- ベストアンサー
原発の停止による経済的影響とは?
- 原発を止め続けた場合、企業・雇用に大きな影響が出ると考えられます。国内の工場が停止し、メーカー倒産や海外移転が加速し、雇用が激減します。これにより不景気が深刻化し、国内企業の連鎖倒産が起こる可能性があります。また、エネルギー面でも影響が出ます。火力での電力供給が増え、石油などの輸入が増大し貿易赤字が拡大します。外貨枯渇により石油や食糧の輸入が困難になり、食料確保が困難な最貧国に転落する可能性もあります。
- 原発の停止は日本の経済に大きな悪影響を及ぼす可能性があります。工場の停止や企業の倒産により雇用が激減し、経済活動が低迷します。また、エネルギー供給の問題も深刻化します。火力発電に頼ることで石油などの輸入が増え、貿易赤字が拡大します。外貨不足により石油や食糧の輸入が困難になり、国内の食料確保が困難になる可能性があります。
- 原発の停止は日本の経済に深刻な影響を及ぼすでしょう。企業の停止による雇用の激減、メーカー倒産や大規模連鎖倒産などの問題が起こります。経済活動が停滞し、不景気が深刻化する可能性があります。また、エネルギー問題も重要な要素です。火力発電に頼ることで石油などの輸入が増え、貿易赤字が拡大します。外貨が不足するため石油や食糧の輸入が困難になり、国内の食料確保が困難になる可能性があります。
- みんなの回答 (32)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ギリシャの後を追って債務破綻することになります。ただし日本にはギリシャのような観光資源も無いし、もしそうなってもフランス、ドイツは日本を支援しないでしょう。一番、心配なのは、貿易赤字→円安→貿易赤字→円安のスパイラルが起きることです。つまり貿易赤字が円安圧力の原因となり、円安がさらに貿易赤字を拡大させてしまうという悪循環です。そうなれば、どこかで輸出が回復して悪循環が止まることが期待できますが、事はそう簡単でもない。日本の輸出品目は贅沢品、高級品に偏っているので、たとえ円安になっても世界経済が回復しない限り、回復しないのです。それに対して日本の輸出品目は食料品、化石資源、鉱物資源と生活必需品に偏っていますから、いくら値上がりしても買わざるを得ません。またたとえ世界経済が回復したとしても電力不足が制約条件になって輸出企業は思うように増産することができないかも知れません。そうした時に今の政府が家庭や不要不急産業に電力統制令を発して、輸出産業に優先的に電力を配分するといった政策がとれるでしょうか。消費税値上げ、輸入食料品の値上げ、公共料金の値上げ、電力料金の値上げ、世は値上げ一色になるでしょう。円安になれば農薬、肥料、配合飼料といった輸入品も値上がりしますから、国内農産物も値上がりします。 このことは余り指摘されることが無いのですが、世界の食料・化石資源の価格高騰を日本は円高によって相殺しています。世界で通貨が安くなっている食料輸入国は、二重の値上げ圧力で酷いことになっている。それがギリシャなんです。日本は円高だからこそ、世界の食糧危機、世界の資源危機を知りません。日本人は海外に無関心で国内にしか眼を向けようとしないからです。相殺しているとはいったが、実は相殺しきれずに、ガソリン価格は上がっているし、商品の価格が変わらなくても、少しづつ重量が減らされているといった見えない値上げが進んでいます。もし、これが円安方向に回り出せば、青天井に輸入品は値上がりすることでしょう。そうなった時に国民は痛みに耐えられるかどうか。 こういうとヘッジファンドが円を空売りするから円安になるという人が現れますが、それは間違いです。ヘッジファンドは日本の貿易赤字が固定化し円安になると将来を予想して先回りしているだけのことです。 日本は既に世界最大の食料輸入国なのですが、金さえ出せば必要な量を輸入できるという考え方は極めて傲慢で危険です。もし日本が温室効果ガス排出量削減の国際公約を踏みにじるなら、国連はなんらかの形で日本に経済制裁を課すかも知れません。戦前、日本はそうなって戦争に至ってしまった訳です。口では国際協調といいながら、日本はやみくもに食料と化石資源を買い占めています。そういうことがいつまで許されるのか。 質問者さんはそうではないようだが、日本には視野の狭い人が余りにも多過ぎる。この夏の電力が足りるの足りないのと近視眼的かつ矮小なテーマだけに囚われる人が余りにも多過ぎる。なかなか質問者さんの納得のできる回答をできる人もいないでしょう。
