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物理学科の博士課程に進む人とそうではない人の違い
物理学科の大学院の修士課程を修了後、博士課程に進む人とそうでない人との違いはなんですか? 単純に当人が希望するかどうかですか?または当人の才能や修士論文の完成度など、物理学における成績に依存するものですか? ご存知の方、教えていただけると助かります。
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少し具体的に書きます。 博士(それ以前に修士)に行けるかどうかは、大学院の入試を突破できるかどうかが基本です。なのである程度無難にやれば、院には入れます。無難の程度は、学部レベルの全講義で良以上、といったところだと思います。 出身大学の院へ行く場合の研究室配属は、学部専門課程での研究室の続きというのが一般的と思いますが、他大学や他分野からの飛び込みであれば、話は別です。 他大学の同じ系からなら、試験の他に、卒業論文の完成度や面接(当人の才能のアピール)も重要になる可能性は無視できません。他分野からなら、卒論はほとんど考慮されないでしょうし、面接が重要になるでしょう。「なんでわざわざ、こっちに来たいのさ?」と。というのは、大学院にも受け入れ人数の枠があるからです。当然人情として、生え抜きを入れたいですよね?。望む研究室に入れるかも、微妙です。 修士から博士への移行では、たいてい修士時代に自分の指導教官が決まっており、試験はあるでしょうが、どちらかと言うと、指導教官の総合判断という面も強いと思います(修士での成績,修士論文,人間関係含まれます)。また、博士へ行く気が出るようなら、その時点で試験は軽く突破できるようになってるはずです。 博士からの飛び込みならば、以上の応用です。 あと余り言いたくありませんが、留学生や女性だと、ちょっと(ちょっとですが)優遇される時も、あるみたいです。
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- kendosanko
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> 物理学科の大学院の修士課程を修了後、博士課程に進まないひと 自分の生活の安定を優先する人 将来まともな結婚をしたい人 現実がよくわかっている人(企業のほうが大学よりも研究環境はいい) 大学の研究環境に嫌気が差している人 社会の厳しい環境で勝負したい人 > 物理学科の大学院の修士課程を修了後、博士課程に進む人 修士論文の出来に不満で、貧乏を承知で、さらに研究を続けたい人 世の中に出たくない世捨て人 社会の厳しい環境で這いつくばって働きたくない人 職が見つからず、そのまま博士課程に進む人 ボスに将来性を見込まれて囲われている人(←このタイプは博士課程の途中で助教に採用されることがある)
- moonin
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色々な考え方があるのでこれが絶対な答えではないですが。 大学での研究と大学と企業と合同で研究する場合があります。 院で一緒に研究していて就職しやすいというメリットも発生しますが、その場合のデメリットに (入社年が違っても)定年退職の年齢は先に入社した他の人と一緒というのがあります。 そこらへんの勤続年数の微妙なものが給料やボーナス、退職金などに影響します。 博士号を取るメリットと企業に早めに入るメリットを天秤にかけて判断する人は少なくないと思います。