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融解熱と蒸発熱の間の著しい差

同じ温度、同じ圧力で、同じ物体について考察すると その物体の蒸発熱はその物体の融解熱よりもはるかに大きいですよね その理由は 「融解の際には構成粒子の一部を十分引き離せば済むのに対して 蒸発の際には構成粒子全てを十分引き離さなければいけない。 よって蒸発に必要なエネルギーは融解に必要なエネルギーよりもはるかに大きい。 よって蒸発熱は融解熱よりもはるかに大きくなる」 と理解しているのですが正しいですか?

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  • ORUKA1951
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回答No.2

「融解の際には構成粒子の一部を十分引き離せば済む」 ? 水の場合、0℃の氷より、0℃の水のほうが体積が小さいですが???  距離は本当に必要なのですか?  固体のドライアイスは、常温では液体になりません。もし、その考え方をとるなら、ドライアイスをゆっくり加熱すると液体になるはずだけど・・  融解熱・蒸発熱--いわゆる潜熱は物質の状態変化に伴う熱ですから、その前後の物質の状態を考えるべきです。  たとえば、二酸化炭素や酢酸の蒸発熱と融解熱の比は2倍程度ですが、水は6~7倍、金属ナトリウムは34倍です。・・・必ずしも「はるかに大きい」とは言えません。それでは、物質での差も説明しにくいでしょう。  固体は、相互の距離と位置・向きが粒子間の結合によって固定されている状態  液体は、相互の距離が粒子間の結合によって固定されている状態  気体は、相互間に力が働いていない状態 ですら、 融解熱は、粒子間の位置・向きを切るために必要なエネルギー 蒸発熱は、粒子間の結合力を切るために必要なエネルギー

その他の回答 (1)

  • noboundly
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回答No.1

合っていますよ。 もう一歩踏み込んで説明するなら、 蒸発熱には、 「液体粒子間に働くすべての結合を切断するためのエネルギー に加えて、気体として自由に運動できる空間を確保するため、 粒子間に働く引力に逆らって粒子間の距離をさらに大きくするための 力学的エネルギーも必要だから」 でよいと思います。

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