その他の回答 (31)
- takechan5757
- ベストアンサー率17% (70/398)
>100年後であっても軌道エレベータ、核融合、月面都市、スペースコロニー、海底都市、どれができていても不思議ではありません。 >そこまでいけば、「放射性廃棄物には行き場がないとか考えられてた時代があったんだってww」という状況かもしれません。 >単純に考えて、廃棄用の埋め立て小惑星や恒星への投棄など、様々な対策があるでしょう。 >もちろん、100年後ではそうでないかもしれませんが、いつかそのうちそうなります。 >一方、CO2による影響は致命的です。 CO2は、そんなに、問題でしょか? CO2は、温暖化には影響ありません。温暖化に影響があると言い出したものが間違いを認めています。 CO2は、人間の力で、固定(炭酸ガス固定)や分解が可能です。 人間の力で、放射性物質の放射能を止めることはできません。 CO2の固定(炭酸ガス固定)や分解をしていないのは、コストだけの問題で、 近い将来には、コスト的にも可能になるでしょう。 化学的な技術開発のほか、森林伐採をやめ、木を植えることにより、CO2を減らすことは可能です。 >100年後であっても軌道エレベータ、核融合、月面都市、スペースコロニー、海底都市、どれができていても不思議ではありません。 100年後程度では、どれも見込みがありません。 >まあ、これも放射性廃棄物同様にそのうち何とかなるかもしれませんが、近い将来には国土を失う国も数多く出ることでしょう。 放射性廃棄物はどうにもなりません。 加速器を使えば、原子核を変換して放射線のでない物質にすることも可能ですが、 加速器を動かす電力にくらべ、処理できる量が極めて微量であり、技術的にも、コスト的にも全く見込みがありません。 地震国であるわが国が、国土を失う国に最も近いでしょう。 >一方で原発問題は主に日本のみの問題です。 事故を起こせば、放射性物質は世界中に飛んで行きます。 日本だけの問題ではありません。
お礼
回答ありがとうございます。 温暖化にCO2が影響ない? そういう論調で大した根拠もないニュース記事をときどき見ますが、それは本当なのでしょうか。 専門が違うのでそういった論文は偶にしか読みませんが、地球温暖化やCO2の問題を未だに取り上げているものを見かけます。 もし違うのならば、査読者には勉強をし直してもらいたいですね! というか、そんな間違ったことを発表するような人を査読者に選ばないでほしいです。 放射性物質であろうがCO2だろうが、理論上はこうなる、というものはいくらでもあります。 放射性物質も理論上は止められるんですよ?しかも、教科書レベルのやり方で。 でも無視して考えているところが重要だったりで実際にはできない。 CO2の対策も、ほとんどがそれと同じです。 片方だけを取り上げるのは、公平性を欠いた見方です。 もちろん放射性廃棄物は日本だけの問題ではないですが、他の国は「放射性廃棄物<<温暖化」と位置付けていることは事実ですよ。 どちらも問題なのはその通りですが、どちらがより重要かということです。 温暖化の対策をして、その上で放射性廃棄物の問題をクリアしようとすることは素晴らしいことですが、まずは温暖化ですよ。 現在の国際情勢では、天秤にかけることすらおかしな話です。 もちろん、日本が主導となって世界の常識を変えていけば話は別ですが、コストが~とか理論上は~とか言って、実際に何も解決手段を講じないどころか、むしろマイナスな影響を与えている国がどこまでの影響力を持てるのかは疑問です。 あ、そうそう。 100年後の未来予想図を正確に描けるのも凄いですね! 私は1個くらいは可能性はあるのではないかと考えています。もちろん、絶対出来るとは言いませんが。 ちなみに、今から100年前と言えば、ちょうどライト兄弟が初めて空を飛んだ頃ですよw 「森林伐採を止める」なんてことをCO2対策と言っている時点で、その予想はかなり怪しまれそうですがww
- takechan5757
- ベストアンサー率17% (70/398)
>長期的に見て、火力に頼ることは破滅を招くのではないかと危惧しているのです。 長期的に見たら、原子力の方が破滅を招くでしょう。 核燃料廃棄物は、行き場がありません。 元のウランの放射能レベルまで100万年かかります。 2~300年前の江戸時代のことすら完全にわかっていないのに、 どうやって伝えるのでしょうか? 後世に核燃料廃棄物を残してもいいのでしょうか?
