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「防犯対策」と言う言葉は正しいですか?

「防犯対策」と言う言葉は正しいですか? 「防犯」の時点で、対策の意味になってると思うのですが。

質問者が選んだベストアンサー

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  • boko10cho
  • ベストアンサー率55% (64/116)
回答No.7

「○○対策」は、「○○に“対抗する”策」ではなく、「○○(の問題)に“対(こた)える”策」という意味です。 まあ、Wikipediaにも、省エネルギー対策は省エネルギーをさせない策だから誤用だ、などという説が、 出所不明ながら書かれているので、ある程度は仕方のないことなのかもしれませんが。 ちなみに、省エネルギー対策は、「省エネルギーの問題(=省エネルギーを実行し、効果あるものに しなければならないという問題)に対応するための方策」で、誤用ではありません。 防犯、省エネルギー、節電、安全等々、そうある、またはそうするべき事柄にも、それを実行し、 効果あるものにするためには、クリアしなければならない問題があります。 そういう「問題」も含めて、問題に“対える”方策が、対策です。 また、防犯対策の意味は、「“犯罪防止をどのように実行し、いかに効果あるものにするかという問題”を 解決するための方策」ですから、防犯の手段ということです。 一方、防犯は、目的なり目標なりですから、手段とは別物です。

ikiolki098
質問者

お礼

ありがとうございました。大変参考になりました。

その他の回答 (6)

回答No.6

正しくない。 対策は「○○に対する策」なのだから、○○は悪いこと(策を要するもの)が入るべき。 ほかの○○対策にひかれて、言っているだけ。 「被害をこうむる」や「犯行をおかす」と同じ。 「~のための」を補うという既出の意見もあるが、これは「対」の意味するところなので、重複している。 ・・・が、犯罪者にとっては別の意味になるかも知れないが、意味するところはわかるよね? 自分が使わなければいいだけ、と思えるが、いかが?

ikiolki098
質問者

お礼

>対策は「○○に対する策」なのだから、 ○○は悪いこと(策を要するもの)が入るべき。 そうなんですよ。私もそう思い質問してみました。ありがとうございました。

  • phobos
  • ベストアンサー率49% (515/1032)
回答No.5

目からウロコの面白いご質問ですね。 > 「防犯対策」と言う言葉は正しいですか? 正しいと思います。 一般には「防犯(のための)対策」を略している言葉なのでしょうが、 字義通りに解釈すると「防犯措置に対する方策」ということになり、例えば泥棒が監視カメラや警報器を無効化しようと手段を練ること……などの意味にも取れますが、それはそれでやはり日本語としては正しいかと思います。

ikiolki098
質問者

お礼

正しいのですね。ありがとうございました。

noname#194996
noname#194996
回答No.4

1)防犯 と 2)防犯対策 はまったく同じ意味なのかどうか、 「防犯」一語で「防犯対策」の意味をもつのかどうかということでしょうか。 警察が各家庭に連絡することがあります。 「各戸で防犯にご注意ください」 戸締りなどをしっかりやってくださいということだと思います。 防犯とは犯罪を未然に防ぐことと考えられます。 これを「各戸で防犯対策にご注意ください」と同等といえるかどうか。 戸締りをしっかりやることなどは防犯対策のひとつだと考えられます。 そういった防犯対策に注目せよ、ということで、ひいては個々の防犯対策をしっかり実施せよということと解釈されます。つまり、1)、と2)はほぼ同等の意味に取れます。 ただ、1)と2)が必ずしも同様に使われない場合もあるはずです。 「防犯」は犯罪を防ぐ意味ですが、必ずしも「対策」の意味を含むとはいえません。 犯罪が未然に防げれば立派な防犯なのです。 貴方がこそどろを一人捕えたとします。「防犯」に、警察活動に協力したということで表彰されます。 この「防犯活動」は正確には防犯対策ではありません。要は一人の犯罪者を社会から抽出したということですが、必ずしも犯罪を未然に防いだということではありません。 防犯対策とは、犯罪が未来において減少していくためになされる様々な行動なのです。

ikiolki098
質問者

お礼

ありがとうございました。大変参考になりました。

  • key00001
  • ベストアンサー率34% (2878/8340)
回答No.3

問題無いと思います。 防犯:犯罪を防ぐこと 対策:相手の態度や事件の状況に対応するための方法・手段 防犯+対策:相手の犯罪を防ぐ対応するための方法・手段 「防犯の予防対策」とかだと変ですが。

