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ステッピングモーターが反対方向に回転?
現在、ステッピングモーターを使用したリフター装置を製作しております。 この装置は、上昇と下降を繰り返しますが、上昇しようとした時に突然反対方向(下降方向)に動作してしまう事が有ります。(数十回に1回程度) 負荷が大きくて一瞬脱調して反対方向に向かって動作してしまったのではないか?との意見も有りましたが、本当にそうなのか、その原理が良く判りません。 仮にCW方向に回るパルスを出していれば、一瞬脱調してもCW方向に回ろうとするのではないでしょうか? もし判る方がいらっしゃれば、教えて頂きたいと思います。宜しくお願い致します。
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脱調です 脱調とは回転磁界の回転速度がロータの回転速度をブッチギッて周回遅れにする事です ↓のパルス速度:トルクグラフから http://www.orientalmotor.co.jp/knowledge/teruyo/vol21.html 1000rpm0.8Nmで廻せるが 3000rpmでは0.3Nmしか出せない >仮にCW方向に回るパルスを出していれば、一瞬脱調してもCW方向に回ろうとするのではないでしょうか? 脱調してもある程度のトルクを出せると勘違いしてる方も多いのですが 脱調するとトルクは限りなくゼロに近づきます しかも一旦脱調すると速度を落としたとしても脱調状態を抜け出せない 自動車が雪道でタイヤがスリップして空転するのに似てる つまり上下軸で脱調すると重力で落下します 本件のリフタとは具体的に何? 学生の工作でエレベータの模型とかならまぁいいけれど 産業機械ならステッピングモータは止めたほうが良いでしょう インクジェットプリンタのヘッド走行モータくらいしか 実用機械としてはあまりオススメはできませんね 上下軸ならブレーキ付きサーボモータにするべきでしょう
お礼
脱調の件、理解しました。 部品変更等の対策を何か検討したいと思います。 どうも有難う御座いました。