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大学院の修士課程と博士課程の違いは?
大学院の修士課程と博士課程の違いは? 博士はドクターと言うことですが 修士は? 勉強の内容が違うんですか? そもそも大学院は何を勉強するところですか? 分かりやすく教えてください よろしくお願いいたします
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過去の回答を見て、 私の時とはひょっとして いろいろ制度が変わったのかしら? と首をかしげているのですが 文科系の学科では、修士課程は2年、博士課程は3年が 一般的だったと思います。 ただし、それは大学によっても違いますし、 私大と国立によっても違います。 たとえば修士課程を、博士課程前期と言い換えて、 いきなり博士課程5年にするところもあります。 決して何年でも在籍できるわけではなく、 大学によって全4年なり全8年なり、 限度はあります。 学生(学士過程)では 授業(講義)を受けることにより 研究作業の訓練を習得しますが、 大学院では訓練で習得したことを生かして 主体的な研究作業をします。 つまり、学士では一般常識と同時に、 大なり小なり教授や助教授の方法論や 研究成果やを学びますが、 大学院では、より主体的なテーマを設定して、 研究を発展させていきます。 (大学によってはチームで研究することもありので あくまで、個人的研究ではなく、主体的研究です。) ただ修士の場合は、一方で、 学士と同じように講義を受けなければなりませんので、 (学士と一緒に受ける場合もあるし、修士のみの授業もある) 大学院でも初等的な訓練もしなければならないということでしょうか。 博士になると講義そのものはありませんが、 大学によっては出させてくれるところもあるようです。 また、教授や助教授の研究のお手伝いをしたり、 講義のお手伝いをしたり、 愛犬の散歩をしたりします(笑) 実質的な違いは、はやり名声とお金という 殺伐とした話になります。 たとえば大学の役職は教授職、助教授職、講師、助手などがありますが、 たとえば教授職になるための条件の一つとして、 博士号を修めていることなどがあります。 助手や、まれに講師職でしたら修士程度でも 雇ってくれるところはあります。 またたとえば、同じ助教授職でも、 雇用契約書によっては博士と修士の間に 給与の面で差をつけるところなどもあります。 就職難の今日では大学院へ行く人が多いようですが、 大学院に在籍しているからといって、 就職できないわけではありません。 たとえば、修士課程を受けながら、 ほかの県の予備校などで高校生相手に 受験勉強を教えている方など いっぱいおられます。 中には昼は大学院で、夜は建設業(ドカタと言ったほうがいいかも)の方もおられます。 終戦で勉強したくてもできなかった おじいちゃんやおばあちゃんがいる大学院も 中にはあるんじゃないでしょうか? いずれにせよ、大学院過程は 大学によって違うし、 文科系、理科系によってもちがうし、 国立、公立、私立などの違いもあるでしょうから、 一番よいのは、志望する大学に問い合わせて (たいていの大学院はパンフレットを発行していて そこに研究方針やしくみなど詳しく書かれてあります) 場合によっては、教授や助教授を 直接たずねられてみてはいかがでしょうか。 最後にこの情報は何年も以前のうろ覚えですので、 今現在はこれが性格かどうかは責任もてませんが・・・ がんばってね。
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- kawakawa
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理科系で国立大学であれば,現在のところ,学費は年間50万円ですネ。 私学は,それぞれの規定によりますから一概にいくらということはできませんネ。 修士課程は博士課程前期で,2年間の過程を終えて,修士論文の審査に合格すれば「修士;マスター」の称号を得ることができます。 博士課程は博士課程後期で,3年間の過程を終えて,博士論文(大学によって規定は様々ですが,主論文1~3報を纏めたもの,そして別に副論文数報)の審査に合格すれば「博士;ドクター」の称号を得ることができます。 ただし,飛び級といわれる精度もあるため,短期間で学位を取得する場合もあります。 一般企業であっても,研究所で研究を行ないたいと思うのであれば,最低限でも修士,できれば博士であるべきでしょう。 学士以下で入っても,オペレーターとしての下積み仕事を回してもらうだけで,プロジェクトを任せてもらうためには,社会人院生として甲課程の博士をとるか,或いは,論文を沢山発表して,それを持って乙課程の博士(論文博士)をとるしかないでしょうネ。 一般の企業にも博士号を持つ人は沢山おられますヨ。 勿論,大学に残る場合は,講師以上になるためには博士号が必須ですしネ。 また,役所関係でも所持者は多いですヨ。 国際会議などでは「博士号」を持っていなければ,発言権すらないということも多々ありますからネ。 以上kawakawaでした
