だいたいのことは書いてあるみたいなので、いろいろ広く浅く回答します。
放射能や核、放射線といったものは利用の仕方によってはとても危険なものになりえます。
普段から私たちはいろいろな放射線に被曝しています。例えば、大地などからやってくる放射線にさらされていますし、宇宙からも宇宙線がやってきます。部屋のなかにもラドンなどの放射性同位元素がありますし、自分の体にも微量の放射性物質があります。電磁波という性質でいえば、“光”も放射線といえるでしょう。しかし、それらの放射線からの影響はとても小さいのであまり問題ではありません。病院での放射線による検査も影響はゼロではありませんが、放射線による不利益よりも検査によって得られる情報のほうがその人にとて利益になるので行われています。もし、不利益のほうが大きければそんな検査は行わないはずです。
“ヤバイ”場合は、放射線の量が大きいと“ヤバく”なってきます。例えば、原子爆弾なんかはたくさんの放射線が出るため影響が出てきます。遺伝性の障害が現れたり、発ガンしたり、さらに放射線量が大きくなれば死に至ります。病院での腫瘍などに対する放射線治療では腫瘍にたくさんの線量を与えて腫瘍細胞を殺して治療します。
このように放射線は利用方法によって危険であったり、利益になったりします。利用法によって危険となりうる放射線を利用するにはある程度の知識が必要で、そのために放射線取扱主任者や診療放射線技師、ガンマ線透過写真撮影作業主任者など様々な資格があります。
放射性物質を触ることはあまりないと思いますが、放射能の大きさや出てくる放射線の種類、触れる時間によっては皮膚が炎症を起こしたりただれたりするので、触らないほうがいいでしょう。
つまりは、放射線は利用の仕方によっては人に有益であるが、取扱を誤ると危険って言うことですね。