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天皇をパパ(pope)と訳せませんか?
国際問題ではありませんが、どこに書いたらいいのか分からないのでココに書かせてもらいます 以前どこかで、 幕末か明治に天皇をエンペラー(皇帝)と訳したが、天皇はキリスト教のローマ教皇のような存在だから、エンペラーという訳は正確ではない… というのを見たことがあるのですが 天皇をパパ(教皇)と訳すことは出来たのでしょうか? パパ(←これも正式名じゃないらしいけど)っていうのはローマ教皇の固有名詞で 他の宗教のトップをこう呼んだりするのはありえないでしょうか?
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天皇陛下が教皇に相当するのでは?と言う考え方は、各藩公を王侯(King)とした場合、「将軍」の方がエンペラーにふさわしいのでは?と言う考え方とセットなので、江戸時代から幕末がメインです。 これを1727年に、エンゲルベルト・ケンペル(エンゲルベアト・ケンプファー)が、著書(日本誌)の中で、「日本には、聖職的皇帝(=天皇)と世俗的皇帝(=将軍)の二人の支配者がいる」と紹介しています。 この著書が、当時の欧州では最も権威ある日本の情報源であり、日本のトップはかなり古くから基本「皇帝=エンペラー」と認識されていた様です。 ただ、対外名称が本格的に考えられたのは、鎖国中では無く幕末頃で、その頃には幕府の統治が弱まってるし、英語の肩書も国内で統一されたものなど無いですから、各藩も「government(政府)」を名乗るし、そうかと思えば幕府は幕府で、古来は天皇陛下を指す「大君(Taikun)」などを名乗るし、もうメチャクチャだった様ですよ。 天皇陛下を「日本のKing」と言う人もいただろうし、「エンペラー」と言った人もいたでしょう。 ただ陛下を公式に「教皇」などと紹介した例は無いのでは?と思われ、あくまで「教皇と訳すべきでは?」と言う意見・考え方もあっただけではないですかね? それと、対外呼称がエラソーなのは、主に日本側が諸外国に対する権威付け・ハッタリの目的もあったのですが、その諸外国の方は、日本の実態を把握し、当時は後進国の日本の親分を、エンペラーなどとは、とても呼ぶ気にならなかったのでは?と言う気もします。 実際に「Mikado」「Tenno」「Shogun」など、「そのまんま」が最も使われ、これらも明治頃から英語化していますしね。 これはこれで、絶対に間違いでは有り得ませんし、その性格を伝える上でケンペルの様に「聖職者的皇帝」「教皇的皇帝」などとと補足するのが正解の様な気がします。 逆に言えば、天皇はTenno,Mikadoでしか無い様に、教皇(Pope)は教皇であり、天皇=教皇として訳すのは、一考の余地はあっても、実際には出来ないのでは?と思います。 将軍が無き後は、天皇が唯一の「皇帝」となり、また国名も「大日本帝国」となって、天皇陛下は「皇帝」として、名実共に世界に広くとして認知されたと言うことになりますね。 この辺りまでくれば、当時の日本は「帝国」ですから、「教皇」と言う訳は明らかに誤訳となります。
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- reflector
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しかし、まぁ! 1945年6月23日に沖縄戦の組織的戦闘が終結したことにちなんで、琉球政府及び沖縄県が定めた記念日、前後に、嘘吐き天皇についての質問は些かどうかと思います。 沖縄戦から67年、慰霊の日 追悼式 太平洋戦争末期、沖縄では激しい地上戦が繰り広げられ、20万人余りの尊い命が失われました。最後の激戦地となった沖縄本島南部の平和祈念公園では、野田総理も出席して全戦没者追悼式が行われました。 嘘吐きエンペラーを率いる旧日本軍が、松代大本営地下壕周辺で山篭りしている最中、沖縄県で罪もない人々が多く犠牲になっていました。 しかし、嘘吐きエンペラーは、マスメディアの情報を拝見する限り、追悼式に出席していない。 なぜなんでしょう。 >天皇をパパ(教皇)と訳すことは出来たのでしょうか? 頭に「嘘吐き」を添えて発言して下さい。
お礼
6月21日を沖縄に結びつけちゃう人もいるんだ… 頭の中が戦争で一杯なんだ なんでも戦争に関係させよう人には困りますね
