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日本人の平均身長増加には遺伝要素があるのか?
- 若い人に背の高い人が増えているように見られますが、その原因は遺伝的要素の影響があるかどうか疑問です。
- 一般的には、栄養状態の改善が背の伸びに影響していると考えられていますが、最近の研究では遺伝的な要素も関与している可能性が示唆されています。
- 進化論に関連する研究では、ラマルクの用不用説やダーウィンの進化論が背の高さの変化を説明するために引用されていますが、これについては議論が分かれています。
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用不用説は現代の生物学的には否定されていますね。遺伝やDNAのメカニズムを考慮すれば信用ならないと思います。 日本人の平均身長の向上はやはり栄養状態の変化によると思います。頭の良さと身長の相関については平均身長未満の自分としては否定したいところです(笑) 主観的な印象では無関係ではないかと思いますがデータは持ち合わせていません。 栄養状態以外に平均身長を伸ばす方法としては、遺伝的に背が高い個体だけで子供を作っていけば比較的短期間(といっても百年くらい)で平均身長は伸びる可能性はありますね。 単純に背が低い個体を間引いただけですから平均身長は伸びても最大値が伸びる訳ではありませんが。 とは言っても昭和以前は身長とは無関係にお見合いなどで誰でも結婚して子供を作るのが当たり前な社会形態なので上述のような選択的な結婚はないと思いますが。 恋愛結婚が一般的になり背の高い男性がモテるようになった近年でも女性側の身長の高さはモテる要因にならないことを考えると、やはり身長による選択的な繁殖が起きているとは考えにくいですし。
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- kusirosi
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日本の経済発展により、 一般的に食生活が豊かになり栄養改善され、 肉体的な意味で伸び伸びと子供が 成長してるからです\(^^;)...マァマァ ※反対に、国全体が 平均的に貧困化し 子供たちに、十分、食料が与えられないこと多くなると、 悲しいことに 五十年前より、子供の平均身長が 目に見えて低下している 北朝鮮 という反対の例も、ありますので。
お礼
kusirosiさま、ご教示ありがとうございます。 北朝鮮で身長が低下しているというお話、関連して、以前にロシア旅行したとき、ロシア人が一般に背が低いことに気が付いたことを思い出します。北欧人に見られるように北方の民族は背が高いと思っていたのにロシアでは背が低いのは、ソ連時代に食料不足が続いていたことと関係しているのではないかと思ったものでした。ロシアもあと10年もすれば平均身長はかなり伸びるのでしょうね。 杉晴夫著「天才たちの科学史」でラマルク・用不用説を持ち出しているのはやはり間違いと考えるべきなのでしょうね。もっともこの本では、用不用説に従ってそれが直ちに遺伝情報に反映されるかどうかについては触れられていません。
45年間で10.1cmと、身長は驚異的に伸びています。 しかし、遺伝子に限っていえば、このわずか 50年くらいの時間では変化は不可能ですから、日本人の遺伝子が身長の伸びの原因とは考えられません。 劇的に身長が伸びた主な原因は、日本人の生活の環境や食習慣が大きく変わったからであると見るべきでしょう。 学校給食もその一つと言われています 身長を伸ばす食べものは卵が一番と言われています。 長い人生にあって成長期はあまりにも短いもので、わずか20年です。 この期間の食・生活習慣の努力は、非常に貴重です。 また、身長を伸ばす生活習慣は、脳を良くする生活習慣とほぼ重なっていることがわかっています。
お礼
savanyaさま、ご教示ありがとうございます。やはり成長期の栄養が関係しているということなのですね。卵が身長を伸ばす効果があるという話は初めて知りました。 身長の伸長が脳をよくすることと重なっているということは背の高い人に頭の良い人が多いということなのでしょうか?
- goodn1ght
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>女性でも170cmを超えていそうな人も多く見かけるようになりました。 100人のうち20,30人もいないのに。 日本人の平均身長増加は微々たるもの。
お礼
raiden787さま、ご教示ありがとうございます。 用不用説は遺伝やDNAのメカニズムから説明できないことは明らかなことのでしょうね。それにもかかわらず、私の読んだ杉晴夫著「天才たちの科学史」ではダーウィンをけなし、ラマルクを持ち上げています。著者は医学専攻の生理化学者ですが、彼はラマルクの進化論は「血が通っている」として信奉しているようです。 やはり現代では用不用説は否定されていることなのでしょう。しかし、私が以前に人から聞いた話として、ダーウィンの進化論にも欠陥があるとしている人は少なからず存在するということでしたから、この著者もその一人なのかもしれませんね。だからと言って、用不用説のほうがより正しいとは考えにくいですね。