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Pidgin English

教えてください。 Pidgin English とは何でしょうか? ここの過去ログNo.78039 にも「ハワイの元々の訛りに、中国人やその他アジア人が使っていた英語の訛りが混ざって出来た変な英語」などとあるのですが、 Papua New Guinea/パプア・ニュ-ギニア独立国 では公用語として使わていれるらしいです。 調べてみるとソロモン諸島、バヌアツ、ニュー・カレドニア、フィジー、 メラネシア 、ハワイ、ナイジェリア等でも使われる、英語と混ぜて出来た言語の様です。英語の方言の様なものでしょうか? 日本でいうと和製英語という感じの言葉でしょうか。 ご存じの方教えてください。

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  • tennnou
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回答No.2

>Pidginと creoleの定義が良く分りません。 端的に言うと、Pidginがその土地にしっかりと根付いてその土地の母語を超えて、日常言語になってしまい、いつの間にかその土地の新たなる母語に成ってしまったのがcreoleとされています(一般論では)。日本語英語も度が過ぎるとそのうちに日本国語がPidgin Englishと化す日が来るかもしれません(未確定)(~_~;)。 >別のものと思うのですが、 間違っていますか? 極論すると別の物です。Pidginが発展して、creoleに成ったと理解されてはいかがでしょうか。Pidginは赤ちゃんの段階、creoleはもう立派な成人と擬人化されたらどうでしょうか。 >1) creole とは宗主国と植民地などの二つの言語が混成した言語。 ぜんぶ正しいです。もっと端的に言うと、混成し、更にその混成語が元の言語を喰ってしまって、いつの間にかその土地の母語になってしまった、です。厳格には前述の如くPidginと分別する必要あり。当然人民の生活習慣・文化にも多大な影響を与えます。 >2) Pidginとは 言語接触のために大きい構造変化を経て拡張した言語でcreolizedされたものが creole 。 前述の如く、間違いではありません。Pidgin言語学?発生当初の経緯は、Pidginのなかでも中国語と英語が融和した物が規模的に影響が大だったんですね。すでに当時は華人が世界中に散逸していました。または世界中の国から中国の原材料を求めて大陸を目指しました。そのときに主に中国沿岸部で大活躍した人々に買弁(通事または通訳または売買の仲買人)が居ます。彼らが英語の'Business'を彼らなりに発声するとPijin?に聞こえたんでしょうか欧米人たちには。そこでいつの間にやらPijinが訛って英語式にPidginと成ったと推測されています。 土着言語+外来語→pidginization→Pidgin→creolized→creoleの図式です。 >3) 言語学上の発達過程:ピジン→たえず動揺していて、輪郭がはっきりしない不安定な状態、クレオール→定まった形 そのとおりだと考えられます。参照前述。 >>日本語も本来はクレオールproto-Japaneseではないのか 意味がよく分りません。 proto-Japaneseの概念は日本のある大学教授の狭義の考え方ですが・・・一般的には学説としてまだ定着しておりません。日本の歴史をず~っと遡って数百年数千年の時代背景を鑑みると、その当時すでに北方南方西方から日本に異民族が上陸していたとされています。彼らが彼らの土地で使用していた母語も必然的に日本本土に上陸をしたことでしょう。日本土着言語と混成されたと考えられます。そういうわけで、今日我々日本人が日本語だと'確信'している言語は実は北方南方西方の土地からやって来た言語と大和言葉が混成されて出来上がった'クレオール言語'ではないかという説です。つまり今在使用されている日本語は本来'Creolic proto-Japanese'が発展して、完璧な日本語に仕上がった(公用語)という単なる推測です。無論何も根拠がないわけではありません。日本語の中には中国南方語(呉国やmin国あたり)の発音がやたら無数に存在します。また越南の言語も沢山有るそうです(未確認)。越南は当時中国の管轄下だったから想像は難しくないですね。 総括:Pidgin Englishは世界各地に数百数千存在します。定着せずに生まれては消え、消えては生まれていく物もあるでしょう。日本にも沢山有りましたよ、かつては。こんな経緯があるので、いまの大方の日本人が書いたり話したりで使用している'英語もどき'はPidgin Englishだとする説もあるんです(笑)。'日本語英語/日本語英語単語'はこの範疇でしょうか。無論流暢に話す日本人も大勢居ます、彼らは除くです、あしからず(汗)。 官製が確立していなかったから、民製言語がはびこった、そしてPidgin化して、Creoleに成長した図式です。 PS;pidgin説はまだ学説として定着していないことを念頭に置かれて下さい。ご参考までに記しました。中南米東南アジアでは日常的だし、中南米などではすでに公用語化している国さえ有ります。語学教育の方法を再考しない限り、日本もいずれは'Japanglish'が公用語になる??恐ろしいですね民のPowerって(爆)。

piece_o_m_w_U
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 >pidgin説はまだ学説として定着していない よく理解できました。