- tiredcat
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どうでもいいけど、イギリスの報道機関、或いは英国王室では The Emperor of Japanで通ってるけど、エンペラーじゃダメなわけ? 因みに、Pope(ポウプ)ではないし、King(キング)でもない。Ma'amは女性を丁寧に呼ぶときに使われ、Madamの短縮形だ。あえて、エンペラーと呼びたくないのなら、ゴッドじゃね。
お礼
イイとかダメとかじゃなくて、なんかチョッと違うような気がしただけなんでけど 外国語に訳すから変になるんだろうけど パパじゃもっと違うなぁ
- bismarks0507
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ん・・・・世界史の教養で思慮した回答が皆無なので、意図的に世界史的視座で返答しよう まず、パパは、ローマ教皇の尊称ではなく、親しみを込めた名称であることが基礎知識として重要だろう つまり、パパという語彙は、政治的意図は希薄な習俗的語彙である したがって、パパという語彙が正式になる・・という話は適切ではないのである 以上が、パパの概念をもっとも適切に回答しえるものだろう・・と思うが >幕末か明治に天皇をエンペラー(皇帝)と訳したが、天皇はキリスト教のローマ教皇のような存在だから、エンペラーという訳は正確ではない… ローマ教皇のような存在? 勘違いも甚だしいと思うのだが そもそも、皇帝という職位を認証する権限さえ存在するローマ教皇は皇帝と同等ではない 天皇陛下が皇帝を認証する権限などあろうか? したがって、天皇陛下をパパとするのは、無知の言説だと断定しても良いだろう 中国で使われる皇帝の意味なら理解できるが、欧州世界の皇帝と教皇の権威的関係性が異なるし、権威性からすれば、天皇陛下は上記した皇帝の認証権限など存在していないのだから、指摘は、無知蒙昧な指摘だろう そもそも、天皇を無理に英訳すれば、エンペラーであろうが、 >というのを見たことがあるのですが 天皇をパパ(教皇)と訳すことは出来たのでしょうか? 上記したように、無知の輩がそう邦訳することは可能だろう しかし、それが不適切であることを、ローマ教皇権の歴史を俯瞰すれば、明白である そもそも、パパという言葉の意味を理解していないレベルの話という問題も大きい >パパ(←これも正式名じゃないらしいけど)っていうのはローマ教皇の固有名詞で 他の宗教のトップをこう呼んだりするのはありえないでしょうか? ありえる ただし、正式名称ではなく、通俗的通名に過ぎない まぁ、歴史上、とある集団のヒエラルキーの上層部がパパと尊称された事例は数多存在するが、仔細は割愛する ってか、提示しても良いが、無駄かつクソのような知識なのでw 以上
お礼
無知は大いに自覚してましたけど 改めて指摘されると、何も分かってないですね なぁ~んとなく中世以降の天皇がエンペラーってのは違うような…って気がしたので聞いてみたかったのです
- hekiyu
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天皇に権力はあまり無いですから、皇帝というのは ちょっとそぐわないですね。 神道のトップ、という意味では教皇に 近い感じもしますが、教皇は世襲では ないし。 そもそも神道てのは宗教ですが、キリスト教の ような宗教とは全然異なります。 日本には、1億1千万の神道の信者がいる、と いうことになっていますが、殆どの人は、神道の 信者だ、なんて言われても、そんな意識は 無いと思います。 神道てのはそういう宗教なんです。 信者であることの自覚すら要求されない宗教です。 つまり、日本人の宗教的感情、といったものに 過ぎないものです。 その神道的感情により、日本人の祖先は総て天皇と 繋がっている、というストーリーが伝統として 作られてきました。 天皇てのは、そういう存在です。 やはり、教皇は教皇であり、天皇は天皇で、別物 です。 教皇と翻訳するのは誤解を生じさせるので、反対です。 カラオケは、中国語でもカラオケ(卡拉)です。 天皇は「テンノウ」と翻訳すべきだと思います。
お礼
神道のトップでもキリスト教のトップとはだいぶ違いますね だいぶ誤解されそうですね
- take10nbe
