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半導体
半導体についての考察で N型半導体にはドナー原子があり、熱が加わるとイオン化されたドナーはかなり自由電子に近い高いエネルギーを持っているため伝導体の少し下の浅い準位(ドナー準位)にいちする。 とN型半導体について説明しましたが、内容がデタラメと添削されました。 どのようにすべきだったか教えてください。
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- cocacola2010
- ベストアンサー率67% (38/56)
考察は「主語と述語」「理由と結果」を明確にわかるように書きましょう。 まず、ドナーというのは電子を提供する原子の事です。 ・「ドナー準位に位置する」の主語は、「ドナーに束縛された電子」です。 ・「自由電子に近い高いエネルギーを持っている」の主語も「ドナーに束縛された電子」 (イオン化されたドナーではありません) 原理を説明する場合には ・理由は「ドナー準位は伝導帯近傍に存在する」 ・結果として「ドナー準位にある電子が常温で伝導帯へ遷移し、N型半導体は自由電子をキャリアとして持つ」 とすべきです。 (より原理的なものを理由に選び、それ故起こる現象を結果に選ぶ) 文章の書き方は、 「○○が○○である、また○○は○○である。その為、○○が○○となる。」 ・主語と熟語は必ず1セット。 ・文章が長くなる場合、一度文章を切る。 という風にしましょう。 質問をする際には、「半導体についての考察」で具体的に何が求められたのか 状況も書いてくれるとより親切です。
- アウストラロ ピテクス(@ngkdddjkk)
- ベストアンサー率21% (283/1290)
まず、イオン化されるのは原子です。あなたは電子物性の話をしているのでしょう。 あと、N型半導体のドナー準位は母体となる半導体の伝導帯の最低準位の僅か下の準位に位置しているため、熱エネルギーを受けて容易に伝導帯に準位を(フェルミ統計に従って)あげるというのが正解です。 ここで、伝導帯に準位を押し上げるとありますが、ドナーの準位から、母体となる半導体の伝導帯に遷移しますので注意してください。
- KappNets
- ベストアンサー率27% (1557/5688)
ドナー準位にある電子は低温(絶対温度でゼロ度に近い温度)ではドナー準位にいますが、室温などの熱が加わるとエネルギーバリアを乗り越えて伝導帯に上がってきて(すなわちイオン化されて)自由電子となります。