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カノン進行について
カノン進行が心地よく聞こえる理由を教えてください。 カノン進行には、人間の脳や本能に訴え掛ける魔法の様な力がある様な気がします。 どのような原理であの音は人に心地よい感覚を与えるのでしょうか? 音楽に詳しい方や脳に詳しい方、色々な角度で意見をお聞きしたいです。 宜しくお願い致します。
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ハ長調では C - G - Am - Em - F - C - F - G となりますが、マイナーコードを2つ含んでいるところがキモであると思います。明るくなりすぎないところ、適度に「泣き」を感じるところではないでしょうか。Am は平行調で親和性がよく、また G - Am のところが Em - Am や E - Am のようにあけすけなもろマイナーでないところもやわらかく響きます。四度上がって Am に行くのはドミナント進行(またはそれに準ずるもの)で期待感が強過ぎます。 Em (IIIm) も適度な暗さがあり効果的ですがクラシックよりもポピュラーで多用され、その点がかえって親しみを覚えるのではないでしょうか。話は変わりますが、一時期サティの「ジムノペディ」がもてはやされたことがありますが、この曲には maj7 コードが多用されており(あくまで一般的な感覚ですが)クラシック離れしているところがコード進行など分からない人にも無意識的に受け入れられたのではと思います。 あとはこの進行ではベース音が最初の6つまでは4度下がるように演奏されることが多いことが、落ち着きを感じさせるのではないかとも思います。
お礼
回答ありがとうございます。 音楽に疎いので内容がとても難しいですが、サティの「ジムノペディ」というのもググって聞いてみたいと思います^^ ありがとうございました。