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若者の'ぼく'の使用
通常、「ぼく」は男性が使う一人称代名詞だと思うのですが、最近は若い女性たちも使うと聞きました。わたしの周りでは、一度も聞いたことがないのですが、本当に女の子が自分に対して「ぼく」を使うことがあるのでしょうか?
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先週あった実話です。 高校演劇の地区予選発表会を見に行きました。ある高校の劇は女子が「僕」と言い合って演じていました。動物役です。 高齢の審査員が最後の講評でそれに言及し、分かりずらいと、苦言を呈しました。その後、その生徒たちと話し合う機会がありました。彼らはふだん普通に僕と言うと、不審がっていました。私は、審査員は高齢者だということを忘れないようにね、とつまらないアドバイスしておきました。 年配世代には考えられないことですが、今の女子高校生の世代ではごく普通のことのようです。世の中も変わったものですね…。というわけで、答えは「あり」です。参考になりましたら幸いです。
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- staratras
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女の子が自分のことを「ぼく」というのは、最近始まったことではなく、120年以上昔の明治時代の女学生のころまでさかのぼります。 孫引きで恐縮ですが、明治18(1885)年発行の「女学雑誌」第4号に掲載された巌本善治「梅香女史の伝」にはすでに女学生が「~君」「待ち玉へ」「僕ら」などの書生(男子学生)言葉を使っていると指摘されていて、明治38(1901)年3月16日の読売新聞「女学生と言語」には女学生が○失敬なんだよ ○君 ○僕 ○君遊びに来玉へな などの男子学生の言葉を使っていると書かれているそうです。(「若者語を科学する」米川明彦著201~203頁 明治書院1998年発行) 余談ですが、昭和51(1976)年に松本ちえこという歌手が、タイトルがそのものずばり「ぼく」という曲を歌いました。 「ぼく 高校の今2年生」で始まるこの歌の主人公の「ぼく」は「オレンジがすきで スヌーピーがお気に入り」の女の子で、「いつか誰かとめぐり逢い いいお嫁さんになりたい それがぼくの夢なんだ」という結びの歌詞が妙に印象的でした。 明治時代から昭和・平成の現在までいつの時代にも「ぼく」という女の子はいたのでしょうけれど、明治時代には批判的に扱われていたものが、昭和50年代には「かわいい」と見られるようになっていたのではないかと思います。平成時代の小・中・高でも同じクラスに何人かは「ぼく」という女の子がいたと娘が話していました。
- bgm38489
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「ぼく」は、大人の場合、男性が、自分を一段低いところに置いて、使う一人称代名詞ですね。僕の場合も、45歳ですが、「ぼく」を使います。子どもの間でも男子は「ぼく」を用いますが、生長の早い女子に対して、何かしらの敬意を持っていたのではないでしょうか。 女の子が「ぼく」を使った例としては、男の子と対等に渡り合いたい、渡り合うことのできる子が用いてましたね。小6のとき、別のクラスで「ぼく」を用いていた子が、中1になって同じクラスになって、学生服を見れば女の子だった、ということがあります。
- CC_T
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いますね。 「自分はあまり女の子らしくないけど、ほっといてくれ」ってアピールです。ボクという「キャラ」と通じて友達付き合いしているんですね。ボクっ子とかボクっ娘(こ)、ボク女、なんてカテゴリーに分類されてます(何がだ)。 まぁ気負わず比較的手荒に扱っても文句言わないってんで、男の友達にも受けはさほど悪くないようですね。 男女平等ですから一人称くらい勝手にしてもらっていいですけど、私に娘が居たら許さないかな(^^; ひどくなると「オレ女」で、さすがに耳に入ると思わずイタい人を見るような目で見てしまいますが、本人は全然平気で「むしろウリ?」なんて所でしょうから、見かけても放っておいてやってください。そんな子でも縁が有ったら花嫁になれるだろうし、たぶん就職だってできる。むしろ仮面を被り慣れてる分、社会的演技が上手かも?
- IDii24
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ありますよ。たまに言ってるのを聞きます。特に違和感なく使ってますね。半分冗談みたいなもんでしょう。