お礼
回答ありがとうございます。 100万年後と申しますが、それはあまり考える必要はありません。 なぜならば、100万年後どころか100年後の技術の予想すらできないのが現状ですから。 100年後であっても軌道エレベータ、核融合、月面都市、スペースコロニー、海底都市、どれができていても不思議ではありません。 そこまでいけば、「放射性廃棄物には行き場がないとか考えられてた時代があったんだってww」という状況かもしれません。 単純に考えて、廃棄用の埋め立て小惑星や恒星への投棄など、様々な対策があるでしょう。 もちろん、100年後ではそうでないかもしれませんが、いつかそのうちそうなります。 そして、現在の記憶装置や記録の伝達能力は、江戸時代のそれと比べて段違いです。 どうしてそんな大切なことを伝えられないなどという考えが浮かぶのでしょうか? 足利尊氏から見た源頼朝、徳川家康から見た足利尊氏、今上陛下から見た徳川家康。 知ることのできたであろう情報量を比べてみれば一目瞭然ですよね。 一方、CO2による影響は致命的です。 温暖化がある程度進むと、止められない負のスパイラルに陥るため、地球の火星化を止めるのは非常に困難です。 まあ、これも放射性廃棄物同様にそのうち何とかなるかもしれませんが、近い将来には国土を失う国も数多く出ることでしょう。 絶滅してしまうであろう多数の動物も、もう元には戻りません。 こちらはある程度予想の付いている未来であり、きちんと考える必要があります。 311以降の日本で生活していると勘違いしてしまいがちですが、CO2問題は日本を含めた世界的な問題で、しかも緊急性の高い問題です。 一方で原発問題は主に日本のみの問題です。 主なCO2排出国であるのに、日本だけがCO2問題から目をそ向けるわけにはいきません。 ですから、火力に頼るわけにはいかないのです。 もちろん、原子力も火力も必要のない世界となることが最良ではありますが。
- ninoue
- ベストアンサー率52% (1288/2437)
関電がこの夏の電力不足、原発再稼動が必要だと政府共々脅しを掛けています。 しかし企業努力なし、詳細情報無し、いや195万kwの長期休止中の火力発電所は再稼動に3年掛かるなどの嘘で固めています。 需要は大きめに、供給力は揚水発電も50%出力しか使用出来ない等で小さめに見積り、無理やり電力不足を演出して原発再稼動に持っていこうとしています。 原発は建設費が高く廃炉費用や使用済み燃料処理費用、更には事故時の対策費や開発費、地元対策費等を含めて考えると、一番高価な電力である事は明らかです。 核燃料自体も数十年(数百年?)程度しかもたないと言われていますし、今後長い世代に渉って世界中の何処も引き受けてくれない処分場と放射能を残すのが取るべき手段でしょうか。 単純に燃料のランニングコストだけでもLNG火力と原子力は同程度で、原子力のメリットは全くありません。 <夏の電力需給>関電の供給力不足14.9% ttp://okwave.jp/qa/q7463563.html の質問の中で、#4のtakechan5757さんが次の回答をされています。 >>>> 原発を稼動させなくても電力は十分あります。 関電の経営努力が足りないだけです。 http://www.wa-dan.com/hirose02/pdf02.pdf >>>> これから辿って次のサイトや関連資料等も見てください。 以上のような情報について詳しく解説されています。 http://www.wa-dan.com/hirose02/ 週刊朝日 関西電力の嘘 「関西地方は原発ゼロでも真夏に電力不足は起らない みんな安心して!!」 ゲスト 広瀬隆(作家)、川内博史(民主党衆議院議員) 資料1,2,3 また元福島原発勤務の東京電力社員も発電所建設費、燃料購入費を考えたランニングコストの何れについて考えても利点は少ないと、実際の公表データを元に検討結果を示されています。 この検討結果等を元に原発の利点が無い事を次の回答で示していますので参照ください。 http://okwave.jp/qa/q7454370.html にわか反原発迎合・放射能デマ屋の元友人 <==デマを振り撒いているのは関電ではないでしょうか。 #7,11,14 他
お礼
