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動的解析の意義

以前静的解析を行なったモデルを今度動的解析を行なうこと担ったのですが、動的解析を行なう理由や意義が今ひとつ自分の中で整理できていません。 動的解析を行なう理由や利点、意義を教えていただけないでしょうか

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  • ベストアンサー
  • tocoche
  • ベストアンサー率36% (65/180)
回答No.1

その動的解析をしてみましたか? 静的解析の結果との違いはありませんでしたか? 静的解析というのは、そのモデルにおける理論値,限界値を探るのに使われ、よくニューズレターに「理論的には・・」と記載される値は静的解析によって導かれたものが多いです。 しかし実際にものを作ってみると、理論値に遥かに及ばない性能しか発揮できないことが多い。 その結果をいきなり理論値と比較しても、どこをどう改良したらいいか見当もつかない。 そこで実際に動かしてみたときに何が起こるかを検討する「動的解析」が必要になります。 例えばポンプで水を送るとき、静的解析では「ピストンの圧力によって、ピストンが動いた分だけ水が送られる」という結果が得られますが、水には質量や粘性があるため「どんどん水を送るのは大変だ」という結果は、動的解析でないと得られません。 時間に関する要因を持つものは、動的の範疇に入ります。 簡単なものは「移動するのに時間がかかる」とか「温まるのに時間がかかる」とかの要因です。 乗り物は必ず動くので過渡応答,周波数応答,異常振動の解析が必要です。 またエンジンの消音器のように、静的解析ではどうにもならないものもあります。(静的では筒抜けになるだけ)

Msaki
質問者

お礼

お礼の返事が遅くなって申し訳ありません。 レポートを書く時の参考になりました。ありがとうございます。

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