- ベストアンサー
国家試験総合職について
初めまして、現在一橋大学法学部一年生の者です。 早速ですが端的に質問させてもらいます。 国家試験総合職に合格する為、必要なものはなんでしょう? 独学可能なものなのでしょうか? 法科大学院へ行かなければならないのでしょうか? 予備校にも行かなければならないのでしょうか? 各人次第、ということは分かっています。 なので、回答者様ならどの様なプロセスで合格を狙うかを、できれば事細かに教えてください。 上記の質問を見れば、無学な者であることがすぐに分かると思います。 よろしければ御回答お願いします
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
国家公務員試験は今年から制度改正があったので、総合職の問題を収録した問題集はまだ刊行されていないと思いますが、まずは、その問題集(または従前の国家I種試験の問題集)を見る必要があります。 大学入試対策と同じで、過去問を十分に解ければ、その実力を維持するだけでよいし、解けないのであれば、合格水準に到達できるよう勉強をするということになります。 従前の国家I種(法律職)試験が受験者として想定していたのは主として東京大学法学部の学生で、東大法の学生がI種試験対策として予備校に行っていたという話はまず聞いたことはありません。近年では東大法のトップ層があまり受験しなくなったので、I種試験に合格した東大生は法学部で中くらいの成績の学生が多くなっているはずですが、そのような学生でも、大学入試のための勉強と大学での勉強をベースとして若干の試験対策をすれば、国家I種・総合職試験に合格できるのではないでしょうか。 総合職試験でも、ペーパーテストは教養試験(現在は「基礎能力試験」というようで、択一式)と専門試験(択一式と論文式試験)に分かれており、このほか、政策論文試験というものがあるようです。 教養試験については、大学入試のセンター試験対策を十分していたとか推理クイズなどが得意ということであれば、改めて対策を講じなければならないというようなものではないと思います。しかし、現在では、センター試験対策をしておらず、文系で理数系問題が苦手というような学生も国家I種試験を受験するようになったことから、そのような学生を対象として、予備校が公務員受験講座を開講したり、合格実績を上げたい大学(私学が中心)が補足的に公務員講座の開講するようになっています。 個人的には、国家総合職に合格し実際に中央省庁(霞が関)に採用されるようなレベルの学生であれば、予備校などに行かなくとも十分に教養問題対策ができると思いますが、受験事情が分からず、また経済的に余裕があるのであれば、これらの講座を利用されてもよいと思います(単なる安心料でしょうが)。 また、専門試験については、大学での勉学で十分に足り、また、勉学範囲が広いので予備校に通えば十分というようなものではありません。ただ、択一式問題については、法学分野を中心に解答する問題を選択するにしても経済学など法学以外の問題も若干は選択する必要があるはずで、大学での勉学では足りないかもしれませんので、何らかの対策を講じる必要があるかもしればせん。この場合でも、その問題数が少なければ基本的なところだけを押さえ、自分ができない専門外の問題は他の受験生も解答できないと割り切ってよいかもしれません。なお、論文式試験については、大学の試験で「〇〇について論じなさい」という、いわゆる一行問題に慣れていれば問題ありませんが、小論文の書き方に慣れていないのであれば、予備校などで、実際に添削を受けられる講座をとられるのが対策として有効かもしれません。 なお、現在の総合職試験は、大卒を対象とした試験と大学院卒を対象とした試験に分かれていますが、学部生であれば、院卒試験ではなく大卒試験を受験すべきです。そのため、法科大学院を含む大学院には進学する必要はありませんし、大学院に進学したほうが国家公務員になりやすいと考えるのも不適当です。 総合職試験に院卒試験が導入された理由は承知していませんが、法科大学院を修了したものの司法試験に合格できなかった学生(いわゆる三振者)を救済するためという側面もあるはずですので、そのような学生が現役大学生に比べ公務員に採用される上で有利になるということはないはずです。 院卒試験は今年から実施されたもので、その合格者のうち実際に採用される者の割合がどの程度であるのかはまだ公表されていませんが、各省庁とも院卒試験からの採用にあまり積極的ではないという話も聞いています。今後の院卒試験の取扱いがどうなるのか分かりませんが、学部生であれば、大卒試験でダメであれば、せいぜい一留して再挑戦するだけで止め、国家公務員以外の進路を検討されるのが適当と思います。 質問者は一橋大法学部の学生ということですが、3年後に質問者の競争相手となるのは東大法の中位層の学生となりますので、そのような学生に対し成績面・人格面で対等に競争できるよう精進されれば、総合職試験に合格でき希望省庁に採用されることになるというだけの話です。
その他の回答 (1)
- wakuapaku
- ベストアンサー率32% (176/544)
従前の国家I種について、ですが、大手の試験予備校では、II種や地方上級の対策をする講座は多いですが、一種については少ないような気がしています。大手の予備校で、国家I種は特殊な勉強で、東大生がなかでノウハウを持って勉強しあうから、、と言われていました。 ただ、伊藤塾ってご存知ですか?法科大学院や司法試験をめざす人の為の学校です。そこでは、国家I種対策があり、今では総合の対策講座もあるようです。http://www.itojuku.co.jp/ 一度、説明を聞きに行かれてはどうでしょうか? 国家I種を勉強していた人が地方上級、区役所レベルまで受けていますよ。国家I種の筆記には受かっても面接でなかなか最終合格まで行かず、他の道を選んだ優秀な人達がたくさんいます。 早めに対策をたてて、公務員、民間、両方で良き道を探して下さいね。
お礼
ありがとうございます! 伊藤塾に決めました!頑張っていこうと思います!