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一般売買と割賦販売の違いについて

割賦販売は回収に長期を要することが多いため、未回収分の利益は控除しますが、一般売買においてもいつ回収できるのかは不確実なわけですよね? その場合、一般売買は割賦販売で言うところの繰り延べ売上利益控除のようなことをなぜしないのでしょうか?

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回答No.3

一般商品売買と割賦販売の違いは、代金回収が1回か複数回に渡るかという点にあります。 一般商品売買の取引で掛売上を計上した場合、「売掛金××/売上××」という仕訳がなされますが この売掛金勘定は、特段の状況の変化がなければ1回で回収することが予期されています。 そして売掛金というのは「ツケ払い」なわけですから、早期に決済されることが前提となっています。 これに対して割賦販売は、元々の販売形態として「代金回収を複数回、長期に渡って行う」ということが 織り込み済みであり、当社も相手方もそれを承知した上で取引しているわけです。 確かに、一般商品売買であっても代金回収において相手方の債務不履行リスクを伴うことは否定できませんが 割賦販売の場合は長期に渡って代金回収を行うということが前提となっているわけで、代金回収におけるリスクは 一般商品売買と比べれば、明らかに高いといえるでしょう。 ですから、割賦販売の場合は「代金を回収した分だけ利益としての計上を認める」という回収基準 ないし回収期限到来基準による利益の計上が認められているわけです。 これはあくまでわが国の商慣行がそうなっていて、それを会計処理に反映させた結果がこれだというだけですから あんまり突っ込んで考えてどうなるものでもないかと思います。

noname#163690
質問者

お礼

詳しくありがとうございました。

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回答No.2
noname#163690
質問者

お礼

詳しくありがとうございました。

回答No.1

ちょっとおっしゃることがわかりかねるのですが… 一般売買(現金による同時履行)であれば回収不能 の危険はないでしょ。 掛売買であれば期末に「貸倒引当金」の処理をおこないますし・・・

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