彼はケンブリッジ、ロンドン.スクール.オブ.エコノミックスで教育を受けたエリートと言えますが、彼のfireの発音はアメリカ南部の様で、fa:rと聞こえます。 コックニーは「マイ.フェア.レイディ」で一部は馴染みがあっても、そのほとんどは外国人には知られていないと思います。上記のリンクでコックニーを見ていただければわかるように、hを落としたりとかの他にも、thをf、vと発音する、mouthをマーフと短母音、labial fricative (この場合はf)で発音するとありますし、p、t、kの前にglottal stop が入るとありますが、これは日本語の促音の様に音節の間に瞬時音が途切られる事を意味します。ニューヨークのブロンクスにもこのglottal stop がありますが、bottleでLの前にこの促音が入ります。またブルックリン訛りでも、yous (タイポではありません)guys というのがありますが、前回のメールでお話ししたマイクGによれば、コックニーでもこの様に話す人もいるそうです。 まあこの様に文章で書いても実際にどの様に発音されるか想像がつき難いかもしれないので、ひとつYouTubeのリンクを送ります:http://www.youtube.com/watch?v=GTrVjWj5y7Q この右側にアクセントに関する色々なビデオのリストがあるので、そこから関心のあるものを選んで聞く事もできますし、この様なビデオをベーストしたサイトで音声を聞きながら学ぶ事もできると思います。
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- miknnik
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英国には住んだ事はありませんが、以前二年半程ニュージーランドに住んでました。他にもアメリカ人三人とカナダ人とで同じ仕事場に移ったので、新居を探すまで一緒に仮住まい(モテル)しましたが、みんなかなりNZの訛りには驚きました。英国訛りに似たような発音ならわかるのですが、ニュージーランド訛りの一部には母音からして全く違う発音になる事もあり、オーストラリア(すぐ隣の国です)にも無い発音なので、それを取り上げた漫画に、飛行機でニュージーランドに向かうオーストラリア人学生が「母音のおさらい」で、"Sucks suck sheep wint to the vit." と言っているのですが、これはNZ特有の発音で、"Six sick sheep went to the vet." のことです。他にもCockneyの様に「エイ」が「アイ」と発音されたり、I(アイ)が「オイ」に近くなったり、Noという発音もイギリス英語に近かったです。言語学、英語の歴史を勉強したnerdyな者のジョークで、これを Great Vowel Shift と密かに呼んでいました。それに一度学生の一人が "May I borrow your rubber?" と訊いた時には一瞬言葉に詰まりました。すぐに「消しゴム」とわかりましたが、米語のスラングではrubberはコンドムの意味なので。 そういったルールがわかっていれば、徐々になれると思いますが、NZには英国人も多く、同僚の一人にキウィと結婚してNZに永住しているマイクGがいたので、彼とランチをしたりしながら、色々話を聞いたり、質問もできたので、誰かコーチと言うかbuddyを見つけて何かわからない時に訊ける人がいると便利ですね。それと外国人なんだからわからなくて当たり前と割り切って、子供のように好奇心を出して楽しみながら覚えるのもいいと思います。下記にイギリス英語のスラングが載っているサイトのリンクをつけますが、spend a penny はたまに米国でもおばあさんとかが使ったりします。でも特に変わってるのはrhyming slang で、これはもう謎々です。と言うのも、ライミング.スラングは何時も単語がペアになっているのですが、言わんとする単語と韻を踏む単語を省略しているので、外部の人間にはお手上げです。I got a bit Brahms と言われたら、相手がブラームスのような作曲家になった訳ではなくて「酔った」という意味です。この場合、Brahms and Liszt というペアの後者が省略されていますが、Liszt は英語のスラング、pissed (酔った) と韻を踏んでいます。 わたしは英語は西海岸米語、日本語は標準語を話すので、どちらにしても歴史が浅いため、他の方言と比べると面白みに欠けるところがあると思います。まあ、大学はニューヨークだったので帰ってきた当時にブルックリン訛りが混じってると言われましたが。勿論アメリカ国内だったので意思の疎通には問題ありませんでしたが、普通ならハンドバッグは purse と言うところを pocketbook と呼んだりとか単語で少しの違いはありました。でもそういった違いを発見するのが楽しくて苦労したとは思いません。ご自身も楽しく、歴史の深いクイーンズ.イングリッシュに挑戦してみてはいかがですか? http://www.effingpot.com/slang.shtml
お礼
いろいろなエピソードを含めたアドバイスありがとうございます。単語やスラングの違いもあるのですが、発音で苦労してばかりです。 やはり規則をひとつずつ覚えて、慣れていくということでしょうか? ただ、同じロンドンのイギリス人でもわかりやすい人と、わかりにくい人がいるので、わかりにくい人はなぜわかりにくいのかすら、理解できずどういう規則になれればいいのかもわからない状況です。 とりあえず方言ではなくロンドンの普通の英語は聞き取れるようになりたいのですが。。。
- 無 鉄砲(@without-a-gun)
- ベストアンサー率60% (259/431)
ウェールズ出身の人の中には、イングランドとは全く違う、のどを鳴らす独特の発音をする人がいるようです。 私は、ロンドンの普通の店でそういう店員さんに遭遇して、ゆっくり発音してもらっても全くお手上げだった経験があります。これはもう、そういう人の英語をたくさん聞くしか克服方法がないので、英語学校に相談してみてはどうでしょうか。 それに比べれば、コックニーの発音には規則性がありますので、慣れるのも早いです。
お礼
ウェールズでなくてもイングランドの出身の人でもわからない人がいて、こまっています。コックニーの発音の規則性に早くなれることが必要ですね。ある程度わかるので、英語学校に行くことまで考えなかったのですが、リスニング中心で、イギリス英語の発音になれるようなプログラムがないか探して見ます。ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。まさにこういうことが知りたいとおもっていました。アドバイスありがとうございます。 ただ、実際にきかないとわからないという点で youtube のリンクをだどっていくのが一番早道のようなきがしますね。ちょっと探してみましたが、おもしろいのがたくさんありました。 わかりにくい人に、どこの発音なのかきこうとも思いましたが、"You are what you speak in Britain"ということだと、あまりうかつに聞くと失礼になるかも知れないですね。 いずれにしろ youtube といただいたリンクの4つの種類を比べてみることから試してみます。(Queens English というのがイギリスの正式の英語みたいなものなのかとも思っていましたが、どちらかというとこれも、ひとつの種類ということですね。)