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新幹線の名前について
新幹線の名前で「E1系」や「E2系」や「E3系」などの名前がついているのですか、これにはどういう意味があるのでしょうか? 6歳の甥っ子に聞かれて説明できませんでした。 ご存知の方がいれば、教えて下さい。 宜しくお願いします。
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まず大前提として。 新幹線には、列車の名前(はやぶさ、のぞみなど)と 電車の名前(E5系、N700系など)があります。 これは「同じ種類の電車が、違う名前の列車になる」 ことがあるので、電車そのものの名前が無いと不便 だからです。 実際、東京駅では「東京行き"はやて"が、新青森行き "はやぶさ"として折り返す」例や、「東京行き"のぞみ" が、名古屋行き"こだま"として折り返す」例が結構 あって、「はやぶさ型」「のぞみ型」ではおかしなことに なってしまうんですね。 「のぞみ型のこだま」って・・・なんか変でしょ? ということで、東海道新幹線には現状で 700系(おもに"こだま"用) N700系(おもに"のぞみ"用) という2種類の電車があります。 なんでこんな名前かというと、電車1両1両に付けられた 「番号」が700で始まるからです。電車には1両1両全部に 違う番号が付けられてるんですね。 で、この番号ですが、新幹線は100ごとに全く別の形をした 電車があったんです。 初代新幹線、丸い鼻の0系 「シンデレラ・エキスプレス」CMの背景に出てくる、2階建ての100系 上越新幹線に残ってる、100系と同じ顔の200系 こないだ「さよなら運転」をして無くなった、東海道の300系 山形新幹線専用だった、銀色の400系 灰色で車体が丸い、今でも山陽新幹線走ってる500系 ・・・何故か600系は無い・・・ 東海道新幹線用の700系 九州新幹線用の800系 900番で始まるのは、ドクターイエローなどの事業用車 ごらんのように、もう100番台は満杯です。 ですので、JR東日本は「こんな形式のつけ方からイチ抜けた」と、 新型車は全部、E+1桁の数字の形式にしちゃったんです。 ですので、JR東日本の東北・上越・長野新幹線には 二階建て12両、秋には無くなるE1系 長野行や東北新幹線で主力、紺と白のE2系 秋田新幹線・山形新幹線乗り入れ用のE3系 二階建て8両のE4系 今後の主力、青いはやぶさE5系 秋田新幹線のE5系連結用、E6系 なんて形式になってるんです。 ちなみにJR東海は、「本家本元の新幹線が勝手に命名規則 から抜けちゃダメだろ」ということで、700系の次の新型車は 700で始まる数字の空き番号に無理やり形式を突っ込み、 同じ700番での区別をつける為に、形式を総称するときだけ "N"700系と言ってます。 (ですので、JR東海の"のぞみ"型N700系の各車の形式は 7XX型と、頭に"N"が付いてないのに対して、JR東日本の 各車の形式は、"E1XX"と、正式に頭に"E"が付いてます) http://ja.wikipedia.org/wiki/N700%E7%B3%BB%E6%96%B0%E5%B9%B9%E7%B7%9A http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E5%B9%B9%E7%B7%9AE1%E7%B3%BB%E9%9B%BB%E8%BB%8A
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- kuni-chan
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JR東日本の新幹線は他社への乗り入れがありませんので、形式について独自に決める事ができます。 北陸新幹線と北海道新幹線が開業すれば他社へ乗り入れますが、問題にはならないでしょう。 Eは東日本の意味で番号は製作された順番です。 他人の回答をとやかく言いたくないのですが、明らかな誤りは訂正しておきます。 No.2さんの回答にありました107系はJR東日本にしか存在しませんから他社と重複する可能性はありません。 109系はJRグループに実在しません。 形式3桁の2桁目の3・4は準急用ではありません。クモユ141、クモニ143、クモヤ143、クモヤ145は準急用になってしまいますし、準急自体もはるか昔に運転されなくなっています。 9は特急用ではありません。事実だとすればクモヤ191、クモヤ193、クモヤ791等も特急用になってしまいます。 あと、例は実在しないものを使っても問題ありませんが、505系もJRグループに実在しません。
- tetu758
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この場合のEは東を指すEast を意味します。JRの分割による形式番号の重複を防止する為に分けましたので会社に因っては異なり、私鉄の振り分けと同じパターンの会社もあります。 107系と呼ばれる通勤形の番号がJR東日本とJR西日本で重複し、この様な事が今後起きない様にJR東日本が付帯させる様にしたのが始まりです。JR西日本は変更に対して500番刻みで例えば109系500番、1000番を振り分ける様になりました。 因みにJR東海の新幹線N700系のNはNewを意味し、新幹線の番号を重複させない処置です。私鉄の番号に類じた1000系、2000系を採用したのがJR四国です。 国鉄時代の振り分けは下記の例を基本にしています。 3桁目の数字は1~3までは直流対応、4~6までは交琉、直琉に対応、7~8までは交流対応、それぞれ意味し、試作車両には9が付きます。 2桁目の数字は1と2は普通と快速用、3と4は準急用、5と6と7が急行用、8と9が特急用を意味します。 1桁目は関連の番号の振り分けを意味し、奇数を形式にしています。 例えば505系は交直琉対応の通勤形で3番目に設定された番号を意味します。
- pon-san
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EはEastのEです。93年ごろからJR東日本の特急型や新幹線型に付けられるようになりました。現在では通勤型車両にも使われています。Eのあとの数字は連番で振っているようです。(在来線の番号は100の位が交流、直流、・・・とかありますが、まだその説明はいらないでしょう。) E1系(Maxとき・Maxたにがわ) E2系(はやて・やまびこ・なすの・あさま) E3系(こまち・つばさ・やまびこ・なすの・はやて) E4系(Maxやまびこ・なすの・Maxとき・Maxたにがわ) E5系(はやぶさ・はやて・やまびこ・なすの) E6系(こまち予定) おそらく今後新しい形式が加わるたびにE7、E8・・・と増えていくはずです。 そのほかのほとんどのJRは国鉄時代からの命名を踏襲しています。