ikiolki098
質問者

お礼

おかしくはないのですね。ありがとうございました。

  • 1311tobi
  • ベストアンサー率49% (84/169)
回答No.2

「防犯対策」と言う言葉は正しいか。  厳密に考えると、質問者の考え方のとおりでしょう。 「防犯策」「犯罪対策」あたりが妥当なのかもしれません。  ただ、「防犯対策」も一般に使われているので、「間違い」とまでは言えないような……。  詳しくは下記をご参照ください。 突然ですが問題です【日本語編46】──防寒対策 節電対策 復興対策【解答?編】 http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1974.html  以下は一部の抜粋(重言)。 ================================ 【問題】  次の1)~6)のなかで、言葉の使い方が不自然なものをあげ、その理由を簡単に書きなさい。 1)節電対策 2)防寒対策 3)受験対策 4)税金対策 5)復興対策 6)復興対策本部  ヒントになりそうなサイトは下記あたりか。 【「節電対策」という言葉に違和感を覚えます。】 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1062025790 【"防寒対策"って...】 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1253286552 ================================ 【解答?例】  1)2)   やや不自然。最近問題視されている表現だが、けっこう目にする。  3)4)  フツーに使われている言葉。さすがにこれは問題がないだろう。  5)6)  そこはかとなく異和感がある。  最近、誤用の指摘を目にするようになった言葉に「節電対策」というのがある。 「誤用」とまでは言えない気がするが、異和感があるのはたしか。  フツーに考えるなら、「節電(のための)策」が自然。  そもそも電力不足のための対策が「節電」だから……と考えると「節電対策」は奇異な印象になる。  少しひねって考えると、OKかもしれない。たとえば、「節電対策に保冷剤をタオルで包んで首に巻く」はアリかもしれない。  節電目的でエアコンを使わない状態を考えてほしい。これは「節電(のための)策」。暑さをしのぐために、保冷剤を活用する。これは「節電」のためのエアコン不使用への対策と言える。つまり「節電対策」(笑)。  ……閑話休題(「ムダ話はやめて」とでも読んでください)。  まずムダと思いつつ辞書をひく。 ■Web辞書(『大辞泉』から) http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E5%AF%BE%E7%AD%96&stype=0&dtype=0 ================================ たい‐さく【対策】 1 相手の態度や事件の状況に対応するための方法・手段。「人手不足の―を立てる」「―を練る」「税金―」 2 律令制で、官吏登用試験の一。文章(もんじょう)博士が問題を出して文章得業生(とくごうしょう)に答えさせるもの。また、その答案。 ================================  ほら、ヤッパリムダだ。  ……閑話休題。(←オイ!)  方針をかえて、「節電」と同様の言葉を探す。 【節○】 節電←電力不足対策 節水←水不足対策 節税←税金対策 節煙←??対策 【防○】 防寒←寒さ対策 防犯←犯罪対策 防虫←害虫対策 防災←災害対策 防水←水濡れ?対策 【除○】 除菌←菌対策 除湿←湿気対策 除雪←雪対策 除草←雑草対策 除霊←霊対策 【省○】 省エネ←エネルギー不足?対策 省力←??対策    なんとなくだけど、言葉の成り立ちがわかる気がする。なかにはなんの対策なのかわからないものもあるが、おおむね何かの対策のために「節約したり」「防いだり」「除いたり」「省いたり」している。それに改めて「対策」をつけるから、なんかヘンな感じになる。「策」とか「方法」ならおかしくない。  つまり、「節電」のような言葉は、「節電(のための)策」とは言えても、「節電対策」だと、なんかヘンな感じになる。この並びだと「節税←税金対策」がちょっと異質な気がするが、よくわからないのでスルーする。  ここで考えなければならないのは、「○○対策」の「○○」に入る言葉の性質。  どうも、「よろしくないもの」「難儀なもの」が入る傾向がありそうだ。  ↑に並べたものは、ほぼそうなっているはず。 「益虫」だって「防虫」の対象だろう、とか屁理屈は言わないように。 「節電」のような形にならないものもある。 「五月病」「疫病」などの病気関係の対策は「○病」にはなりにくい気がする。「食中毒」も含めて、ちょっとイレギュラーだけど病気関係はみんな「予防」にしようか。「難儀なもの」の代表格は「受験対策」かな。  たとえば、ジャニーズ事務所だと「写真週刊誌対策」とか考えているだろう。「ストーカー対策」も考えているだろう。「ファン対策」も考えているだろうな。この場合、「ファン」をどういうものととらえているのか問いつめたい。  世間にはもっと微妙な「対策」の対象もある。 「復興対策」ってどうなんだろう。 「災害対策」(これは「防災」と考えるのは乱暴かな)ならわかる。でも「復興対策」って、「復興」をどういうものととらえているんだろう。まあ、「よろしくないもの」ではないけど、「難儀なもの」なんだろうな。 「受験(のための)策」「復興(のための)策」あたりならアリって気もする。なぜ「ファン策」だと珍妙なのかは不明。  これが「復興対策本部」になると、もっと微妙な気がする。これは言葉の構造として「復興対策」+「本部」ではなく、「復興」+「対策本部」だと思う。  刑事ドラマなんかで見るよね。「○○殺人事件対策本部」とか(『踊る大捜査線』で、こういうのを戒名とか言っていたような)。なんにでも「対策本部」をつけている気がする。こういう場合の「対策本部」ってどういうニュアンスなんだろう。だって事件への「対策」ってなんかヘンだよ。それは「捜査」でしょ。「連続殺人事件」なら、次の犯行を防ぐための「対策」ってことなら許してやってもいいけど。

ikiolki098
質問者

お礼

節電対策も確かに同じく違和感を感じます。 詳しいご説明ありがとうございます。

回答No.1

正しいと思います。 「防犯」は「対策」の種類、分野を説明するのではないでしょうか。例えば「対策」の前には「防災」「受験」「少子化」などいろいろ入ると思います。しかし、良く考えると、そうなるようにする対策と、そうならないようにする対策に分類できそうですね。

ikiolki098
質問者

お礼

有難うございました。

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