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美しい英語を書く作家の定番
美しい日本語といえば幸田文が定番と思いますが、 英語圏で美しい英語を書く作家の定番にはどんな人があげられるのでしょうか。 身近にネイティブがいないので、どなたか訊いていただけませんか。
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え? その文章が美しいかどうかという観点で論じた英語の文章を見かけない? まあ、むりもありません。よほどの小説好きでなければ、文体など気にしないものですから。しかし、けっこういろんな作家が日英米を問わず、「誰々の文は名文だ、手本になる、誰々のは意外と陳腐だ」みたいなことを言ってきましたし、ネット上でもしばしばアーデモナイ/コーデモナイと意見が飛び交うことがありますよ。 名文家はだれかという問題は、とても主観的なものですので、人によってかなり基準が変わってきてしまいます。したがって、映画の人気ランキング式に「名文家ランキング」なるものを作ろうと思っても成立しないのが普通。 No.3でわたしが挙げた3人は、英米文学をかじったことのある人ならまず否定することはないと思われる名文家たちですが、そのほか、多くの人たちが「名文家」として挙げる作家をもう少しだけ列挙すれば、こんな作家たちが思い浮かびます。 ・ウラジミール・ナボコフ(「ロリータ」で有名。ロシア生まれなのに、米文学の世界で名を残した。この人の文も美しい) ・ジェームズ・ジョイス(文章の天才!) ・ジョゼフ・コンラッド ・イヴリン・ウォー ・ヘンリー・ジェイムズ(修飾語句が多い! 推敲をたびたび繰り返すがあまり、かえって読みにくくなってしまった大江健三郎を思わせることも…) ・V.S.ナイポール(トリニダード・トバコ出身で、英文学で名を残したノーベル賞受賞作家) あくまで、名文家であるか否かが基準ですから、書いてあることが美しいかどうかではありません。読後感がひどい作家もいますので誤解のなきよう。
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- KappNets
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英米の作家をその文章が美しいかどうかという観点で論じた英語の文章を見かけないように私は思うのですが、いかがでしょうか。
お礼
確かに「美しい」という表現は曖昧ですね。 私のイメージとしては、 目で読んでも声に出して読んでも心に染み入ってくるような文章、 くらいにとらえていました。 ありがとうございました。
- juichikumi
- ベストアンサー率61% (92/150)
3人挙げます。 Willa Cather ウィラ・キャザー 米国 1873-1947 小説家です。この人の文は、日本なら志賀直哉的な地位を占めていると言っていいほどの、シンプルな名文とされます。 Iris Murdock アイリス・マードック 英国 1919-1999 哲学者であり小説家です。この人の文章も、とても素晴らしい名文とされます。声に出して読んでもすばらしさが伝わります。わたしがいつも理想としている英語です。 Gore Vidal ゴア・ヴィダル 米国 1925- この人の文は、キャザーと正反対に、美辞麗句や修飾語句が満載であるため、とても日本人には読みにくいのですが、やはり名文家とされています。小説・評論・戯曲・エッセイ等、幅広く書いています。 あくまで、「名文家」と言われている人です。読んで面白いと感じるかどうかは、人によってずいぶんと評価が変わるでしょう。
お礼
恥ずかしながらこのお三人、全く知りませんでした。 英語の勉強にでもなればと思って、質問しましたが、 まずは文学全体の教養が必要のようですね。とほほ。 ありがとうございました。
- aquira15
- ベストアンサー率15% (16/105)
シェークス ピア。 ジェーン オースティン。 少々表現の仕方がクラシカルですが、 間違いなく美しい表現をしていると思います。
お礼
このお二人の作品を堪能できるほどの英語力はないので、 まずは英語力をアップしてからトライしたいと思います。 ありがとうございました。
- marbleshit
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Ernest Hemingway だよと言っています。 In his literature, and in his personal writing, Hemingway habitually used the word "and" in place of commas. This use of polysyndeton may serve to convey immediacy. Hemingway's polysyndetonic sentence—or in later works his use of subordinate clauses—uses conjunctions to juxtapose startling visions and images; Jackson Benson compares them to haikus. Many of Hemingway's followers misinterpreted his lead and frowned upon all expression of emotion; Saul Bellow satirized this style as "Do you have emotions? Strangle them." However, Hemingway's intent was not to eliminate emotion, but to portray it more scientifically. Hemingway thought it would be easy, and pointless, to describe emotions; he sculpted collages of images in order to grasp "the real thing, the sequence of motion and fact which made the emotion and which would be as valid in a year or in ten years or, with luck and if you stated it purely enough, always". This use of an image as an objective correlative is characteristic of Ezra Pound, T. S. Eliot, James Joyce, and Proust. Hemingway's letters refer to Proust's Remembrance of Things Past several times over the years, and indicate he read the book at least twice. Novelist John Irving, in 2012, objected that Hemingway's sentences were "short and simplistic enough for advertising copy". *Extracted from the site below http://en.wikipedia.org/wiki/Ernest_Hemingway
お礼
ヘミングウエイですか。 大昔、アメリカ留学中にキーウエストまでドライブしたのを思い出しました。 お盆にでも読んでみようと思います。 ありがとうございました。
お礼
英語の勉強の役に立つかなと思って質問したのですが、 ちょっと安易でした。 恥じ入る次第です。 挙げていただいた作家の作品をお盆にでも読んでみたいと思います。 ありがとうございました。