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会社へのレポート:体(てい)は使用して良い?

新入社員君が毎日の日課としてレポートを上司へ提出する事が求められているのですが、その文章内に「体(てい)」が使われていました。私はその使い方に違和感を覚えたので教えて下さい。 <レポート内の文章> 相手が内容を理解していない体で説明を行う事 と書かれていました。 私の感覚では、話し言葉であるならわからなくも無いですが、会社へのレポート文章としては余り宜しくないのではと感じました。「体」ではなく、「つもり」などを使用すべきだったのではと考えますが、実際のところ使用方法として、この場合「体(てい)」は間違っているのでしょうか。間違っていないのでしょうか。

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  • Postizos
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回答No.5

「てい」とは「様子」ですよね。 そこで引用文の「体」を様子と書き換えると 「相手が内容を理解してない様子で説明を行うこと」 となって意味がよくわかりません。 もし「相手が内容を理解していないと最初から決めつけたような態度で」という意味でしたら言葉を省略し過ぎだと思われます。(「体で」=この場合説明をしている側の態度、が失礼な感じは伝わってきますが)。「てい」が自分・説明をする側の様子なのか相手の様子なのかわかりにくいのがこの文章の問題点ですね。 「てい」というのは別に最近の言葉でもなく、また話し言葉というわけでもない、どちらかというと古めかしい雰囲気の言葉です。そういう使い慣れない言葉をわざわざ使ったために、また言葉を省略し過ぎているために、意味がはっきりしなくなっているというだけの話ではないでしょうか。もし引用文が忠実に書かれているとしたら、の話ですが。 新聞雑誌などで「体」を使っている文章は体言止めなどと相まって独特の型にはまった悪文の香りがする物が多いように思います。 ですから「体で」などというカビの生えた表現は使わない方が若々しいような感じはします。業務の客観的な分析でしたら、なるべくわかりやすく紛らわしくない文体を心がけるのが良いのではないでしょうか。 「体で」を使っている芥川龍之介の文章を引いておきます。   虎と蛇とは、一つ餌食を狙つて、互に隙でも窺(うかが)ふのか、暫くは睨合ひの体でしたが、やがてどちらが先ともなく、一時に杜子春に飛びかかりました。 http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/170_15144.html

その他の回答 (4)

回答No.4

> 「体」ではなく、「つもり」などを使用すべきだったのではと考えますが、 と書いていらっしゃることから考えて、 当該文章は 「相手が理解していないことを前提に説明を行うこと」 つまり、相手が理解してくれているという先入観を持たずに 一つ一つ丁寧に説明していくことが大事だという意味と判断いたします。 ここで「体(てい)」という言葉を考えてみますと、 その意味は「状態」や「様子」を指すものとなります。 また、用例としては  1) 体裁(ていさい)・・・外から見た感じ・ようす。外見。  2) 有り体(ありてい)・・・有るがままの状態 などがあげられます。 この意味を当該文章に当てはめますと 「相手が内容を理解していない状態で説明を行うこと」 となって、かなり意味合いが異なってきます。 「体(てい)」という言葉自体は古くからあり、 話し言葉、書き言葉いずれでも使われますが、 当該文章のような使い方は間違った用法と思います。 ただ、間違った用法が恰も正しいかのように広まるのが 現代の日本社会の現実であることも否めません。 少し脱線してしまいますが、 私が耳に付く言葉の一つに「~とは思います」があります。 この表現は 「たしかに○○とは思います。ただ、××では・・・」 というように必ずその前後が相反する関係、 もしくは例外の関係、或いは条件付にある場合に用いられる表現です。 ところが、テレビなどを見ていても芸能人・一般人に拘わらず、 それ一文だけで完結させる言い方をしている人が大変多いのです。 これもやはり間違った言い方が恰も正しいかのように広まった 例だと考えられます。 言語生活に於ける現代病のようなものかもしれませんね。 それは横に置くとしても、 ご質問の「体」の使い方は明らかにおかしいので、 ちゃんと指導してあげるのがよいと私は思います。 新入社員のうちに矯正しておかないと、 その誤りが社内でも拡散していく可能性があり、 会社にとってもマイナスにしかならないからです。 以上、ご参考になれば幸いです。

noname#177363
noname#177363
回答No.3

正しい日本語として、「体」を「てい」と読むのはかなり限られた用法です。例は既にNo.2の方が示された通りです。 レポートにあったような「理解していない体」のような言い方は、割と最近使われるようになった口語、それもスラングに近い使われ方のように思います。なので、会社でのレポートはもちろん、まともな文章には適さないと思います。

  • cxe28284
  • ベストアンサー率21% (932/4336)
回答No.2

1 相手が内容を理解してしていないことを前提に説明を行う事 2 相手が内容を理解していない様子なので、説明を行う事 意味としてはどちらのニュアンスなのでしょうか。 読点が入っていないのでわかりにくい質問文になっています。 どちらにしてもこの場合体は不適切です。 慣用的には 体よく断る 方法の態 体のいい言葉 体たらくなどと使われます。 Iの場合でしたら、理解していないつもりでの方が良いと思います。 体~姿、かたち、様子

  • mukaiyama
  • ベストアンサー率47% (10402/21783)
回答No.1

後に続く文脈がどうなっているのか分かりませんが、 【相手が内容を理解していない「まま」説明を行う】 【相手が内容を理解していない「にもかかわらず」説明を行う事】 などではないでしょうか。 【相手が内容を理解していない「つもり」で説明を行う事】 になると少しニュアンスが違ってきます。 やはり前後の文脈によるとしかいいようがないです。 いずれにしても「体」は「たい」と読むのが先でしょう。 もちろん「てい」とも読みますが、いろいろな読み方やいろいろな解釈ができる言葉は、別の言葉に置き替えるのが良いとは言えるでしょう。 書き手の意思をそのまま読み手に伝えることが大事ですので。 なお、新人の教育担当の方なら、最後の「事」は「こと」と仮名書きするのが現代国語の標準的書き表し方ですので、一緒に教えておいてください。

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