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飲食店の経理について
- 飲食店の経理について悩んでいる方へのアドバイス
- 個人飲食店の経理で必要な帳簿と青色申告会について
- 経理初心者でも使える青色会計ソフトと参考書について
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こんにちは。 相当お困りのように感じましたのでお答えしてみようともいます。 まず、知識は全くないという前提でお話しします。 お商売を始めたならとにかく、お商売に関する物は全て保管しておいてください。 これは全てのお商売の基本です。 領収書、請求書、レシート、商売に関する物全てです。 中には商売で使うものと個人(自分)で使うものも一緒に買ったりすると思いますが、レシートにお商売で使った金額に丸をしてわかりやすくしておきます。 そして出来るだけ『領収書』をもらってあて名書きにお店の名前を書いてもらって下さい。(金額が細かいものは結構です) 次に会計帳簿を付けていきます。 会計帳簿を付けるソフトはいろいろありますが、まずは手書きで帳簿を付けてみましょう。 会計ソフトが使えるならそちらでチャレンジしてみてください。 付け方は簡単。家計簿の付ける要領と同じです。 本来は振替伝票というものに仕訳を書いていくのが正しいやり方です。 1日の収入と支出を1日ごとに現金出納帳とういうノートを文具屋で買ってきてその日のうちに書きましょう。 具体的には、 収入…お店の1日の売上合計→「売上」 支出…お店の材料の仕入れ→「仕入」 アルバイトの給料→「給料」 仕入れなどに使った交通費→「旅費交通費」 お店の広告、チラシ代→「広告宣伝費」 お世話になった人へお歳暮などを贈る進物代など→「接待交際費」 作業服、エプロンなど→「福利厚生費」 お店の火災保険など(養老保険や生命保険は経費になりません)→「保険料」 携帯電話など→「通信費」 税金などに関する支払い→「租税公課」 お店の調理器具や1年未満で消耗するもの→「消耗品費」 お店の家賃やガレージ代→「地代家賃」 その他上記に属さないもの(新聞代や税理士さんへの決算料など)→「雑費」 「」書きは勘定科目といって、1年間分をその分類ごとに集計する物です。 その詳細「相手先、購入先」「何を買ったのか、使ったのか」を摘要という欄に記入します。 そしてその買い物ごと、使った金額ごとに書いていきます。 これを取引といいますが、取引はまとめないで事細かく書いていきます。 そしてお店のお金で自分の物を買った、生活費のために出金した、お店の為のでないものは→「事業主貸」という科目でまとめます。 また売上以外でお店のお金を返したら→「事業主借」という科目で入金欄に書きます。 『日付』 『勘定科目』 『摘要』 『金額』 という具合に書くように現金出納帳は線引きしてあります。 これが一般的な書き方です。 そして奥様の給料ですが、お店の経費にしようとおもえば「給料」若しくは「専従者給与」という勘定で処理します。 しかしこの給料をとれば「所得税」が掛かります。 1月88,000円以下であれば所得税はかかりませんが、これを超えると税金が発生します。 なので(給料)80000(現金)80000 という感じで88000円以下で月末に仕訳を記入します。 これより欲しいというのであれば「事業主貸」という勘定で出金します。 「事業主貸」はいくら引き出してもよいですが経費になりまん。 この所得税については割愛しますが、申告納付が遅れたら延滞税がかかってきますので給料をとるには注意が必要です。 経営者さん(ご主人さん)には給料として経費にする事はできませんのでご注意を。 そして支出では無いけど費用(経費)になるものとして→「減価償却費」というものがあります。 これは固定資産(機械や備品)などを使って価値が下がるものを費用として計上できます。 たとえば、飲食店であれば30万円以上の業務用冷蔵庫、エアコン、自動ドア、仕入れのための車両とかをいいます。 決算時には必ずこの言葉出てきますので備品の領収書や購入日、金額がわかるのを保管しておいてください。 まずここまでができれば初めてにしては立派です。 あとは、来年の確定申告(3月15日)までにすべて金額を集計して、税務署に申告するわけです。 税理士さんに頼めば決算料で5万円~8万円くらいは報酬として取られると思います。 またお店の経営がよくなってきて売上金額が1000万円を超える事になれば消費税の申告が掛かってきます。消費税の申告が発生したら慎重に経理をしなければいけませんよ。 補足ですが、売上金額も含め、すべての金額は税込経理として処理します。(租税公課は非課税です。) 一連の流れを書きましたが、お分かりいただけましたか? それと事業を開業したら所轄の税務署長に開業届を届けないといけません。 開業届をだしたら青色申告という申請の手続きもありますが、これは正規の簿記の原則にしたがって帳簿を付けないといけないので初めての方は白色申告となります。 まだよくわからなければ質問してください。