回答ありがとうございます。 私は短期的なことにあまり興味はありません。 長期的に見て、火力に頼ることは破滅を招くのではないかと危惧しているのです。 というか、火力は減らさなければならないのでそもそも頼れないですし。 なのでこの夏とかはどうでもいいのですが……せっかくなのでご紹介いただいたサイトを見させていただきました。 たしかに、ご紹介いただいたサイトでは原発は必要ないようですね。 問題は、このサイトが合っているかどうかですが……論文でも報告書でもないネットソースですので、素直に信じると言う訳にも行きません。 まあ、よっぽど悪条件でも重ならない限りは今年はまだなんとかなる気もします。 予備発電所の欠如や退役発電所をフル回転させている状況がどこまで続くかは問題ですが。 ただ「需要は大きめに、供給力は揚水発電も50%出力しか使用出来ない等で小さめに見積る」ということを問題視する意味はわかりません。 電力はライフラインなので「常に最悪を想定する」ということは当然です。 特に福島で甘め甘めに予想を立てて大失敗した後ですから、想定を甘くするのはどうかしています。 ちなみにですが、「3年かかるのがウソ」というのもあくまで伝聞ではないでしょうか。
- ueda21
- ベストアンサー率15% (82/542)
>あ、輪番とは計画停電ではなく輪番休業のことです。 >去年は3カ月くらいの節電+輪番休業+計画停電(するかも)+慢性的な低需要のコンボで何とかしのいだ訳>ですが、企業その物や従業員個人に多大なダメージをもたらしています。 >結局計画停電をしなくて済んだのはこれらの努力の結果であるわけですが、何年もこれを続けるほど体力の>ある企業はそう多くは無いはずです。 確かに混乱はありましたが、原因が原発停止だけではないような気がします。 東京電力管内と東北電力管内でしたが、東京電力は新潟の刈谷崎の原発は動いていましたが他の火力の復旧と増設が期間が短いのでそうなったともいえます。 また大企業は体力があり人数もいますから夏休みを長くしたり10月以降に振り替えたり土日の操業も可能かもしれません。本当に厳しいのは複数の大手と付き合いのある中小企業は振り回される感じで対応が厳しいかもしれません。(休みが合わない) ただ本当に輪番で休む必要があるのは真夏だけでその時に事前のカレンダーで調整して他の休みと夏休みを振り替える積極的な計画が必要だと思います。 また夏の電気料金を高くして企業にメリットがある形にする必要もあります。 これからが難しい問題ですが、火力と原子力CO2と高レベルの放射性廃棄物どちらを子孫に残していいのか? ということになると思います。 事前に調整して、メリットもあり火力など増やせはあれほどきついことにはならないと思います。 逆にその程度対応は日本の企業なら出来ると思います。 >沖縄にラインを持っている企業って本州よりも圧倒的に少ないので、沖縄と比較するのはちょっと…… 沖縄はほぼ火力です。ラインのある企業が少なくても他の9電力会社の電気料金より少し割高ですがそれなりに企業活動できるレベルで推論の最後に行くほど酷くないという意味です。 それに原子力比率の13%の中部電力でも他の電力会社と遜色ない電気料金で営業しています。関西は45%ぐらいだと思います。 >再生可能エネルギーは日本のような大電力を必要とし、かつ不安定な気候の国家には向いてないです。 100%再生とはいいません。風力は不安定ですが太陽光は夏の一日のピークに合っているので真夏の対策には良いと思います。 今日産リーフの蓄電池を家庭で使う装置が発売されています。原子力の安全に使うお金を蓄電池の開発に使うという考え方もあります。 また原子力のコストをもう一度補助金まで含めて原価計算しないと隠れたコストがあるので本当の意味でのコストがわかりません。国が安全に使うコストも含め何が良いか議論すべきだとは思います。
お礼
回答ありがとうございます。 そんなに短い期間の対策だけで大丈夫なのですか? というか、そんなに短い期間の為だけに大金を使って自前の発電所を建てようなどという企業が現れたりするものなのでしょうか。 あまり詳しくないですが、長期間(7月~9月)の節電を企業(特に工場)に協力(という名の強制)してもらい、その上で電力がひっ迫しているのが現状だと思っていました。 しかも、今年の計画にはその協力が当たり前のように計算されているとかいないとか……? しかし、数週間程度であっても企業、特に製造業を痛めつけるという効果が高く発揮されてしまいます。 日本と取引のある海外企業にとっては日本の節電対策なんて知ったことではありませんし、1年間継続してまともに動かせない可能性があるのならば別の国の会社で……と考えてしまうところも少なくは無いはずです。 