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極限の問題(収束半径、広義積分)
- 極限の問題(収束半径、広義積分)に関する質問をまとめました。
- 質問1ではΣ(√(n+1)-√n)x**n の収束半径についての質問です。質問2ではΣan*(x**n)とΣn*an*x**(n-1)の収束半径の関係についての質問です。質問3では3つの広義積分が収束するか発散するかについての質問です。
- 質問1ではダランベールの収束判定法を使用して収束半径を求める方法につまずいています。質問2ではダランベールの収束判定法が使えない場合での収束半径の関係を示す方法につまずいています。質問3では適切な関数を見つけることができず、収束性を示すことができませんでした。
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daiyanさん、こんにちは。 (1) an/an+1 = (√(n+1)-√n)/(√(n+2)-√(n+1)) = (√(1+1/n)- 1)/(√(1+2/n)-√(1+1/n)) ここで √(1+x) = 1 + (1/2)x -(1/8)x**2 + … を用いると lim(√(1+1/n)- 1)/(√(1+2/n)-√(1+1/n)) = lim(2/n)/(2/n) = 1 (2) Σ[n=1~∞]n*an*x**(n-1) = Σ[n=0~∞](n+1)*an+1*x**n と書き直すとダランベールの方法がそのまま使えます。 (3) an =∫[(1/((n+1)π)~1/(nπ)]sin(1/x)dx とします。1/x=yとおくと、 an =∫[nπ~(n+1)π]y**-2sin(y)dy となりますが、この区間で一点を除いてy**-2 < 1/(nπ)**2 だから |an| < 1/(nπ)**2∫[nπ~(n+1)π]|sin(y)|dy = 2/(nπ)**2 同様に |an-1| > 2/(nπ)**2 より |an| < |an-1| かつ lim an → 0 よってLeibnitzの交代級数の収束判定法よりΣan は収束し、 ∫[0~1]sin(1/x)dx = Σ[n=1~∞]an + ∫[1/π~1]sin(1/x)dx も収束します。 ∫(x(x-1))**(-1/3)dx(2≦x<∞) はご自分でどうぞ。 ∫1/xdx(-1≦x≦1) は言うまでもなく発散します。それで説明は省略します。Cauchyの主値 P∫1/xdx(-1≦x≦1) は収束します。
お礼
丁寧な回答ありがとうございました。 数学初心者なのでダランベールとか、知ったか風に書いちゃいましたが実のところよく分かりません。 ところで(1)はロピタル(知ったか)を2回繰り返してもできることに気づきました。1歩、前進した気持ちです。 また(3)の∫(x(x-1))**(-1/3)dx(2≦x<∞) はxx**(-1/3)<x(x-1))**(-1/3)から発散を示せばいいんですよね。これまた、少し前進です。 精進していきます