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日本語の数字について

こんばんは。 日本語で数字を数える際に「れい、いち、に、さん・・・」というものと「ひとつ、ふたつ、みっつ・・・」というものがありますが、「なな」と「ななつ」以外には接点がありません。 人数を数える際にも「ひとり、ふたり」までは「ひとつ、ふたつ」と接点がありますが、「さんにん」からは「さん」になります。 カレンダーの2日以降10日までは「ふたつ/ふつか」「みっつ/みっか」などと接点がありますが、11日以降からは「じゅういちにち」になります。 でも14日は「じゅうよっか」になります。 このあたり、なにか法則があるように思うのですが、いったいどのようなものなのでしょうか。 ご存じのかたがいらっしゃいましたら、教えてください。

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  • mo6644
  • ベストアンサー率56% (68/121)
回答No.5

規則らしいものとして、和語(訓読みの言葉で原日本語)にはひとつ、ふたつ、の数詞が使われ、漢語(音読みの言葉で中国からの借用語)にはいち、に、さん、の数詞が使われることが多い。しかし漢語の数詞は、「十・三」(13)、「百・五」(105)、のように単純かつ体系的であり、ほとんどすべての助数詞に共通的に使えるので、和語の数詞は次第に使われなくなったと考えられる。たとえば、1個、2個、3個(いっこ、にこ、さんこ)、1日、2日、3日(いちにち、ににち、さんにち)。 現代日本語でひとつ、ふたつのような和語の数詞が使われるのは1から10までである。そして日常的に使われるのは、2個(ふたつ)、2度(ふたたび)、2日(ふつか)、2歳(ふたつ)、2色(ふたいろ)、2口(ふたくち)などの助数詞に限られる。 それ以上の数は20歳、20日を除いて現在ではほとんど使われない。 20歳(はたち)、30歳(みそぢ)、40歳(よそぢ)、50歳(いそぢ)60歳(むそぢ) 20日(はつか)、30日(みそか) 一年(ひととせ)、二年(ふたとせ)、百年(ももとせ)、千年(ちとせ) なお1日(ひとひ)には、1日(いちにち)、1日(月立ち→ついたち)が使われる。 それでも、1から2、3くらいまでは単語としてまだ多くのこっている。 一人(ひとり)、一味(ひとあじ)、一足(ひとあし)、一汗(ひとあせ)、一言(ひとこと)、一掴(ひとつかみ)など 漢語でもイチ、ニ、サンが使われないものも例外的にある。 一安心(ひとあんしん)、一工夫(ひとくふう)、一苦労(ひとくろう)、一仕事(ひとしごと)、一文字(ひともじ)など なお、4と7に対して、4は「シ=死」と同じ発音で避けるため、また7は「シチ」と発音しにくいため、「ヨン、ヨ」、「ナナ」が使われることが多い。4、14は(よん、じゅうよん)、7、17は(なな、じゅうなな)など。 規則らしいものを整理すると以上のようになります。例外も多いので参考にしてください。

Rozsy
質問者

お礼

こんばんは。 お礼をしておりませんでしたことに気が付かず、失礼いたしました。 日本語の文法にはほとんど例外がないのに、こと数詞に関しては本当に難しいですね。 どうもありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • marisuka
  • ベストアンサー率38% (657/1685)
回答No.4

ひと…ひとつ、ひとり、ひとひ(一日) ふた…ふたつ、ふたり、ふつか、ふたたび み …みっつ、みたり、みっか、みたび(三度)、みかづき(三日月) よ …よっつ、よっか、よたり(よったり=四人)、 い …いつつ、いつか、いそろく(五十六) む …むっつ、むいか な …ななつ、なのか、ななえ(七重) や …やっつ、やうか→ようか、やえ(八重) ここ…ここのつ、ここのか、ここのえ(九重) と …とお、とおか、とえ(十重) というわけで、このグループは日本に昔からある言葉=和語です。 に対して、イチ、ニ、サン、シ、ゴ、ロク、シチ、ハチ、ク、ジュウ は漢字の音読み、漢語です。 これらのうち、よく使われるもの、使いやすいもの、紛らわしくないものが生き残ってきた、と考えるのが自然でしょう。 たとえば「みたり」は、三人か、見たり、か。 「よったり」は四人か、寄ったり、か。 「いつか」は五日か、何時か、か。こういうのが紛らわしいので。 そして10以上の数は、「とおあまりふたつ」「はつかあまりみっか」などと言っていたようですが、言い方として長いので、ジュウニ、ニジュウサン、などがよく使われるようになったのでしょう。ニジュウヨンニチ よりも ニジュウヨッカ のほうが短いです。 法則としてまとめるなら、短い方、でしょうか。

Rozsy
質問者

お礼

こんばんは。 お礼をしたと思い違いをしており、遅くなって失礼しました。 ご回答をありがとうございます。 短いほうが法則・・・なるほど、そのようでもあるのですね。 なかなか難しいです。

回答No.3

数を数えるだけでも漢語と和語が入り乱れて、 数の表記にはひらがな、カタカナ、漢字、アラビア数字が雑居し、 しかも物を数える語がひたすらややこしいのが、日本語です。 月の始まりはついたち、ふたえまぶた、みかづき、よつあし、 親のななひかり、おやつの時間は3時です。 兎は一羽、鏡は一面、箪笥は一棹(ひとさお)。 七転び八起き、七転八倒。 先人が節操なく言葉を作ってきたせいなのかどうかわかりませんが、 快刀乱麻を断つ如くな回答を、私も期待しております。 降臨あれかし。  ひとつのリンゴ、一個のリンゴ。二つのリンゴ、二個のリンゴ。  ・・・1リンゴ2リンゴ3リンゴと数えたくなる外国人の気持ちがよくわかりますな。

Rozsy
質問者

お礼

ご回答をありがとうございます。 日本語の文法は英語に比べて例外とされるものが非常に少なくきちんと構成されているのに、 こと数字に関しては非常に厄介ですよね。

回答No.2

 古語としては残っている語もありますが、現代語の「ヨン」「ゴ」「ロク」が主流になってきて、質問のような言い方が廃れてしまったのでしょう。  時刻の表現で「ヒトツ」「フタツ」に続き、「ミツ」「ヨツ」「イツツ」…という言葉があります。小さい「っ」を除くと古語らしくなるようです。逆に言えば、現代語は小さい「っ」を割り込ませることで変化をしていったのでしょう。これ以降は「ムツ」「ナナツ」「ヤツ」「ココノツ」となります。「ココ」という言葉は「九重」という言葉に辛うじて残っていますが、それ以外では廃れてしまいました。  

Rozsy
質問者

お礼

ご回答どうもありがとうございます。

回答No.1

  いち、に、さん、し、ご、ろく、【しち】です 日本語は難しいです 3本・・さんぼん 3日・・みっか 3月・・みつき 3件・・さんけん 3軒・・さんげん 3間・・みま 3品・・さんぴん 3番・・さんばん 3番・・さんばん 3班・・さんぱん 3版・・さんはん 国語学者の登場を待ちましょう    

Rozsy
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 はい、おっしゃる通り本当に難しいです。 でもただ難しいだけではなく、じつはきちんとした法則のようなものがあって それを理解すれば案外あっさり理解できてしまったりするのでは、と期待しています。

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