電気料金の値上げでもダメージが大きいことには変わりないですし。 沖縄って本州と比較できるほどに工場があるですか!? まともに取引が出来ない以上、普通に考えて工場を作る企業なんてほとんどないと思います。 少なくとも私は沖縄に工場を持っている企業は1つも知りません。 例えば新日鐵の工場が1つできるだけでバランスブレーカーとして立派に作用してしまう気がするのが恐いところです。 というかそもそも料金も大切ですが、そんなことよりまずは電力の安定供給が出来るかどうかが大切かと。 太陽光は雨の日であっても企業は関係なく動きますから、あまりにも運頼みすぎます。 屋根に付ける程度で済む訳は無いので、そもそも土地が足りないというマイナス面もあります。 どこか広大な砂漠に全面展開し、かつ整備の必要性が少ない物を開発すれば、中国やアフリカなどで役に立つかもしれませんが。 スマートグリッドは夢のような話ではありますが、電力の安定無しには、それが整備されている頃には日本は先進国で無くなってしまう気がします。
- 雪中庵(@psytex)
- ベストアンサー率21% (1064/5003)
#26の者です。 “何が何でも原発推進派”の方ではなく、公正な判断の方で、 安心しました。 既に明らかなように、問題は技術的な話ではなく、利益優先で いかに国民をだまして原発を稼動させようと画策する電力会社、 米国の言いなりに、アメリカ製 (今はライセンス生産) の原発を 日立や三菱に押し付けた政府、原発商売から抜けられなくなっ ているそれら御用大企業、政府の助成金で潤って原発に不利な 報告のできない御用学者や保安院、といった、監督する人が 誰もいない=推進すれば丸儲けの人達が上に立っている点です。 いかに国民から、原発に不都合な情報を隠し、“絶対大丈夫” の大合唱で、正しい情報を与えずに世論を誘導しようとする、 そうした人達が上にいる限り、原発を持たす事はできません。 福島第一の事故報告書を読んで、いかに国民に嘘をついて いるか、事実を隠しているかを知って、愕然としました。 地震直後の建屋内の放射能の霧、使用済み核燃料は処理の 見込みがなく溜め込むばかりである事実、その結果使用済み 核燃料を原子炉の直上のプールにしこたま溜め込んでいる事、 東電が建設する時に10mをこえる津波を警告した報告書と 6mのものと2つあったにも関わらず、6mのものに基づき 防波堤を設計した事、設計にあった予備の非常用電源の さらに予備を東電の経営陣が却下した経緯、何より、 「ベントが遅れて水素爆発した」という世間の理解とは逆で あるという事実。 世間に流布しているのは、「首相が官邸からいくら指示して もベントされないので自ら乗り込んで指示したが、ベント作業 に手間取って水素爆発に至った」という筋書きであるが、 報告書によると、「被災後喪失していた非常用電源が一旦 回復して炉内の圧力が下がったので、ベントを見合わせて いたのに、首相が乗り込んで来て無理やりベントさせた後、 水素爆発が起きた」という話で。 つまり、水素爆発の前にベントに成功して圧力は下がって いたのです。 そもそも水素ガスは、核反応で冷却水内に生じるもので、 格納容器が爆発した訳でない水素爆発は、外に放出した ガスによって起きた=ベントそのものが爆発の原因である 可能性が高いのです。 原発村の人々は、国民をバカにしている。信用できない。 そんな奴らにゆだねるには、リスクが深刻すぎる。 (今は、温泉源に依存しない、地熱を媒体で回収して発電 するバイナリー地熱発電が開発されています。日本中どこ でも設置できる。 もちろん、原発を売っている日立や三菱は、その可能性を 否定したいだろうが、アメリカ主導の原子力世界戦略に 組み込まれるより、地熱発電技術で世界をリードし、安全 で持続性のある技術を世界に輸出する方が、長期的には 日本にとってプラスです)
お礼
回答ありがとうございます。 発電方法はなんでもいいのですが、安定かつ質の高い電気をCO2を抑えて生み出せるということを求めているだけなので、正直発電方法そのものは何でもいいという考えです。 火山と地震は日本のお家芸なので、まだまだ実現には程遠いでしょうが、うまく利用する方法ができあがることに期待ですね。
- takechan5757
- ベストアンサー率17% (70/398)
