- 締切済み
日本食
なぜ日本食はさっぱりしてるのでしょうか
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
みんなの回答
- MichiyaS
- ベストアンサー率40% (34/83)
三大栄養素は糖質と脂質とたんぱく質です。 糖質は砂糖みたいな甘いものと、お米(ごはん)や麦(パン、うどん、パスタ、お好み焼きなど)や芋類のような炭水化物です。 脂質は肉や魚の脂身、牛乳から脂を分離したバター、調理用の植物油などです。 たんぱく質は肉の赤身、魚の脂身以外、豆腐や納豆や味噌などの大豆製品です。 こってりしてるのは脂質が多い食べ物です。 昔からの日本料理で脂質が多いのは天ぷらとウナギぐらいじゃないでしょうか。 江戸時代の日本人は、カツオは脂の乗った秋の戻り鰹よりあっさりした初夏の初鰹が好きだったみたいだし、マグロも大トロは捨ててたそうです。 つまりどうも、昔の日本人は油っぽくてこってりした味が好きじゃなかったみたいです。だからさっぱりした料理が多い。
- gonba
- ベストアンサー率49% (375/765)
私は、日本料理を主としている、調理師です。 40年続けてます。 日本料理とは、割烹料理とも呼ばれます。 割烹料理(割主烹従)の基本は、 「素材の持ち味以上に美味しくしない事」を原則とし「日本人は美味しい物を探しその持ち味を味わうことを第一としており、美味しくない物に手を加えてまで食べたいとは思わない」 これが、基本です。 従って、一番重要なことは、素材探しです。 いかに美味しい食材を見つけるか?? そして、出来るだけ味付けをしないで、美味しく食べられるか? そのために、包丁が生きてくるのです。 味付けの基本は、出汁、味噌、醤油、塩、です。 それゆえに、日本の食文化は、「出汁」の食文化と言われております。 また、食材の鮮度に応じても調理法が変わり、鮮魚は鮮度が下がっていくに従い、刺身、焼き魚、煮付け、天ぷら、と言った様に使い分ける。 焼き魚などは、味噌、醤油、塩、などで薄味で焼くのが基本。 煮物などの場合、出汁を基本に味噌や醤油を使って味付けする。 これが、日本料理の基本ですので、さっぱりした味付けに成るのは、当然です。
- virtuoso-
- ベストアンサー率20% (165/791)
油を余り使わないこと、味付けが塩や醤油が基本で、強烈なくせのある調味料を使わないことでしょうね。 何故って、要するに素材を活かすという精神があるのだと思います。 ほとんどの食材がゆでて塩をかけるだけの食べ方でも食べられるものが多いのもあるかもしれませんね。
- haruto1208
- ベストアンサー率47% (261/545)
日本食はそもそも、素材の味を引き立たせる様に美味しく調理されております。 食べ物も持つ本来の味を楽しむ。という所から、素材の味を邪魔しないように薄味になっています。 また、同時に、 食べ物に感謝を持って接し調理すると言うのがあると思います。 廃棄する部分を極力少なくするために、クセのある・独特の匂いがする物等は、わざと味付けを濃くして調理します。 また、日本料理等で、食べ物を細工したりして、見で楽しませる物もありますが、 (人参を桜型に切ったり・・・) こういう食べ物に無駄ができますが、それは全て調理人の「まかない」に回されます。 刺身用でさばいた魚の骨など、骨と骨の間のわずかな身も、「まかない」に回されます。焼いたり・お吸い物にしたり。 話を戻しますが、すべての食物に感謝し、食べれる所は全て食し、料理としては、食べ物も持つ本来の味で食を楽しむように料理された料理が、本来の日本料理の伝統なので、薄味でさっぱりとしているんだと思います。