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太陰暦での日付け
昔は、太陰暦を使用していました。 太陰暦では、太陽暦に比較し、1年に11日ほど日付が早くやってきます。したがって、ある年のある月日の季節は前年より11日ほど早くなります。 農業などで、太陽暦では、例年同じ日付けで作付けを行っても、気温などの季節は同じです。 しかし、太陰歴では、昨年と同じ日付けで作付けなどするのは、不都合だったと思います。 太陰歴では、どのように対処していたのですか?
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「二十四節季」を使えば誤差を生じません。 これは12個の「節(節気)」と12個の「中(中気)」で構成され、「節」と「中」が約15日間隔で交互に来ます。 冬至を基点として太陽の動き(位置)から算出するので季節変動はありません。そのかわり暦(太陰暦)の日付とは毎年変わります。 太陽暦では毎年ほぼ同じ日付になりますが、閏年では1日程度差が生じることがあります。(今年の秋分は例年より1日早かったのですが、気付きましたか?) 現在では手紙の挨拶程度にしか使われませんが、それでも「冬至」「春分」などはおなじみです。 二十四節季の名称など詳しくはnetを検索してください。 例えば http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E5%8D%81%E5%9B%9B%E7%AF%80%E6%B0%97 をどうぞ。
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- shirokuro1533
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#8 大変失礼いたしました。 言いたいことが上手に伝わるかだけを考えて作っていたので間違いました。 なんだかとんでもない悪として「晒しもの」にされてる感じですね… なんやらココへきたら怒られることばかりです(T_T)
お礼
わざわざご丁寧にありがとうございました。
- Tacosan
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指が滑ったんだと思いますが「朔日」は新月ですね>#8. 満月なら「望日」....
お礼
ご指摘ありがとうございました。
- shirokuro1533
- ベストアンサー率44% (41/92)
遅ればせながらスミマセン。 他の回答者の方がおっしゃることで全てなんでしょうが、皆さんのおっしゃっている暦法の語句が抜けているようなので加えさせてください。 質問者様が「太陰暦」とおっしゃっている暦法について「昔は…使用していました」という文言から推察するに、もしかしたら正確な呼称を申し上げた方が分かりやすい気がして蛇足ながら… 太陰暦に季節変化(二十四節気)などの太陽暦の要素を取り入れて作られた暦は、正確には「太陰太陽暦」と呼ばれております。 この暦法は俗称として太陰暦とも呼びますからね。その他の呼称として「陰陽暦」「陰暦」「旧暦」ともよばれます。特に旧暦などと新旧の区別を付ける場合には、明治5年の改暦を境に旧暦と新暦として使い分けています。もちろん江戸期に広く用いられた太陰太陽暦から太陽暦に変わるのが明治5年という事です。 太陰暦はご指摘のように1年に11日ほど早くなってしまうので、その誤差を埋めるために古来より様々な方法がとられてきました。代表的なものとしては19年のうちに7つの閏をおく「メトン法」さらに時代が下りますとメトン法を4倍にしたカリポス法などがあげられるかと思います。 いずれにせよ、太陰暦の実用には閏月を数年ごとに挿入してゆく方法がとられていました。 ではなぜ、そのような不便な暦法を使用していたのか?ですが、簡単にいえば毎日姿を変えて天に輝く月の方が、高度な理論にもとずく太陽の観測より、一般的には便利だったんですね。具体的には満月であれば朔日ですからね。太陽の位置から当該日を定めるには定点観測しかないわけですから。 ふいに夜空を見上げれば今日は何日かわかる方が使い勝手がいいですよね?そういうわけなんです。 ただし、質問者様のご指摘の通りですね。農耕などには不向きなんです。ですから暦の上に二十四節気という太陽暦の要素を加えながら、暦を生活に活かしていたんですね。 この太陰太陽暦の歴史は古く、中国においては殷の時代にはすでに利用され。日本には飛鳥時代に伝来した暦法です。 以上、わかりにくい文章でしたが、参考にしていただけたら幸いです。
お礼
丁重な回答ありがとうございました。 私が悩んでいたのは、 <なぜ、そのような不便な暦法を使用していたのか?です> 私は、今の照明の充分行き渡っている時代とは違い、昔は、月は闇夜で格別な存在だったのかな、と思っていました。 確かにそうですね、 <ふいに夜空を見上げれば今日は何日かわかる> そして、その月を頼りに <暦の上に二十四節気という太陽暦の要素を加えながら、暦を生活に活かしていた> よくわかりました。
- tanuki4u
