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電気の接地について

お世話になっております 電気の接地についてなのですが、図面ではED(D種接地)には埋設地線が描かれていて ELCB接地には描かれていないのですが、ELCBの方には埋設地線は必要ないのでしょうか できれば理由も教えて頂けると助かります よろしくおねがいします

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  • EleMech
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回答No.1

EDは、300V以下で使用される電気器具の外側金属面に万が一触れた場合、感電を防ぐ目的に設置されるものです。 つまり漏電した場合、抵抗値の大きい人体抵抗と並列に、抵抗値の低いEDを施設する事により、EDへ漏電電流を多く流せるようにしたものです。 一方ELCBは、漏電を感知し遮断するブレーカーです。 単相3線式の平衡理想回路であるとした場合、R相からN相へ、N相からT相へ電流が流れます。 それらの電流はどこからも漏れない為、各相同じだけの電流が流れます。 ただN相に関してはR相、T相の差し引き電流となる為、0(A)になります。 この事から、全ての相の電流を合成すれば0(A)となる訳です。 これは不平衡回路であっても同じで、必ず行って帰っての電流値は同じなので、全ての相を合成すると0(A)となります。 ところがどこかで漏電していると、行って帰っての電流値に違いが起こる為、合成電流は0(A)となりません。 この理屈を応用し、合成電流が大きくなる事で遮断動作を行うようにしたものがELCBです。 その為、接地線が無くとも動作させる事が出来る為、接地線の必要はありません。

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