- ベストアンサー
経理の勉強をしたい でもどうすれば?
現在は専業主婦です。 主人は、主人の父親の経営する会社に勤めています。社員は主人、義父ともう一人の小さな会社で、経理は社長である義父が担当しています。 そろそろ主人が経営を継ごうかという話になっているのですが、その際に経理を私にやって欲しいと言われています。 私は独身時代に事務職の経験があるものの、経理のことはまったくわかりません。 学校で学ぶまではお金をかけたくないようで、自分で勉強して・・といわれています。 現在は株式でも有限でもなく、申告は白色申告とのことです。(と言ってもあまり理解していないのですが・・) 本なども見てみて、〔仕訳け〕など少しわかったのですが、実際始めてみないことにはさっぱりわかりません。ちなみに義父から教わるのはちょっと無理そうですし、主人からゆくゆくは株式にして、青色申告にするかも、と言われています。 もし自分で勉強するなら、本などでわかりやすい物はありますか?(日常の業務から、申告や納税などの1年の流れなどがわかるもの・・) それともやはり学校などに通ったほうがいいのでしょうか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
pippokoさん こんばんは 以下の記載の中で解らない用語等が出てくるかと思いますけど、それはネット等でご自身で勉強して下さいね。 記載内容を読む限り、ご主人のお勤めになっている会社は会社ではなくてご主人のお父さんが行っている個人事業主の事業所です。なぜこんな事を書いたかですよね。一般的にはどんな所にお勤めになっていても勤め先の事を「会社」と言う言い方をする場合が有りますけど、税務上は「会社=法人」の事を言います。従ってご主人のお勤め先はご主人のお父さんが経営している「個人事業主の事業所」であって、法人(会社)では無いんです。ですからこれからpippokoさんが行う経理内容は、あくまでも「個人事業主」の範囲であると言う事です。この個人事業主の経理内容は、単にお金の出入りを記載するだけです。平たく言えば、多くの主婦の方が記載している「家計簿」や小学生でも記載している方も居る「小遣い帳」と基本的には何ら変わりません。それを例えば「交通費」とか「送料」・「水道光熱費」とかの科目別に記載したり、銀行のお金の出入りだけを記載した帳簿を作ったり現金だけの出入りを記載した帳簿を作ったり等するだけです。難しそうに思うかも知れませんが、慣れれば難しい事は有りません。「家計簿」や「小遣い帳」の記載をした経験が有れば、誰でも可能な内容です。 そしてご主人のお父さんの事業所は白色申告ですから、今まで記載した内容をするだけです。将来青色申告を選択した場合は貸借対照表・損益計算書の記載をしなければならなりますから、少しは知識が必要になります。 この様な作業を行なう知識の事を「簿記の知識」と言います。簿記の知識にも色々なランクが有るのですけど、個人事業主の場合は日商簿記で言えば「3級」程度の知識が有れば日々の業務をこなす事が可能です。この「日商簿記3級」ですけど、商業高校に入学した場合1年生で初めて簿記を学ぶ程度の内容で決して難しいものでは有りません。ですから「日商簿記3級」を学ばれる事をお勧めします。この「日商簿記3級程度でしたら独学でも学べる簡単な内容なんですけど、不安だったら何処かの簿記学校に通っても良いかと思います。 私のことを話すと私は薬局を経営している薬剤師なんですけど、開局前に開業後の確定申告で困らない様に1回2時間で週3回の3ヶ月コースの「日商簿記3級受験コース」を簿記学校で学びました。結果として「振替伝票って何???」・「貸借対象表・損益計算書って何???」等簿記に付いの知識が全く無い私でも、毎年の確定申告は自力で出来る様になりました。私の場合は青色申告を選択していますから、もちろん貸借対照表・損益計算書を作成しています。ですから「日商簿記3級受験コース」を受講するのも1つの方法です。 昔は簿記と言えば計算機を片手に入金伝票・出金伝票・振替伝票に記載する事から始まって手書きで帳簿を作る方法で行っていたのですけど、今は「会計ソフト」と言う便利なソフトが有り、「会計ソフト」を使うのが一般的です。この「会計ソフト」は言葉上だけでは難しいソフトと感じるかも知れませんが、事務の経験のある方やワープロで文章を作った経験のある方だったら決して難しいソフトでは有りません。