• ベストアンサー

放射能以外でもあるんでしょうか

放射能は、煮ても焼いても消えないと言いますが、そういう物質ってほかのもありますか ダイヤモンドでも、鉄でも空気でも無くならないものはないと思うんですが、あれ、放射能って、分子なんですかね?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • sailor
  • ベストアンサー率46% (1954/4186)
回答No.3

まず最初に、放射能は物質ではありません放射線を出す能力およびその強さを呼ぶ言葉ですので、分子でも原子でもありません。 放射能を持った物質から出てくるのは放射線で、こちらは分子でも原子でもありませんが、α線・β線・中性子線については実態がある粒子です。ただしγ線は電磁波ですので実体はありません。実際に放射能を持った物質が危険なのは、この放射線が生物の細胞にとって極めて危険だからです。 煮ても焼いても放射性物質が持つ放射能を消すことはできないというのは、ある程度正解でしょう。 物質は原子で構成されていることはご存知かと思いますが、化学反応は原子の外側に有る電子の部分で起こる反応で原子同士がくっついたり離れたりしているんです。燃やしたり他の原子とくっつけて別の分子にしたりというのはすべて、原子の外側を回る電子の部分で起こることなんですが、放射線を出す放射能は原子の真ん中の原子核の部分で起こる事柄なので、化学反応ではこの性質は変りません。 たとえば炭素などの普通にどこにでもある元素の中にも放射能を持ったものがあり、このようなものを放射性同位体と呼びますが、炭素の放射性同位体は普通の炭素と同じで燃やせば二酸化炭素や一酸化炭素になりますし、他の化合物にも普通の炭素と同じようになります。ただし、どのような化合物になっても放射線を出す性質は変りません。これは化学反応では放射線を出す元になっている原子核は全く変化しないからです。 原子核の性質を変える方法がないかというとそんなことはありません。たとえば核分裂や核融合などの核反応です。これらの反応では原子核自体が変化しますので、場合によっては放射能を持たない元素にかえる(ただし反応の際には盛大に放射線が出ますけどね)こともできます。また、特に何もしなくても放射性元素は放っておけば、そのうち放射能を持たない元素に変っていきます。ただし、この際に有害な放射線をばら撒いてくれますけどね。よく半減期という言葉を聞くかと思いますが、これは有る放射性物質を放っておいた場合に放射線を出しながら別の原子変っていく速さをあらわしたもので、もとの元素が半分の数に減るまでの時間であらわします。この速さは元素によって決まっていて速いものでは1秒にも満たないものから、遅いものでは数万年掛かるものまでさまざまです。 まぁ、煮たり焼いたりが、普通に行えるような化学反応の事を言っているのであれば、それで消えることはありません。

sinntyann
質問者

お礼

解りやすい説明ありがとうございました。 つまり今の科学じゃどうしようもないってことですね

その他の回答 (2)

  • trajaa
  • ベストアンサー率22% (2662/11921)
回答No.2

はぁ↓。 放射線を出す能力をもった元素。 化学反応しても何しても元素は元素のままで、その元素固有の性質は消えない。 ダイヤモンド(C)でも鉄(Fe)でも、燃えたり酸化したりして変化はするが、元素が消えるわけではない。

sinntyann
質問者

お礼

いやあーバカがばれてしまいました。理系だからということにしておいてください。 文系の人に失礼か。 ありがとうございました。

  • ziv
  • ベストアンサー率27% (426/1542)
回答No.1

言葉の意味を誤解されています http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD を読んでみてはいかがでしょう

sinntyann
質問者

お礼

放射能じゃなくて、放射線ですね。いや初めてわかりました。ありがとうございました。

関連するQ&A