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- 007itochan
- ベストアンサー率27% (125/454)
概略 皆さんが おっしゃてることでいいですが PCとプリンター(6万あれば十分)とソフト(弥生が簡単かも)があれば可能です 仕分け 云々 の語句がありますが アナログ感覚で十分入力出来ます。 入力は 帳簿・伝票 から 総勘定元帳を開きます。 で、お金の出入りを 日本語で話します。 1月1日 売上が現金で 5万円ありました。 主語 が 売上です。総勘定元帳の 売上を 開きます。(上の方にどの帳面(主語)を開くか小さい窓があります) で、月日入力。次 相手勘定が 主語の次 「現金で」ですから 現金を選択 エンターで 金額欄に カーソルが自動的に移動します。5万円入力します。 この、入力欄が 貸方、借方 と 訳の分からん言葉がでますが 無視。カーソルの移動した側でOK 1行入力終わり ここで、貸方、借方の入力位置が正しいか確認します。確認方法は 残高(一番右)を見ます。 アナログの常識で結構です。売上があったのですから、売上の残高は 増えるはずです。 増えてれば、OK 念のため 上の小さい窓で 現金の帳面を開きます。現金残高を見ます。売上で現金が増えているのですから、これも、5万プラスのはず。 銀行に現金を 5万円入金しました 銀行の帳面を開きます。現金を 5万円 入力 銀行残高 5万増えればOK。 現金の帳面開いて 現金が 減っておればOK 99% このアナログ(普通の言葉で話す)的方法で 済みます。確認はその行為は残高を増やすことか、減らすことか だけ 考えれば OK 年度末に 1%だけ 決算のための 経理の理屈の入力があります。 それは、ここで 質問すれば okです。 むつかしく考えることはありません。 開業届けと青色申告、専従者届け で かなり節税が可能です。かんばってください
お礼
会計ソフトの購入、旦那と相談してみます! 使い方の説明までありがとうございます。 またこちらにお世話になること多々あると思いますが、機会があればまた知恵をお貸しください。 ありがとうございました。
- takukichi
- ベストアンサー率33% (4/12)
私も簿記の資格もないまったくの素人ですが、いきなり法人の経理をやる羽目になってしまいました。 主人が会社を起こしたからです。 初年度は税理士さんに相談する費用もなく、仕分けもわからず(その意味すら知りませんでした)、12月末 の締めだというのに、11月ころからあわてて経理に詳しい人を探す始末でした。 幸い、簿記2級を持っているお友達がいたので、仕分けから教えてもらいました。 案外簿記のできる方って多いようですよ。 お友達にいませんか? 後は自分で経理の本を読みながら勉強中です。 専門用語や難しい言葉が出てきますが、今では税務署でも丁寧に指導してくれますし、個人経営なら、商工会 なども利用できるのでは。 後は他の方が言っているように、とにかく出たお金と入ったお金をきちんとつけておくこと、領収書は1円で も必ずもらうこと。 そういった資料さえきちんとそろっていれば、相談もしやすいですし、相談されるほうも楽です。 がんばってくださいね。 PS「適当にやればなんとかなるでしょ」は経理においては許されないと思います。特に税務署は・・・。 Ps2会計ソフトも仕分けがわからないと使えません。(簿記3級程度必要ですといわれてしまいました。できないのに 泣)
お礼
ありがとうございます。 ちょっと色々友達知り合いにも当たってみます。 税務署でも指導していただけるんですね。勝手にお役所関係は不親切そうだと思っていたので… 頑張ってみます。ありがとうございました
- hata79
- ベストアンサー率51% (2555/4940)