>津波で錆びてるは納得ですが、第二も放射能漏れってそれはガセじゃないんですか? http://www.asahi.com/national/update/0608/TKY201106070757.html なんで、たまり水に放射能(放射性物質)があるのでしょうか? 漏れたとしか説明できません。
お礼
回答ありがとうございます。 その記事を見る限りですが、漏れた。が、きちんと対処した。と書かれていますよね。 フェイルセーフとは「壊れることを前提として壊れても問題ないようにする」という機能のことです。 なので、それはフェイルセーフが機能した好例と捉える事が出来ます。 ものが何であれ絶対に壊れないものを作ることは不可能ですからね。 もっとも、その記事が正しいかどうかは知りませんが。 ちなみにですが、「原発を壊れないように設計する」というのはおかしい考え方で「原発は壊れるかもしれないが、壊れても大丈夫なように設計する」といのが正しい対策法です。 壊れないと主張していた電力会社も、いい加減気付いたかとは思いますが。
- 雪中庵(@psytex)
- ベストアンサー率21% (1064/5003)
#23の者です。 >国全体が貧乏となり、餓死者が続出する >未来を選択するのは良いのでしょうか 残念ながら、原発はそれほど「未来」には持続しません。 今回爆発した福島第一4号炉の上、5階のプールには、 原子炉の中の3倍の使用済み核燃料が蓄積されてました。 もし、あの爆発で建屋が倒壊したり、プールの冷却水が 抜けたりしたら、格納容器に囲まれない状態で、何倍もの 核燃料がメルトダウンを起こし、東京も含めて居住不能に なり、東京を移転する場所などどこにもなく、即ち日本は “終了”だったのです。 もちろん爆発後、あわててダメージを受けた4号炉建屋の 構造を補強したけど、それで次に大きな地震が来た時に 大丈夫だという保証はない。 そのプール内の燃料を、安全な場所に移す計画はあるが、 建物全体を覆う構造体と走行クレーンを新設し、移設する まで数年かかるという話で。 ちなみに政府の新・再稼動基準は、「免震重要棟を建てる」 「非常用電源車のパーキングを設ける」「フィルター付き ベントを付ける」といった、フクシマの事故=津波に対する 対応だが、事故報告書を見ると、津波による非常用電源 喪失による水素爆発のはるか前、地震直後に原子炉 建屋内に白い霧がたち込め、高濃度放射能が検出されて 職員は避難している。 しかし、その原因は、その後の水素爆発で全て吹っ飛ん で分からなくなってしまったのだ。 だが、どう考えても配管の破断による原子炉内の高温・ 高圧の蒸気が漏れていた=原子炉の基本的構造の問題 としか考えられない(だが再稼動を急ぐ政府は無視)。 先の「新・再稼動基準」も、政府は「大飯原発は条件を 充たしているので再稼動OK」と言っているが、実際は それらの必要設備が備わって安全になった訳ではなく、 「2015年までに設置するから、今、再稼動してもOK」 と言っているのだ・・・・何かおかしいと思いませんか?
お礼
回答ありがとうございます。 しかし、終了しなかった。それが結果なのでは? そして、その過ちを基に、さらなる対策をするのが人間なのではないでしょうか。 知りませんでしたが、その話ならば大飯原発はおかしいですね。 電力会社のギャグ対策が明るみになった以上、「対策をせずに」動かすのは論外です。 しかし、「対策を行って」動かすのを否定するのはそれとは別問題です。 今回の事故は技術者の忠告や報告を完全無視したことから起こったもので、その無視レベルが特に顕著だった福島第一で事故が起こったのですし。 私の研究分野では事故対策(のための予算)を希望する技術者とその声を無視する電力会社の構図は有名でしたし、ニュースなどを見る限りではそう読み取れます。 原発反対と原発賛成でくくるからややこしいのであって、即廃棄派、期限までに廃止派、即再稼働派、対策後再稼働派、代替発電が出来るまでという条件付き即再稼働派、代替が出来るまでという条件付き対策後再稼働派と、きちんと分ければややこしくなくなるのかなー、とか思いました。 名前はややこしいですがw
- v008
- ベストアンサー率27% (306/1103)
