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看護師のカウンセリング資格取得について
私の妻は看護師をしています。 それでこの先看護師として患者と接する上でのカウンセリングを勉強したいのですが、数が多く迷っています。 時間もなく金額的な理由から大学レベルまでは求めていませんが、 ジャンル的に患者と接しながら病院で看護師としての業務を行いながら取得するのに適しているカウンセリングの資格でおすすめなどはありますか? ぜひ教えてください。 また取得された方などおられましたら参考にさせていただきたいので 取得しようと思った動機や取得した後の事などお聞かせください。
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職場でカウンセリングの技術をどう活かすかによって違ってくると思いますが、 患者さんやそのご家族の気持ちに寄り添う、職場の人間関係にも役立つ 「カウンセリング・マインド」を学ぶためでしたら、下記のような資格が 教育カリキュラムもしっかりしており、役立つのではないかと思います。 両者とも特徴的なのは、実践・実習を重視していること、 資格の信頼性と精度、自己研鑽の努力を保つためにも 資格の更新制度(研修を積んだ実績が認められないと更新できない)が あることですね。 ■NCCP認定カウンセラー 「認知行動療法」という技法を中心に、 さまざまな領域で活用できる技法と知識を学ぶ http://www.nccp.jp/index.html ■産業カウンセラー 産業領域中心(学校、医療、公的機関も含む)だが、 「傾聴」を通して相手の気持ちに寄り添うことを基礎として実習で徹底的に学ぶ http://www.counselor.or.jp/ デメリットは、講座が最低でも月2~3回でほぼ一日中かかること、 費用が20万円以上という感じでしょうか。 ただ、人のこころに直接携わる責任の重い学びなので、 実習授業を重んじない通信教育はあまり実践に役立たないんですよね。 私は産業カウンセラーを取得しましたが、養成講座の同じクラスに 看護師さんがいました。講座出席が可能になるようローテーションを 組むなど、家族と職場の理解は必須だったようですね。 患者さんやご家族の悩みを理解し、やわらげたいというお気持ちがあり、 職場の上司・上層部の人間関係の悩みも動機になったそうです。 精神医学からの専門的なかかわりはできませんが、 患者さんや家族の気持ちを共感して深く聴いて 理解者として支えになれたり、職場の人間関係の調整においても 同僚の悩みを聴くなど、いわゆる「傾聴」の姿勢を 役立てていらっしゃるそうですよ。
お礼
ご丁寧な回答ありがとうございました。 大変参考になり助かりました。