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裁判で使用する言葉として、ふさわしいでしょうか。
親族の弁護士が準備書面で、「クレーマー」、「逆ギレ」、「ボルテージ」、「テンション」等という言葉を使用していますが、私達は裁判所に提出する書面に記載する言葉として、ふさわしく無いと思っていますが、実際はいかがでしょうか。レベルが低いのではと思っています。不安を感じています。ご回答いただけますと、助かります。宜しくお願いいたします。
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裁判所法74条では「裁判所では日本語を用いる。」となっています。 外国語を使用する場合は「通訳文の添付」が必要となっています。(民事訴訟規則137条) このようなことから、弁護士が準備書面で「クレーマー」と言う用語を用いたことは、ふさわしくないと思います。 一方で、広義で言う「公知の事実」は、説明もいらないし、証明も必要ないことになっています。 そこで「苦情」を「クレーマー」と言ったことは、必ずしも裁判所法違反とならない気もします。 何しろ、外国語が日本語化している単語は数多くありますから。
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- ojisan-man
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既に回答がついているように、決して好ましい言葉でないことは明らかですが、ひょっとすると理由があってこういう表現を使っているのかもしれません。 ひとつは「裁判官対策」として。 私は仕事柄訴訟に関係することもしばしばありますが、裁判官、特に地裁レベルの判事にはびっくりするほど常識が欠けている人がいることに驚きます。 難しい司法試験をパスしてきた人たちだからみんな頭が良いかというと大間違いで、特に判事は最初から世間とは隔絶された特殊な世界で生きてきた人たちなので、世情や世間の常識といったものに全く通じていない人が結構います。 なので、事件の本質を分かりやすくするため、(というかこちらに都合の良い方向に誘導するため)敢えて感情的で俗っぽい表現を使っているかもしれないということです。 もう一つ考えられるのは、文字通りその弁護士のレベルが低いのかも知れないということです。 最近は司法制度改革のあおりで弁護士の数が急増し、まともに仕事にありつけない弁護士も増えているそうですから、経験不足でレベルの低い弁護士に当たってしまったかもしれないということも考えられます。
お礼
ご丁寧に説明していただきありがとうございました。そのような理由がある可能性もありますね。 ありがとうございました。
- hekiyu
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二つの意味でふさわしいとは思えないですね。 1, 刑事にしろ民事にしろ、裁判所は人を裁く場 ですから、厳粛さが要求されます。 あえて難解な言葉を使用する必要はありませんが、 あまりに俗っぽい言葉の使用は避けるべきだと 思います。 2, 裁判では厳格さが要求されますので、一義的な 意味が定まっていない言葉とか、社会的に認知 されているか疑わしい言葉は、使うべきでは ありません。 また、日本の裁判なのですから、横文字も極力 避けるべきでしょう。 こういうことで、質問者さんに賛同します。
お礼
ご丁寧に回答していただき誠にありがとうございました。 無知な私でも納得出来ました。 感謝いたします。 ありがとうございました。
お礼
ご丁寧に回答していただきありがとうございました。理解出来ました。ありがとうございました。