- ベストアンサー
他人に文献調査を依頼する理系論文作成のスタイルは普通なのか?
- 文系の大卒が理系研究室で事務の仕事をしているが、若手教員から論文執筆の文献調査を依頼された。
- 自身は卒論の経験しかなく、他人に文献調査を依頼することに驚いている。
- 教授に相談してこの件が自分の業務範疇を超えているか確認するべきか悩んでいる。
- みんなの回答 (7)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
私は理系の大学院を出ましたが、基本的には文献や論文は全て自分で探して自分で読みますね。まあ同じようなことをしている同僚がいるのなら「これこれこういう関連の論文を読んだことはないか?」と聞くくらいはしますけども。 そもそも私が所属していた研究室には事務なんていませんでしたが。 その文献調査というのはどの程度のレベルを要求しているものなのでしょうか? 例えば特定のキーワードに関連する論文を適当に検索して見つかるだけ見つけまくって印刷、あるいはPDFファイル化して渡す程度なら他者に依頼するのもありかと思います。それならあくまで単純作業であり雑務の範囲ですから。 ただ、その論文を読みこんで内容を纏めるだとか、内容まで踏み込んで調査するというのならそれはありえないですね。 どんな論文も全て自分で読みこんで内容を把握しないととてもじゃないですが怖くて自分の論文なんて書けません。 ですので、その調査というのが論文の中身を一切読まずに特定キーワードの論文を無差別に印刷して渡すだけなら、雑務としてありえると思います。論文検索サイトを使えば一発ですし頭を使わない単純作業の範疇ですので。ただ、その場合はauthorに加えてもらうなどの報いはないでしょう。 しかし内容の調査(頭脳労働)まで含んでいるのならそれはちょっとあり得ないと思います。教授に相談したほうがいいかもしれません。
その他の回答 (6)
- SOGYO
- ベストアンサー率26% (17/65)
理系の研究者のはしくれです. 論文調査(いわゆるサーベイ)を人に任せることはありますけど 事務の方になんてとてもじゃないが任せられるものじゃありません. むしろ事務の方には本分 (スケジュールの調整や申請書の体裁を整える関係各所とのすり合わせやお金の処理) にまい進してもらって,それで空いた時間をサーベイに費やすのが筋ですし それが事務職という職業の在り方だと思います. 当たり前ですが,学問の世界では二番煎じに価値はありません. したがって,サーベイによって「自分が世界初」であることを確認するのは 非常に重要な部分なんです. それを門外漢に任せると言うのは普通の研究者の神経じゃ考えられません. (自分のところの研究室の学部生でも任せたくありません.強いて言えば博士・研究員以上) それでもなお質問者さんに話が来たというならば ・自分の専門でない分野の,横断的な事を知りたい (雑学の収集みたいなものなので,二番煎じとかどうでもいい) ・その教員の神経がおかしい のどちらかだと思います. 何にせよ,事務の方の仕事を邪魔してまでお願いする仕事じゃないわけですけど.
お礼
ご回答ありがとうございます。いずれにしても、手間な仕事ですよね。私も、本人が自分ですればいいのにと思います。
- spring135
- ベストアンサー率44% (1487/3332)
文献調査といっても目的、用途によってその方法、レベル、範囲は変わってきます。 研究の根幹にかかわるレベルの情報は、いやしくも研究者たるもの、寝ていても 流れ込んできます。あなたに依頼されたのはそのようなレベルのものでなくて、 学会誌等に広く解説記事を書くような仕事の材料集めであって、玉石混交歓迎的な 前提でしょう。 インターネットの時代において、ビジネスで最も重要な能力は「検索」能力だというのは 実感されませんか。 理系の世界において文系のあなたに今求められているのはもちろんあなたのそのような能力、 いわば事務処理能力の一環であって、研究室における存在価値を試されているといえます。 ともあれ、キーワードや、海外文献は言語はどこまで広げるのか、等々、依頼者の意向を 知るべく、打ち合わせる必要はあるでしょう。 そのような作業がルーチンで行えるようにスキルアップしてください。 文系、理系は関係ありません。
お礼
今の段階の依頼内容では漠然としていますので、やはり詳細を打ち合わせる必要はありますね。どうもありがとうございました。
- f272
- ベストアンサー率46% (8467/18126)
どんな調査を頼まれたのかわからないが,私が研究補助者に対して依頼するとしたら 代表的な文献データベースの使って,文献リストを作成する(キーワードはこちらで指定する) 電子ジャーナルや図書館に行って,その論文を入手する といったことですね。それ以上のことだと,事務をやっている人だと無理でしょうから頼む気にならない。 そしてその労力に報いるとしたら,謝辞に書くことくらいだなあ。(これも本にするような大論文の時だけですけどね。)
お礼
せめてキーワードくらいは候補を確認したほうがよいですね。どうもありがとうございました。
引き合いにだされたので、もう一度回答します。 大学教員の頭の硬さは普通じゃない。 社会人なら~などという話自体が、彼らには通じない。 しかし、私も言い過ぎました。 質問者様および他回答者様は私の戯言など無視するのがよいでしょう。
- raiden787
- ベストアンサー率37% (179/473)
No1様の 『使えねーやつだな』というご回答には少々疑問を覚えます。 社会人なら業務に関する報告連絡相談は基本中の基本。 自分の判断を超えていると思った事例については例えどんな基本的なことでも上司に相談することは当たり前のことです。 分からないことは恥ではなく分からないまま勝手に実行したり、分からないまま放っておくことのほうがはるかに愚劣なのですから。 それに、文系の事務に現役の研究者が文献の調査依頼なんて考えにくいことですし、教授に相談なり詳細を質問するなりするのは順当なことかと思います。
お礼
文中の「若手教員」と「教授」は別人なのですが、教授がこのことを知っているのか、がまず疑問です。この若手教員は、本件を私に依頼してもよいか、教授に相談もせずに言ってきている気がしてなりません。 困った時にはやはり責任者(教授)に告げるのが一番ですかね。
>これは、理系では普通にあることなんでしょうか? 私の知る限り普通ではありません。 >また、そもそもこの件は私の業務の範疇を超えていると思うのですが、教授に相談したほうがいいでしょうか? ご自由に。ただ、私なら「使えねー奴だな」と思います。
お礼
「文献調査」といってもいろいろとレベルがあるのですね。 今回の場合、その教員がテーマとしている分野の最新の傾向・研究結果を知るために、探してピックアップしてほしいというものでした。 適切なキーワードを考えて、アブストラクトを読むくらいはしないと集められないと思います。しかし、この程度だとご回答にある雑務に近いですかね…。 いずれにしても、私自身の専攻分野とは全く関係ないのでうまく絞り込めるか心配です。