はじめから、青色申告をして節税してなどはスキルが高すぎますね。 経理をすることが仕事ではないのですから、本業に力をいれて必要最低限の記帳をしておけば、それこそ「なんとかなる」です。 税務署が見つけてどうのこうのというよりも、心配材料は「いくら儲かってるのかもわからない」「融資を頼む際に、申告書の控えなどを見せてくれと言われたが、見せるものがない」状態になることです。 これは「管理会計」といわれるもので、要は人様に見せるためではなく自分のために記録をとるというものです。 「今日の売り上げ1万円、仕入3000円」という日記のようなものでもよいわけです。 まずは「現金出納」つまりお金の出と入りだけは記録するようにします。 入金額と出金額だけ記録してあっても、後でみて何がなんだかわかりませんので摘要として「開店祝いに誰々に貰った」「調味料を買った、サービス悪い」などメモしておきます。 領収書は広告の裏側にでも貼り付けておき、どこかに行ってしまわないようにしておきましょう。 月別にしておくといいです。 現金出納簿だけあれば、確定申告書の作成に必要な「収支計算書」の作成ができます。 言葉どおり「収入と支出」の計算をするだけですので、電卓でポンポンと集計すれば出来上がりです。 これらの記録は申告時に使えるだけでなく、税務調査官が来たときに申告内容が正しいことを主張する武器になります。 「儲かってないから」と云って帳簿もつけてない状態では「同じ規模の店では年間これだけの申告をしてる」と切り込まれて、推計課税をやむなく受けざるを得なくなります。 推計課税をされないように、売上がいくら、仕入れがいくら、はい!これが領収書ですと調査官に見せるわけです。 頭の中の計算で「儲かってないから、、、」と経理関係を適当にしておくのは、調査官の言いなりになりますと宣言してるようなものでして、節税とは程遠いことになります。 資金的に余裕があるなら、一番最初に税理士に依頼をしてしまうことです。 開業時には色々とかかりますが、開業費用を繰延資産にして今後の黒字に備えるとかしてくれます。 習い事でも「一番最初にキチンとしたお師匠につくと成長が違う」というようにアマチュアとプロではまったくちがうでしょう。 数年間税理士の指導をうけて「こうやればいいのか」と判ったら、自分でするようにすればいいのです。 一度頼んだら一生関係しなければならないわけではないです。 青色申告、専従者給与などは「一度確定申告書を提出する」経験をしてからで良いと思います。 初めからあれもこれも理解できるものではありません。 一番してはならないことは「なんとかなる」として現金出納簿もつけない状態です。 これでは「儲かってるのか損してるのか」を自分でさえ判らない状態になってしまいます。
お礼
あまりお金を使いたくないのでなんとか自分でがんばってみます。 そうですね…いきなりレベルの高いことはせずに、本業に力をいれつつまずは無理なく、な程度で頑張ろうと思います。 親切丁寧にありがとうございました。
- seble
- ベストアンサー率27% (4041/14683)
売上げ次第です。 赤字でやっとこさなら、青色にする必要もないでしょうし、そもそも税金の申告さえ不要かもしれません。 儲かってしょうがないと、きちんと経費を計算して申告しないと高額の税金を取られるか、あとで痛い目を見ます。 いずれにしろ、最低限、きちんとした家計簿レベルの物は必要です。 使った経費の領収書は全てとっておかなければなりません(捨てたって構いませんが、そうすると経費が認められずに税金をかけられる事になりかねません) なお、自営業ですから社会保険は無く、国保・国民年金へ入りますが、税金に関してはあなたが一定の額を賃金とすれば、それに所得税もかかりますが、それも売上げ次第ですので、何とも。 商工会議所などの相談や税理士などへの委任も考えた方がいいです。年末になると忙しくなるので早めのうちに、、、 いずれにしても売上げ次第。 客が入ってない中華店では、税務署さえ素通りします、、
お礼
ありがとうございました。 皆さんのアドバイス通り、最低限のことをしつつがんばりたいと思います。 儲けがあれば、税理士さんにお願いすることも考えます まずはそこからですね…
お礼
丁寧な回答ありがとうございます。 本を読むより断然分かりやすかったです。まだあと何がわからないのかも分からない状態なので、また壁にぶち当たったらこちらで質問したり、自分で調べてみようと思います。 本当にありがとうございました。