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修士と博士課程の違いが良くわかりました ありがとうございました こんなにたくさんの回答が有るとは思いませんでした
- nobugs
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余談ですが、 修士は、2年の課程を修了し、論文を提出すれば、「修士」になりますが、 「博士課程」は終了しても「博士」になれるとは限りません。 学位審査会で「博士」と認められる必要があります。 博士課程を修了しなくても、博士号を取得する事も可能です。 当該学位審査会で、博士号取得者2名の推薦があれば、審査は受けられます。 過去には、中卒で博士号を取得した人もいます。
- apple-man
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>博士課程を出て一般のサラリーマンになる人なんか居るんでしょうか、 大手メーカーの基礎研究、技術開発をやっているのは 殆ど博士号取得者です。 日本ではこれまで大学を出ていればよしという 感じでしたが、それは日本の教育レベルがあまり 高くなかってためで、学生を教える大学の先生たち 自身に世界的に通用する人たちが少ない上、私立 大学を中心に学生の数が増えてしまったため 大学院レベルまで学生を教えられる環境 そのものが充実していなかったためです。 >勉強の内容が違うんですか? 理系に限って言うと、日本の大学の 教育内容は、一部の例外を除いては、 主に19世紀から20世紀初頭の 物理学、数学の内容までしかやりません。 しかし、今は21世紀。最新の物理、数学の 知識を学ぶ必要があります。それらをやるのが 大学院です。 日本人は学歴による区別を、差別ととらえ 敏感に反応するようなので、あまり話題にされない のだと思いますが、10年くらい前のレベルで言うと 日本の大学生のやっていることは、ドイツの高校生 がやっている内容でした。 ある人のドイツ留学の体験談をまとめた本を 読んだことがあるのですが、その人は東京大学 法学部を主席で卒業後、大蔵省に入り、入省3年目で ドイツで経済学を学ぶよう命令を受けてドイツに 留学されたとのこと。 大学の卒業証明書、成績表等をドイツの大学側に 提出しましたが、入学が許可になったのは、大学1年 の教養課程。つまり、日本の大学卒業という学歴は ドイツでは高卒扱いになったということなのです。 東大の良し悪しは別として、日本の最高レベルの 教育を受けているはずの東大生さえ、ドイツでは 高卒扱いということは、日本全体の教育レベルが そんなものということです。 現在、進学率の上昇から、大学のレベル低下は 続いていますが、発展し続ける日本を支えるためには 世界的に見て、ちゃんとした高等教育を受けて いる人材がまだまだ多く必要とされています。 これまで日本が発展できたのは、経済的援助に 加え、高度な外国の研究結果から生まれた工業 製品を模倣し、それを安い労働力で量産して きたからで、現在同じことを中国がやっている上、 経済的発展を遂げた日本が、安易に模倣製品を 作るには厳しい外国の目があります。 >そもそも大学院は何を勉強するところですか? そこでこれまでの単純労働者階級中心の産業構造から 知的労働者階級の増加が必須で、大学院の使命は そういった人材育成にあります。 ちなみにドイツには修士過程、及び修士という 学位がありません。大学の学部の学士過程(学士号)と その上の博士課程(博士号)しかありませんが、 大学を卒業するのに6~8年かかるのが普通のため 博士課程終了までかかる期間は結果的に日本と ほぼ同じになっています。 ただドイツは学年という分け方をしていないので、 必要単位が取れればいつでも卒業できる上、 日本からみれば遥かにエリート教育のため、大学に 進学する人たちの学力自体がかなり高いにも関わらず 6、8年くらい普通という日本の4年の1.5から2倍 もかかるのは、勉強している内容がそれだけ多いと いうことを意味しています。 つまりドイツの大卒というのは、日本の修士課程程度 若しくはそれ以上の内容を勉強してきているのです。
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修士と博士課程の違いが良くわかりました ありがとうございました こんなにたくさんの回答が有るとは思いませんでした