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イギリス王室に仕える侍従の方たちは、エリザベス女王のことを親しみを込めて"マム"と呼びますね。 ただ、それが madam を意味する ma'am なのか、mama を意味する mam なのかは不明です。 知っている方に意見を求めたいですね。
お礼
ママの話まで広げちゃうと大変なので、その話は無しということで
- HAL2(@HALTWO)
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教皇は教団の Top ですので意味が違います。・・・日本は国家であり、宗教団体ではありませんから・・・。 恐らく八百万の神様を祀る最高司祭だからと御考えになってのでしょうが、司祭ではなく子孫です (ということになっています)。 御先祖様を祀るのは宗教団体ではなく、あくまでも子孫です。 一方、皇帝は各国の王の上に立つ連邦国家群の頂点に立つ人物です。・・・中国も冊封体制下で各々の国家が自治を許されていましたし、Europe も教皇から任命された神聖皇帝が各国を代表して国家群の政治を指導する立場にありました。 日本の場合は江戸時代まで相模の国やら武蔵の国やらといった国家群を天皇より任命された将軍が治めるものの、昭和時代までは天皇が政治の実権を握っていましたので、同様の職格を他国に求めるのであれば Pope ではなく Emperor となります。 >パパ(←これも正式名じゃないらしいけど)っていうのはローマ教皇の固有名詞で他の宗教のトップをこう呼んだりするのはありえないでしょうか? 他の宗教の Top には用いられませんが、男性家長にはよく用いられます(笑)・・・パパとママですね(笑)。 Papa は教皇ではなく、パパです(笑)。教皇は Pope でしょう(汗)。 Pope は Latin 語で教皇のことであり、そのような言葉がなかった Europe に Pope という言葉が浸透しましたが、Europe で他宗教の Top が Pope を名乗ったら信者共々異端者異教徒として殺されましたから Pope は Rome 法王しかいません(汗)。 Papa は敬愛すべき年上の男性を父を表す Nick Name であり、Father も親しみを込めて Papa と呼びますよね。 日本 Catholic では Papa とは Rome 法王のこととしていますが、他国の Catholic 教会では普通に司祭 (司教) のことも Papa と呼びます。 天皇は、今でこそ国民から敬愛される男性の 1 人となっていますが、昭和天皇以前までは尊敬すべき神人様でしたので Papa とは呼べません。・・・Pope も敬愛する人物と思いますが、尊ぶべきなのかどうか・・・。
お礼
神話の子孫だったんですね 天皇さんも代々仏教徒だったし
天皇は非神化を第二次世界体戦の終戦前に昭和天皇がしましたから。 宗教とは切り離して考えるのでパパというのは無理でしょう。 よほど世界規模の宗教でないと呼ばれないと思いますが。 ちなみに明治時代のときは、天皇=神という考えが強かったので 国のトップという意味でエンペラーと呼ばれたのだと考えます。
お礼
日本人は宗教のトップというより 国のトップと考えてたんですね
- kageroho
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PAPAは、世界一般的にはローマ教皇を連想させる呼称であり、日本の天皇陛下を連想する人は皆無だと思います。ロシア正教など、キリスト教の他宗派でも使う呼称ですので、教皇以外だとしても、キリスト教のイメージが一般的だと思います。 天皇陛下は、ローマ教皇とは決して似た立場には無く、現状ではエンペラーが適当と思います。宮内庁でも、天皇陛下はエンペラー、皇后陛下はエンプレスとお呼びしていると思います。
お礼
やっぱりキリスト教ですね 天皇がキリスト教徒と間違われちゃいますね
お礼
日本には、聖職的皇帝(=天皇)と世俗的皇帝(=将軍)の二人の支配者がいる って話からの考えだと思うのですが 教皇が皇帝の叙任権みたいなのを持ってた、インノケンティイウスかなんかそんな名前を世界史で習った ので 天皇が将軍を形式的に任命していたってのと似てるのかなぁ~てな感じです
補足
皆さんの意見も参考になりましたが 一人を選ばなきゃいけないので、文章の長さだけを基準に 長かったのでココに決めさせてもらいます