指示通り数字や科目を記載すれば良いだけです。そう言うソフトを使えば「日商簿記3級」しか知識が無い私でも、間違いなく仕訳をしていただけて間違いない帳簿作成が可能です。ですから、もしpippokoさんが経理を請け負ったら「会計ソフト」を使われる事をお勧めします。 実際の経理作業は、慣れの問題が大きいです。幾等簿記学校で学ぼうが「日商簿記3級」の資格を取ろうが、実務では色々な場面に遭遇しどの科目に当るかとか減価償却期間が何年なのか悩む事も多々有ります。でもこれらで悩むのは初めのうちだけで、慣れればたいした事ではなくなります。個人事業主の経理は、「学ぶより慣れろ」の世界なんです。ですから最低限の「日商簿記3級」程度の簿記の知識が有れば、後は慣れで何とかなります。 以上私の解る範囲で記載しました。何かの参考になれば幸いです。
その他の回答 (2)
- kabun3
- ベストアンサー率41% (5/12)
pippokoさん、経理の勉強をしたいという意欲は素晴らしいですね。 結論から言えば、dog195809さんのおっしゃるとおり学校などでしっかりと勉強される事がベストです。 ただ、学校で学ぶお金を掛けたくないという気持ちも分かります。 商工会議所などで無料もしくは格安で講座を実施する事がありますので、そのような講座に参加されるのも一つの方法です。ホームページなどでこまめに情報をチェックするようにすると良いでしょう。 時間を掛けるつもりがおありなら、(入手できればですが)現在までの帳簿や伝票の控えをご主人に話を聞きながらまとめなおしてみると良いでしょう。自社の業務循環も分かるのでお勧めです。 資金調達や節税を考えれば、青色申告への変更はぜひしておきたいところです。将来展望も含めて、ご主人と良く相談して下さいね。 本は沢山でているので迷われると思いますが、2冊ほどお勧めを上げておきます。安価な通信教育を利用されても良いと思います。 「絵とき版 これならわかる簿記・経理」日本実業出版社 「人事屋が書いた経理の本」ソーテック社
お礼
回答、ありがとうございます! 主人もこの相談箱でアドバイスがいただけたことを喜んでいます。主人も現在は従業員の立場なので、どこでどう調べればよいか、わからなかったものですから・・。 とりあえず通学と通信の両方で資料を請求してみました。商工会議所のホームページもこまめにチェックしてみます。 本も見て、自分に一番合った方法で勉強をし、6月の試験で簿記3級に合格できれば・・と思っています。
市販されている、あらゆる簿記や経理事務に関する書物を読み漁ったとしても、実際に会社として扱う勘定科目や計算方法は、業種や経営(会社)規模において、当てはまりにくいものが数多くを占めることが多々出てきます。全く経理事務の経験が無い、又は、学生時代にも簿記関連の勉強もされてない場合には、やはり費用や勉強期間は掛かりますが、専門学校に最低でも3ヶ月以上で、手書きの伝票起票からエクセルやワードを取り入れた、決算報告書作成までをカリキュラムに確実に取り入れている専門学校に行かれて、勉強をきっちりされた上で、どんな会社組織で勤務されるにしても確実に行動に出るべきです。何十種類という参考本などが出版されておりますので、全く経理事務の経験が無い場合には迷うこと間違いナシですので、確実に勉強されることが第一歩であると痛感します。気軽るな気持ちで会社経理が出来ることでは決してありえませんので。
お礼
回答、ありがとうございました。 やはり甘く見ないほうがよさそうですね。 主人は、義父の古いやり方を一新させたいようです。ですがまだ義父はトップにいたいようなので、おそらく1~2年は現状維持になりそうです。その間にちゃんと勉強をしてみます。 主人にも相談し、学校を探してみます。 目標があるとさらにがんばれそうなので、簿記3級でもめざそうかと思っています。
お礼
めちゃくちゃ参考になりました! 主人は義父の古いやり方を一新させたいものの、義父はトップの座を譲るのを渋っている状態で、おそらくあと1~2年は現状維持だと思われます。その間に勉強をし、とりあえずの目標として日商簿記3級合格をめざしてみます。 独学では自身がないので、やはり学校を探してみようかと思います。 私は30代なのですが、同年代で会社を始める人が多く、みんなどうやっているのかと思っていたのですが、経験者の意見が聞けて本当によかったです。 どうもありがとうございました!