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エネルギーの出入り(物質の状態変化)

 固体、液体、気体が別の状態に変化するときにはエネルギーの 出入りがありますが日常的な現象として参考書に   1)氷を浮かべて飲み物を冷やすこと、   2)アルコールを手に付けると涼しく感じられる事  と、記載されているのですが、平たく言うと上記のように冷たくないものが  冷たく感じられる(熱を吸収する)時の事だけをエネルギーの出入りがあると  いうのでしょうか?  サッカーボールに空気を入れる際、注入口が熱くなることはエネルギーの出入りが  ないのでしょうか?  どなたかわかりやすくご教授ください。よろしくお願いします。

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  • pasocom
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回答No.2

「固体、液体、気体が別の状態に変化するときにはエネルギーの出入りがある。」 これは「潜熱」という熱の出入りを説明しているのです。 たとえば0℃の氷が溶けて0℃の水になるとき。温度は変わりませんが、ここでは氷に熱が注入されることによって溶けている(固体が液体に変化した)のです。 氷1gが溶けるのに必要な熱量は約330ジュール(=80カロリー)です。 しかし、熱の出入りは「潜熱」(温度変化を招かない、隠れた熱という意味)だけではありません。例えば1gの水に1カロリーの熱を加える(与える、吸収させるといってもいい)、温度が1℃上昇します。 例)20℃の水1gに1カロリー加えると温度は21℃に上昇する。 です。 この逆も成り立ちます。氷を浮かべたジュースの温度が下がるのはジュースから熱が奪われた(出て行ってしまった)からですね。 こちらは「顕熱」(目に見えてわかる、温度変化を招く熱)といいます。 このように「温度が変化する」ということはすべて「熱の出入りがある」ということです。 さて、では「熱」とはなんでしょうか。いったい実体として何が「出入り」するのか?。 その答えは「エネルギー」です。 金槌で石を何度も殴ったことありますか?。金槌も石も非常に熱くなります。この熱はいったいどこから入ったのでしょう。 それは「石を叩いた」というエネルギーが石の温度上昇という「熱」に変わっただけのことです。 難しく例えなくても「摩擦熱」というものを思い出せばわかるでしょうか。 「運動のエネルギー」→「温度」となるのです。またこの逆もあり得ます。 ご質問の「サッカーボールに空気を入れる際、注入口が熱くなる。」時、ポンプを大変なエネルギーを掛けてピストンさせてますね。そのエネルギーが内部の空気の温度上昇となり、ついでに口金まで熱くなるのです。 ところで、ご質問の参考書?項目は、最初に述べたように「潜熱」に関する説明だと思われます。 この場合、「サッカーボールの例」のような「顕熱」のことは頭から切り離した方が宜しいかと思いますが。

korun8040
質問者

お礼

なるほど、 運動エネルギーの熱だとわかりやすいですね、 感覚的にですが理解できました、ありがとうございました^^

その他の回答 (1)

回答No.1

1)や2)は熱と温度の直感的な関係を示しています。 高校では熱化学反応があらわれ、大学では熱力学や化学工学など微分方程式が必要な「系」が現れます、死ぬほどキツイので期待してください。^^;

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