文理問わず 修士2年博士3年が基本です 学部時代の研究を掘り下げて 研究するというのが 大学院に進む意味です が 学部時代だけでは たいした 研究ができることは少なく (時間的な制約もあって) 特に理系の専門分野においては 修士をでて やっと 一通りのことを理解していると みなされます。 修士課程を出ると 修士号を 得ることができます。 博士課程に進むためには修士号が必要です 博士号は 博士課程に進まないで 論文で取ることもできますが 修士は 修士課程に進まないと とれません。 博士号をとったからといっても 研究職につけるものではなく その職業はさまざまです。 逆に研究職につくからといって 博士号が絶対必要というわけではありません。 私の知り合いの中には 修士で研究職をしているものも多くいます。 ただ このご時世ですから 今から研究職を目指すと かなり 困難であることは間違いありません。
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博士課程の年数は、「論文が通るまで」です。(苦笑) >博士課程を出て一般のサラリーマンになる人なんか居るんでしょうか、 いますよ。知り合いの話なんですけど、日本有数の一流企業の研究職に就いた人がいたそうです。かなりの高給だったとも聞いてます。 >ほとんどの人は大学に残り研究員になるんでしょうか? そんなこともないんじゃないでしょうか。なお、逆にマスターを出て就職してから大学の研究室に出向し、そこで勉強してドクターの資格を取る人もいました。 >学費はどれくらいかかりますか? 申し訳ありませんけどそこまでは知りません。
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- yuhta
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大学卒業がまだまだ勉強・研究を続けたい意思のある方が、大学院に進みます。 その大学院の構成が修士課程(2年)→博士課程(2年)です。 (博士課程は2年で最短で卒業できますが、何年も在籍できます。) 学校の校長先生は博士課程終了していないとなれない(はずです) また博士課程まで終了していればうまくすればそのまま大学の教授にもなれます。 そもそも大学院は自分の「研究内容」を発表する場です。ゼミ内で発表したり、学会でしたり。 だいたい大きなレポートを1年に2回発表します。(私の知っている人はそうでした) 4月、10月に課題を決めて9月、3月に提出といったような感じですが、けして楽とはいえません。 大学卒業後、同大学の大学院に進むのはさほどむずかしくありませんが、他大学院にはいるのは非常にむずかしいとされています。(教授との面識、コネがないので)
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修士と博士課程の違いが良くわかりました ありがとうございました こんなにたくさんの回答が有るとは思いませんでした
northwest71さんは高校生ですか? 修士はマスターと言います。 修士課程が終わると次は博士(ドクター)過程になります。 大学院は各分野の研究をさらに続けていくところです。勉強することは当然学部によって違います。 勉強の内容は、博士過程は修士課程の続きと言うことになるのかな? ちなみに、大学を出ると学士になります。 学士→修士→博士という順ですね。 なお、理科系の場合、研究職に就きたかったらマスター程度は出ておかないとかなり難しいです。 No.1のhanabusa22さんが言ってるように意味がないなんてことはないですよ。
お礼
丁寧に説明していただいて有難うございました。 私は社会人ですが高校卒のため大学、大学院についてほとんど知りません。大学を卒業し→修士課程2年→博士課程2年と言うスケジュールなのでしょうか? 博士課程を出て一般のサラリーマンになる人なんか居るんでしょうか、ほとんどの人は大学に残り研究員になるんでしょうか?学費はどれくらいかかりますか? よろしくお願いいたします
補足
私は社会人ですが高校卒のため大学、大学院についてほとんど知りません。大学を卒業し→修士課程2年→博士課程2年と言うスケジュールなのでしょうか? 博士課程を出て一般のサラリーマンになる人なんか居るんでしょうか、ほとんどの人は大学に残り研究員になるんでしょうか?学費はどれくらいかかりますか? よろしくお願いいたします
- hanabusa22
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大学院は、超一流大学院ならば優秀な人が行くところです。また、大学の教授になりたい人や、大学を出ても就職できない人、親のお金はたくさんあるけど無職では体裁が悪い人、資格の勉強をしたいけど無職では恥ずかしいと思う人なども行ってます。 普通の人が行っても、あまり意味がないと思います。
お礼
ありがとうございました
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