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植付け時期の決定は ↓ http://www.i-apple.jp/nz/0104.html 他の方もすでに指摘していますが、太陰暦とかではなく 「民に時を授るの説ハ、書の堯典に出て、其詳なる事ハ、夏小正月令、玉燭宝典、月令広義、其外天文の書などに委しといへどもこゝに略しぬ。凡種芸の事にハ、四季、八節、二十四節を考て 四季ハ春夏秋冬、八節ハ、立春、春分、立夏、夏至、立秋、秋分、立冬、冬至、冬至也其時日にをくれず時分時分に耕し種るを肝要とするなり。」 以上 元禄10年(1697年)刊行された農書。出版されたものとしては日本最古の農書である。全11巻あり、1巻から10巻は、元福岡藩士の宮崎安貞著。 より引用 http://www.i-apple.jp/nz/0201.html 稲が一番詳しそうですが 「うゆる時分の事。冬至 十一月の中也より百三十日余に早苗取べし」 というように、冬至をスタートとして 130日くらい後 という指定の仕方をしています。 だから太陰暦がズレようと 元禄15年の冬至が ○月○日 であれば元禄16年の130日くらい後に早苗を取ればよろしいという話です。 プログラムで言えばタイムドリブン(○時○分スタート)とかでなくイベントドリブンな構成になっています。
お礼
回答ありがとうございました。 なるほど、植付け時期などは、大尉暦をつかっているのでなく、 <イベントドリブン> という手法を使っているのですね。 私がわかるのは、88夜、210日とか220日です。
- Tacosan
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二十四節気は天球上の太陽の位置で決まりますから, ある意味「太陽暦」と思っていいです. また, この二十四節気よりさらに細かい「七十二候」というものを使うこともあります. でイスラム暦 (「ヒジュラ暦」の方が適切か?) だけど... まぁ, 宗教儀式にしか使いませんから.... さすがに農業には不適切すぎるので, 西暦を (ある意味いやいや) 使ったり, イスラム暦に太陽の運行を加味した暦法を使っているはずです.
お礼
回答ありがとうございます。 <七十二候> もあるのですね。 イスラム暦でも <農業には不適切すぎるので> いろんなことを考えているのですね。 Tacosan様には、天文学や物理学のカテで、度々お見受けすることがありますが、守備範囲が広いので すね。
- oska
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>太陰歴では、どのように対処していたのですか? 他にも回答がありますが、農業では「二十四節季」を用いていました。 と言うか、今でも基本的には用いていますよ。 これだと、太陰暦・太陽暦は基本的に気にする必要はありません。
お礼
早急な回答ありがとうございました。 今でも、二十四節季を用いている、ということはわかりました。
- tanuki4u
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太陰暦なんて関係ないです。農業には。 http://www.sizenken.biodic.go.jp/pc/ikimono/thema/04/setsumei/taue01.html 同じ日付で作付なんてしません。 http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/20071126.html たしか この人。 http://www5.wind.ne.jp/takayama/pdfdata/yamagata.pdf 「収 穫 葉色が黄金色になるまで待つ、低温を与える事により糖度が増す。」 現物を見てやってます。収穫日がこの日とか決まっているわけではない。 1993年のコメの不作の時に、兼業農家と専業農家で大きな差が出たそうだ。 兼業農家は、土日にしか農作業ができないが、専業農家は天気を見ながら最適な農作業ができたから問のが大きな理由。
お礼
早急な回答ありがとうございました。 工場生産とは違い、自然を相手にしている農業では、 <同じ日付で作付なんてしません。> は納得できます。 ただし、例年や昨年の同じ時期をめどに、そのころの気候など加味して、作業の日程を決定していると思います。作物の実りのわかる収穫時期はともかく、植付け時期の決定は、難しいだろうな、ということから質問しました。 最近兼業農家が多くなった結果、問題点について分かりました。
- Tacosan
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言われるように, 純粋な「太陰暦」では日付がずれてしまうため農業には使えません. これはイスラム暦を見れば明らかです. なので, 既に回答があるように何らかの形で補正を行っています. 例えば, 日本や中国の太陰太陽暦では中気 (特に「二至二分」) を含む月を固定することで太陽の運行と大きくはなれないようにしています.
お礼
早急な回答ありがとうございました。 私は、 <イスラム暦教> でも、ある記念日が毎年、季節感の面では、ずれてゆくが、どう対処しているのだろう、といぶかしく思っています。イスラムの世界では、日本人と違って、季節は重要視していないのかな、とも思っています。
- あずき なな(@azuki-7)
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太陰暦にはうるう月がありました 1月 2月 3月 うるう3月 4月…のような感じで その11日を閏月で調節してたんですね 11日×3で約3ヶ月で一か月分のずれが生じるので 今も4年に1日うるう年が来るのと同じ原理です
お礼
早急な回答ありがとうございました。 <閏月で調節> はわかりました。 4年目には戻りますが、それまでの毎年は、11日づつずれてれゆきますね。
お礼
早急な回答ありがとうございました。 <二十四節季> があったのですね。日常でも春分や冬至などを使っています。その由来がわかりました。 この二十四節季を使えば、農作物の作付けにも便利ですね。 <季節変動はありません> という点から見れば、二十四節季は、太陽暦に似通っているということですね。 よくわかりました。