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量子力学の数学的構造について

現在夏休み中の大学3回生です。 関数解析でC*環とフォンノイマン環の基本的なことを修得し たので、ついでに量子力学の理論を理解したいと思っている のですが、今のところよくわからず、とりあえず次のように 暫定的に理解しているのですが、恐らく間違っています。 間違っている部分を訂正し、解説して下さるとありがたい です。よろしくお願いします。 物理系に対し、可分ヒルベルト空間Hと、それに作用するフォン ノイマン環Mが付随する。系の物理量TはMの可換子環M'の全て の元と可換な自己共役作用素で表される。(非有界の場合も含む。 二重可換子環定理よりM''=Mなので有界作用素の場合はTはMに 含まれる。) 状態φとは、M上の正規非負線形汎関数でノルムが1のものであ る。正規線形汎関数とは、あるH上のトレースクラス作用素ρが 存在し、φ(x)=Tr(Sx)となるようなものであり、正規線形汎関数 全体からなるバナッハ空間はMの前双対と呼ばれる。 物理量Tに対し、φ(T)=∫_[spec(T)] t dφ(E_T)(t)  (E_TはTに付随するスペクトル測度であり、φ(E_T)はφとE_Tを 合成した確率測度) がTを状態φで測定したときの観測値の期待値である。 CCRという交換関係を満たす物理量の組(q_j, p_j)_j∈Jが存在し、 それらが生成するフォンノイマン環(すなわちそれらのスペクトル 射影ないし、一係数ユニタリ群が生成するフォンノイマン環) は、Mである。

みんなの回答

回答No.1

物理の内容を数学的に正当化するのは、あまり生産的ではありません。 場の量子論とか、ファインマンの経路積分とか正当化できません。

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質問者

お礼

実家にいるため、手元に量子力学を数学的に解説した本が作用素 環が出てこない新井朝雄の本くらいしかなく、作用素環を用いた らどうなるのかがよくわからないのです。 数学を学ぶのに物理的な意味もセットで理解した方がいいと思う のです。 作用素環、非可換幾何と数理物理の関連は現在も活発に研究され ていると認識してます。 生産的な数学とはどんなものであるのか、是非教えてください。

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質問者

補足

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