条件付容認という考えをとってきた原子力発電に関してですが 原子力発電の問題についてはとめるかとめないかという問題ではなかったはずなんですが 本当のことが周知されることでこれほどの影響があるという 事の大きさに驚くばかりです。 原子力発電の最大の問題は本来ごみ問題だと考えております 廃炉費用と核廃棄物処理場の問題がまったく解決していない。 つまり 原子力発電所を止めようが動かそうが地球環境を汚染し続ける最悪の便所の無いマンションである つまり止まるも地獄 原子力発電所には 使用積み燃料棒の眠っているプールがあり 冷却しなければならないことはこれまでとまったく代わりが無い。 しかし 福一だけで日本中がこれほどの被害を被っている事実 健康の影響は顕在化するのは3年後からということ 東京湾の海底の汚染の蓄積についても3年から5年で深刻化する危険など考えるともう一回 または2回こういった放射能の飛散源を抱えて日本がやっていけるのか? これも現実的ではない。つまり動かそうというのは 事故も被害も何も現実を受け止めていない国と政府の地方(東電)丸投げから起こっている現象にしか過ぎない。 脱原発といっているのだから そのごみと雇用 関連企業の 期待権を踏まえた事業救済の道筋などは示してしかるべきでしょう。 まあ 巨額の現金の交付で他の自立した生活を崩壊させてしまったので 手を引いたら焼け野原。という状態で何を議論しても平行線なんでしょうけど
お礼
回答ありがとうございます。 原発事故の前から廃棄物の問題は叫ばれていましたからね。 健康被害についてはまだわかっていない部分が多いので、なんとも言えませんが。 ともかく、原発を動かした際のリスクは知っているのに、原発を止めた時のリスクを把握していない人が多いのは問題な気がしますね。
- noe03
- ベストアンサー率40% (158/391)
火力発電に頼り過ぎるのは非常に危険な考えです。 原発は稼動させるべきです。 企業の製造ラインにおいて、一旦電気を通すと、 停電によって数千万から億単位の損害を被る設備もある訳です。 関東の企業では生産がストップし、西日本の大手メーカでも、 部品が生産出来ないために大幅な減益になった企業もありました。 決算書にはそのような事は書いていませんでしたがね。 30年後の未来より、リスクを考慮し対策するのがベターでしょう。 原発が危険だというのなら、年寄りが車を運転する方がもっと危険だと思いませんか? 比較的安全なものは稼動させるべきではないかと思うのです。 現在の状況が続くと、 企業の生産は海外へ流出し、人材も流出する。 ただ、結果としては、日本の人口密度は低くなり、 食うのには困らないような気がします。 いずれにしても景気後退で、国内の消費は下降しますよ。 上向く要素はあまり無いので、いずれにしても電力以外の要因で、 貧困に成るのは間違いないと考えられます。
お礼
回答ありがとうございます。 そういうメーカーの苦労をわかっていない人が多数いるので、なんだかなぁという風に思いますよね。 食料自給率を考えると、人口流出で支えられる程度で収まるかは微妙な気がします。 というか、素直に海外に行く人がどれだけいるか……いや、私ならば渋々行きますから、皆さんそんな感じですかね。 でも、海外勤務はしたくないです。
- 雪中庵(@psytex)
- ベストアンサー率21% (1064/5003)
どのような「技術的改良」も、利益追求の前には 空洞化される、という証明がフクシマ第一です。 お金を掛ければ・・・ていう話は通じない相手です。 この狭い国土を、何十年にもわたって使えない ようにするようなリスクを生む「便利なもの」は、 あってはならない(道を誤らせる元だ)。
お礼
回答ありがとうございます。 どのようなどのような「技術的改良」も、利益追求の前には空洞化される、というのは誤りです。 同じ過ちを繰り返さないように技術を改良してきたのが人間です。 その証明は様々な製品によってなされています。 国全体が貧乏となり、餓死者が続出する未来を選択するのは良いのでしょうか。 私にはその未来から目をそむけているだけに見えます。
お礼
回答ありがとうございます。 円高で価格高騰を相殺は気付きませんでした。 そんなの日本だけなのに、まるで世界の共通事項でCO2問題<原発問題が当たり前のような風潮もおかしな話ですよね。 それでも、お金があるうちはなんとかなるのでしょうが、そのせいで世の中が気付くのが遅れて、気付いたら完全に手遅れってこともありそうで怖いです。 日本を支えてるのは製造業。 どれだけの人がそれを理解していて、工場を止めようとしているのか……心配です。
補足
2~3年先だけではなく、未来を見てという質問でしたので、BAは#21のmstk2さんと迷いましたが、より食わ言い未来像を書いて下さったmekuriyaさんを選ばせて頂きました。 他の方も、たくさんの回答をありがとうございました。