- ベストアンサー
ヘンリー7世のイングランド王室としての血縁の根拠
ランカスター家最後の王子としてヨーク家の王女を后に迎え、 薔薇戦争を終結させたチューダー朝開祖のヘンリー7世ですが、 イングランド王としての血縁の根拠は母親なのでしょうか? 今までずっとヘンリー5世と側室の孫だと (ヘンリー5世の血筋を引くものと) 思っていましたが、よく調べるとヘンリー5世の未亡人キャサリン とその秘書官オーウェルの孫。 となると王室の血筋は受け継いでないのかな?、とふと疑問に。 でも母親がマーガレット・ボーフォートなのでその線で ランカスター家の血筋を引いている、ということなのでしょうか?
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
noname#177363
回答No.1
>イングランド王としての血縁の根拠は母親なのでしょうか? ということでしょうね。 >よく調べるとヘンリー5世の未亡人キャサリンとその秘書官オーウェルの孫。 >となると王室の血筋は受け継いでないのかな?、とふと疑問に。 父方の血筋では、イングランド王家にはつながらないです。 >でも母親がマーガレット・ボーフォートなのでその線で >ランカスター家の血筋を引いている、ということなのでしょうか? 私はそのように認識しています。 母親が、エドワード3世の息子ジョン・オブ・ゴーント(ランカスター公)のひ孫です。 なので、王家(プランタジネット王朝)の血を引いてるとは言っても、とても薄い縁ですし、その縁が母方というのがイングランドらしいですね。だからこそエリザベス・ヨークとの結婚の必要があったのかもしれません。 http://www9.wind.ne.jp/chihiro-t/royal/England/Lancaster.htm
お礼
最初に訂正します。 秘書官・オーウェル→オウエン(Owen、Owain) >父方の血筋では、イングランド王家にはつながらないです。 なるほど、やはり父系を遡ってもイングランド王室には辿りつかないのですね。 (イングランドに併合されたウェールズ公国の王室に辿り着くみたいで…。) >とても薄い縁ですし、その縁が母方というのがイングランドらしいですね。 >だからこそエリザベス・ヨークとの結婚の必要があったのかもしれません。 イングランド王室としての薄い血筋をヨーク家のエリザベス王妃が補って 文句なしの血統・ヘンリー8世が生まれた、という感じでしょうか。 イギリスの王朝名の変更ルールが女系で誕生した王の父方の姓を名乗るという (http://www.kanda-zatsugaku.com/ →イギリス王室今昔物語→外来王朝が担った一千年) ことからすればヘンリー7世が即位したときプランタジネット朝からチューダー朝 に変わったのは男系ではなく女系だったからの証、つまり王家の血は母親から 受け継いだのだということ。そのため父親の姓であるチューダーが次代の 王朝名となったー、 と改めて理解し直すことができました。 思っていたよりも早く、又わかりやすい回答を頂きありがとうございます。 おかげでモヤモヤがとけ、すっきりしました。