その他の回答 (2)

  • d-y
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回答No.3

学問的な知識は全然ないですが、私の理解を書いてみます。 ピジン・イングリッシュとは、 言語の異なる人同士が意思疎通をするために共通の第2言語としての英語を使用していくうちに、発音や文法が変化してきて、もともとの英語とはかなり違う言語になってしまったもの だと思います。 例えば、パプアニューギニアには800以上、ナイジェリアには250以上の言語があると言われているようです。 そういう多民族・多言語の社会では支配者階級の言語が共通語として用いられるのは、ある意味自然なことだったろうと思います。 ところが、植民地の被支配者階級の人々はちゃんとした英語教育を受けないことが普通だったでしょうから、発音がなまったり、単語をもともとの意味とは違う使い方をしたり、文法がおかしくなったりすることは避けられません。 そうやって変質してしまった英語を、ピジン・イングリッシュというのだと思います。 ピジンという場合は、あくまで外国語としてしゃべっているわけで、それぞれの人は自分のネイティブな言語を別に持っているわけです。 ピジンが社会の中でメジャーな言語になり、子供たちがピジンをネイティブな言語として習得・使用するようになった場合、それをクリオールというのだと思います。 ちなみに、ピジンというのは「まともでない言葉」「おかしな言語」というネガティブなイメージを持った言い方ですから、公用語がピジンということはないと思います。 もし本当にピジンが公用語になったとしても、ピジンとは言わず、別の呼び方をするのではないでしょうか。 参考までに、ナイジェリアのピジン・イングリッシュの例を参考URLに挙げときます。 ピジン http://www.unhchr.ch/udhr/lang/pcm.htm 英語  http://www.unhchr.ch/udhr/lang/eng.htm 日本語 http://www.unhchr.ch/udhr/lang/jpn.htm

参考URL:
http://www.unhchr.ch/udhr/lang/pcm.htm
piece_o_m_w_U
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 >参考URL 大変興味深いサイトありがとうございます。 よく理解できました。

