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アンケート調査の精度?
ある町の総世帯数9000世帯、そのうち1000世帯を無作為抽出し、ある物の購入についてのアンケートを実施します。 例えば回収率が50%になって、その結果購入の意思ありが30%あったとしたら単純に2700世帯程度は購入の意思ありと考えてもよろしいのでしょうか? HPの紹介、書籍の紹介等ありましたら合わせてお願いします。(当方はこういうことは初体験です)
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タイトルが「精度」と書かれているので、その観点から説明します。 回収率が50%という時点で、この調査の標本の代表性はほとんどあてになりません。無作為抽出した意味が無いといえば言いすぎですが、50%程度の回収では、誤差を統計学的に厳密に議論することは無意味です。 なぜかといえば、#2の方が書かれているように、標本に偏りがあるかもしれないからです(#2の方が書かれている数字の妥当性は別として、通常は購入意思のある方の回答が多くなるというのは言えると思います)。 したがって、母集団である9000世帯に対して、購入意向率が30%±X%という推定を試みることは不可能です。 もし無作為抽出した標本がほぼ完全に(現実的に100%は無理ですので)回収できたとすれば、かなり誤差は小さいと期待できます。参考URLの表を見ていただければ分かりますが、±3%程度には収まっていることが期待されますね。 念のために付け加えますが、以上は「精度」の統計学的な、また調査方法論的な議論です。かりに精度の高い調査を実施して、信頼できる統計が得られたとしても、「○○という商品を購入しますか?」と回答した人が実際に購入するかどうかは別問題です。
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- altosax2001
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ちょっと気になったので。 >例えば回収率が50%になって、その結果購入の意思ありが30%あったとしたら単純に2700世帯程度は・・・ 未回収の50%は、恐らく興味がないなどで、回収した50%とは統計が違うと思います。(恐らく、未回収分は100%購入の意思なしです) ですので、実際には15%くらいが購入の意思あり、と解釈した方がいいでしょう。
- smile_Joy
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> その結果購入の意思ありが30%あったとしたら単純に2700世帯程度は購入の意思ありと考えてもよろしいのでしょうか? 統計的に正しくアンケートが行われていれば、そのように 受け取ればいいでしょうね。 ただし、例えば誤差率が10%の時に、「購入意志あり」が 55%いたとしても、実際には45%~65%の範囲の中での 精度になりますので、過半数が「購入意志あり」という 報告書をだすのはまずいことになります。 参考URL先にサンプル数の求め方や、誤差率の求め方が あります。予想される回収率で誤差率の少なくなるような サンプル数を決めなければ統計的には意味がありません。 ちなみに選択肢の順番を 「購入の意志あり・購入の意志なし・どちらともいえない」 とするか 「購入の意志あり・どちらともいえない・購入の意志なし」 とするかで集計結果が結構変わってきます。 白黒はっきりさせたいなら前者のように 中性的な選択肢は後ろに付けた方がいいです。