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日本におけるカウンセリングに関する資格の取得方法
- 日本におけるカウンセリングに関する資格の取得方法についての情報を求めています。現在、病院で働く50代前半の医療技術職ですが、定年後の為に何か資格を身につけたいと考えています。
- 特に、日本独特の問題である引きこもりに興味を持ち、長年の病院勤務を生かしてカウンセラー(相談員)の資格を取得したいと思っています。在宅学習で取得できる資格で、事業所に勤務したり独立開業したりできるカウンセリング資格はありますか?
- 知っている方や実際に仕事に就いている方のご回答をお待ちしています。
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質問者が選んだベストアンサー
現段階で、心理士の仕事で保険点数に含まれるのは心理検査のみですので、 心理療法やカウンセリングを中心的に勉強しても、実際に病院側で勤務する心理士は心理検査を中心的に担っています。 保険の改定が行われるか、国家資格が出来るまでは医療現場でカウンセラーとして勤務するのは、あまり期待できないでしょう。 (このような理由から、うつ病の治療で心理士が中心的な役割を果たせない訳です。) 学校で勤務しているスクールカウンセラーは臨床心理士が基本ですが、臨床心理士の資格を持たない者でも「相談員」として半分程度の時給で勤務している場合があります。 以上の事から、ただでさえカウンセラーとして働く事が難しく、 また働けたとしても給与面で困難な場合が多い事が御理解いただけたかと思います。 以下に在宅学習中心で信頼のある資格を取得出来る機関を紹介しますが、 金銭的に余裕があり、趣味的要素を大きく含むならともかく、 きちんとした収入を得る目的で検討される事はお勧めしません。 カルフォルニア臨床心理大学院(3年制) http://www.csppjapan.com/ 土日の授業とオンライン講座を中心とし、卒業後2年間の経験を積む事で臨床心理士試験を受験する事も出来ます。 高度な知識が得られますが、時間が掛かりますし、また学費は高額です。 この他にも、 佛教大学大学院 放送大学大学院 東京福祉大学大学院 等でも通信制大学院で臨床心理士の受験資格が得られますが、 週1~2日は大学に行かなければならない場合も多く、また学部レベルの心理学の知識を問われる場合もあります。
その他の回答 (1)
まず、日本では、心理士、心理カウンセラー(相談員)、心理セラピスト(療法士)などの心理職には国家資格が存在しない一方、民間の心理学関連資格は多数存在します。 但し、それに伴ってその資格の認定団体の信用性や資格試験で問われる知識にバラツキがあるなどの問題が指摘されています。 専門職大学院などの指定大学院における高度な専門養成課程を敷き、スクールカウンセラー事業を始め支援活動の実績がある臨床心理士や、医療・保健・福祉分野に活動領域を限定する方針で、医師関連団体が提案する医療心理師(仮称)を中心に、心理職の国家資格を創設しようとする動きがあり、現在も協議が重ねられています。 > 在宅学習(インターネットを含む通信制度)で取得できる資格 は社会的にも、業界的にも評価は大変低いなので、取得はお勧めいたしません。
お礼
まだ発達途中の職業なのですね。 諸外国では、うつ病の発症が多発しセラピストが足りないとの事。 日本も、例外ではなさそうですね。
お礼
詳しい説明ありがとうございます。 カウセリングに保険点数が付けば、多くの人が救われるのに・・・。 日本の精神保健制度は、先進国ではどの程度のレベルか想像できますね。