  • tennnou
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回答No.1

goo教えて 質問 No.693712 質問:日本語のクレオール http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=693712 に詳しく出ていますのでご覧になってみてください。 以下に、その抜粋を転載しておきます。 新たな疑問が発生しましたら、補足要求をお願いします。 簡単に言うならば、英語が土着言語と混ざり合って出来た言語と言えるでしょうか。 回答 No.2 ピジン・クレオールの学説上定義はいまだに確定していないのはすでにお察しとおもいます(植民政策以外も含めるかどうか、日本語も本来はクレオールproto-Japaneseではないのかなどで)。いきさつは割愛します。 さて日本語系ピジンクレオールの例として、近場では台湾が典型的です。土着民族以外の元から居た華人や、戦前戦後、大陸からドーっと入り込んで来た華人などが、大いに日本語を学びました。その残滓が現存します。オジサン・オバサン・イモート・シャチョウ・ベンキョー・タタミ・コーバン・ジンジャ・ケイレー・オンセン・ゴハン・メシ・シネッなど現在でも台湾語の一部として生き延び、現役で使用されています。台湾に行くとすぐおわかりになると思いますが、戦前の日本語が「会話」としても現存しています。これらは殆ど「日本語系クレオール」と言っても過言ではないでしょうか(台湾在住のかたならもっと知っているかも知れません)。以上は「植民政策?」から日本語がピジンクレオール化した珍しい?例です。 次に、韓国にも相当数有ったものと考えられます(未確認)。故意に抹殺されている可能性がある(過去にあった例の)日本語上層系ピジンの秘境かも知れませんね。 そして、現代において実生活上「実益」もあって、「必要」があって日本語がピジン化して、生きている例では、グアムサイパンハワイの日本人観光客向けが典型例でしょう。たとえばクーコー・カンコー・ダンタイ・オキャクサン・イラシャイマセ・アリガト・・・簡単な実用日本語会話など、中部平洋地域には戦前の軍隊用語もたくさん現存しているのではないでしょうか(未確認)。この地域は更なる学習の狙い目です。 忘れてはいけないのが、一部では、アイヌ語に入り込んだ日本語もピジンとする説があります(現存例)。 最後に、英語のなかの日本語ツナミ・タイフーン・キモノ・ゲイシャ・カブキ・ケイダンレン・ワサビ・テリヤキ・テンプラ・スシ・ハシ・・・これらも近代になって「日本国力台頭」に伴い英語辞書にも掲載されています(現役例)。日本語上層ピジンとは言い過ぎかも知れませんが、ひとつの見方としてどうでしょうか(私見です)。 以上のほんの一例は、総体的に言って短語のみの言語だから、いわゆるピジンとは断言できませんが、学習の一助になれば、とてもうれしいです。 (余談で、英語が上層ではチャイニーズ・ボンベイ・神戸・横浜ピジンなど、何万とあることでしょう。米国に占領された歴史のある日本で、いま氾濫している日本式米語はピジンイングリッシュの範疇だとだれかが言ったら怒られるでしょうか。ピジン英語って実によく通じるんですよね、不思議と世界中で。日本語系ピジンでは台湾がよく通る地域です。)こんなことをかつて学んだことがらを思い出しながら書きました。 回答に対するお礼:お礼が遅れてしまってすみません。そうですね。定義によってもかなり左右される感じですか。 グアム・サイパン・ハワイの例は興味深いです。 ということは、例えば有名観光地で 貧乏旅行者相手にしているような客引きの人の使う言葉も、一種のピジンとみなしても良いのでしょうか・・? 回答 No.3 >定義によっても もともと言語学におけるピジンクレオール説の位置付けは新しい現象です。数十年足らず?ですよね。カリブ海あたりのフランス語の浸透度を調査しているうちに学問になっちゃったって感じで・・・(未確認あしからず)。日本発でないことは確かです。 >旅行者相手にしているような客引きの人の・・・ 難しいことを言わなければ、ピジンといえます。大発展する可能性を秘めています?。消滅するのが早いのもピジンの特色ですね。上海ピジン・横浜ピジン・ボンベイピジンなども初期は(客引きの人・買弁の使う言葉)だったものが大発展したものと考えられます。 (グアム・サイパン・ハワイの例)は実際に日本語スクールも開設されて現地人旅行関係者が学んでいます。彼等の家族子供たちも覚えていくかもわかりません。もう立派なピジンといえるのではないでしょうか。 広義では、他地域の言語が簡略化(simplification)/縮小 (reduction)/再構成(restructuring)/混合(mixture)を経てクレオール化していくのではないでしょうか。そういった意味でいま日本で氾濫している日本式米語の表記・日本語交じりの会話もピジンの一種だと前回書きました。 ピジンを学んでいると人類学にも「のめり込んで」しまいますね。 たいへん面白かった記憶があります。

参考URL:
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=693712
piece_o_m_w_U
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

piece_o_m_w_U
質問者

補足

質問 No.693712 拝見しました。 Pidginと creoleの定義が良く分りません。 pidginization and creolization などと記述される事から別のものと思うのですが、 間違っていますか? 以下の解釈は誤りですか? 1) creole とは宗主国と植民地などの二つの言語が混成した言語。母語とする話者をもつ点で、ピジンと区別される。 フランスまたはスペインのアメリカコロニー、特にルイジアナの混血ネイティブ住民である。2 つの言語間の接触から起きる。 習慣や言語をも指す。 2) Pidginとは 言語接触のために大きい構造変化を経て拡張した言語でcreolizedされたものが creole 。 Pidginの語源は中国における中国語と英語の混成に起源を発すると推測されている。 3) 言語学上の発達過程 ピジンからクレオールへ 成長する ピジン→たえず動揺していて、輪郭がはっきりしない不安定な状態 クレオール→定まった形 >日本語も本来はクレオールproto-Japaneseではないのか 意味がよく分りません。 教えてくださいませんか。

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